誰？

今日、名刺入れを買いました。家に帰ってからよく見たら、菊池武夫ブランドでした。なんだか、洋服も含めて、ながらくデザイナー名が分かる品を買っていなかったなぁ～(^^;。基本、あまり買い物好きではないのですが、それでも新しいものを手にすると、何気に心が浮き立ちますね(^^)。

ところで・・・その名刺入れに入れる名刺の話なのですが・・・もともと名刺というものが嫌いでした。何故かなぁ～・・・自分でも、理由が分からないんですが、持ちたくないという気持ちが強かったです。でも、仕事を始めると、そうも言っていられなくて・・・仕方なく名刺を作りました。

でも、仕事に関して、新しもの好きのワタシは、次々と新しい仕事に手を出し、しかも前の仕事もなかなか捨てきれないものだから、名刺にどんどん肩書きやらアドレスが増えて、最期には詳しく説明しないと何が何だかわけがわからない名刺になってしまいました。それで、あいびーの名刺と、本来の仕事とは全く関係ないところでやっている書く系の仕事の名刺だけは、別個のものを用意することにしました。

で、あいびーの名刺には仰々しく理事長と書き込み、書く系の名刺にはライターとだけ書き込みました。あいびーの場合、名刺を差し出すときには、名前より何より、この肩書きが必要なことが多いので・・・。その分、書く系の方は、名前と連絡先だけにしようかなと思ったのですが、名刺を渡した相手の人が「こいつが誰なのか」後で見て分かるようにしているほうが便利かなと。それが名刺を渡す目的、だからそれが名刺の役割かなと。

となると、やっぱり、「誰」っていうことの一番大きな要素は、肩書きなんだなと思います。何をしてくれる人なのか、どんな地位にある人なのか、それこそが必要な事柄で、個人にまで興味をもつことって、なかなかないんだと思います。っていうか、肩書きを超えた個人には興味をもたないという暗黙の了解のようなものがあるのかなとさえ思います。ただ、中身と肩書きが、まったく釣り合っていないようなことも、往々にしてあるんですけどね(^^;。