OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

入院、無理強いすべきかせざるべきか

2008-05-25 23:11:02 | Weblog
明日は、午前中は淡路島で、午後は京都にいる予定です。なんてスケジュールの組み方でしょう。でも、こればっかりは仕方ないです。それに、運転は嫌いじゃないので、きっと楽しめるに違いないと信じています←自己暗示(笑)。

ところで・・・尊厳死というほど差し迫ったギリギリの選択ではなく、入院するとか検査漬けになるとか、そういうことに関しても、自分で選ぶということを尊重したいと、わたしは思うのですよ・・・って、父のことなんですけどね(^^;。

先日、父は病院でお医者さんや看護師さんと、かなり激しい喧嘩して帰ってきたらしいです。ここのところずっと検査が続いていて、その度に何度も入院しろといわれることにキレたようです。超内弁慶の父が、外で医師や看護師といった人に対して怒鳴るなんてこと、正直、わたしには信じられないですけど・・・それほど、入院が嫌だったようです。

それで、周りの人は無理やりにでも入院させたらどうかというようなことを仰るのですが、わたしは、父がそんなに嫌なら、それはそれでいいのではないかと思っています。もちろん、あの手この手で説得はしてみましたが、それでも嫌だと言い張りますから、それなら入院しなくていいよと、そう言いました。

わたしのこの判断は、娘として薄情なのかもしれないですが・・・わたしが父の立場なら、自分の選択を尊重して欲しいので、わたしも父の気持ちを尊重しようと思ったのです。

けど・・・どうして、そんなに入院が嫌なのか・・・わたしには、父の気持ちが全く理解できません。たぶん、恐怖心からだと思うのですが・・・その恐怖は、死を連想しての恐怖なのでしょうか、入院そのものに対する恐怖なのでしょうか・・・ふむ。理屈で説得しても、感情が拒否していますから、まったく受け付けてくれません。

でも、繰り返しになりますが・・・そんなに嫌だと思うなら、無理に入院する必要も、検査を続ける必要もないんじゃないかと、わたしは思っています。はっきりと病名が分かっていて、早急に治療が必要だというのなら、そんな悠長なことも言っていられないのかもしれませんが、82歳になった父が、嫌な入院をして、結果の出ない検査を続けたくないというのなら、それはそれでいいのではないかと・・・。こんなことを言っていると、後で後悔することになるのかなという思いが、頭を過ぎらぬことはないのですが・・・人は、長生きすればいいというものではなく、出来る限り心地よく楽しく生きることの方が大切な気がします。父にとって、家にいることが幸せなら、それでいいじゃないかと・・・わたしは、そう思います。