OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

出世しそうにない若者

2008-07-06 18:07:10 | Weblog
悪い子じゃないんだけど「こりゃ、出世しそうにねえなぁ~」と思う若者がいる。知っている人の中に数人いる。共通点は「気が付かない」「気が回らない」ってことだったりする。

言いつけられた仕事は頑張ってしているようだから、マイナスポイントは付かない。人柄も悪くないから、上司や同僚、取引先にも嫌われることはないだろう。けれど、職業人としてのプラスポイントがない。そして、仕事で付き合っていると、時々「がっかり」って気分にもなったりする。だからきっと、取り立てられることもないだろう・・・そう思うのだ。

こういう人たちは、どうすればいいのかな。出世はしなくても、ナントナクやっていけるだろうから、それでいいのかな。のんびりした社風の会社なら、うん、特に問題なくやっていけるだろう・・・なら、うん、それでいいか。

あるいは、厳しい組織に入って揉まれれば、一皮むけてバリバリ社員になれるんだろうか。そうした方がいいんだろうか。ん~・・・。

あるいは逆に、営業だとか客商売の最前線だとか、気遣いが必須の職種じゃないところに、自分の居場所を探すべきなんだろうか。

でもね・・・個人の付き合いでも、こういうタイプの人は、尊敬はできないんだよねぇ。決して嫌いじゃないし、懐かれればお世話もするし、差し障りなくお付き合いはできるけど・・・尊敬し合える関係にはなりづらい気がするんだよね。

なんてことを考えていて、ふと、ここ最近の仕事で出会った何人かのカメラマンさんのことも考えた。いろんな人がいた。撮りが早い人、遅い人。丁寧な人、大雑把な人。さっき話したような気遣いができる人、まったく出来ない人。仕事に情熱を持っている人、クールな人。一日中、二人っきりで過ごすことになることが多かったカメラマンさんには、いろんなことを感じた。でも、その時、現場でわたしが感じたものと、彼らの写真とが、どんな風に繋がるのかなと・・・実は、今、それを一番楽しみにしている。データでは、彼らの撮った写真は、もう見ているのだけど、紙に載ったものじゃないと判断つかないから、正式に印刷から上がってくるのが、とっても楽しみだ。素敵な人だと思ったカメラマンさんの写真が素敵だといいんだけど・・・さぁ~、どうかなぁ(爆)。