「猫の森には帰れない~♪、ここで、良い人見つけたから~♪」
谷山浩子のヒットソング、「猫の森へは帰れない」の歌詞が頭の中をグルグル回っていた。歌詞の内容と、表題の本の内容は猫以外は、まるで被らない。なのに、なぜにしてか、思い出されて仕方ない。多分、谷山浩子の軽やかな歌い方が、著者マキャフリーの洒脱な文章とシンクロしたのだと思う。
ただ、困ったことに冒頭のフレーズだけしか思い出せない。
同じ歌詞がグルグル、頭の中をリフレインするのは、いささか収拾に困る事態でもある。まあ、困っても実害はないので、そのまま放置して、本を読むことに専念してた。
実に軽妙なファンタジーだと思う。猫が二本足で立つこともなく、もちろん人間の言葉を話すこともない。猫は猫のままなのだが、それでいて必要不可欠な重要人物(いや、猫物)なのだ。
魔法もドラゴンも出てこないが、この猫一匹がかもし出す不思議な雰囲気のせいで、そこはかとなくファイタジーの香りが漂うから面白い。
どちらかといえば、ワンコ党の私ですが、こんな賢く可愛い猫ならいいかも。あっという間に読みきれる本なので、もし見かけましたら、気軽な気持ちでご一読下さい。
谷山浩子のヒットソング、「猫の森へは帰れない」の歌詞が頭の中をグルグル回っていた。歌詞の内容と、表題の本の内容は猫以外は、まるで被らない。なのに、なぜにしてか、思い出されて仕方ない。多分、谷山浩子の軽やかな歌い方が、著者マキャフリーの洒脱な文章とシンクロしたのだと思う。
ただ、困ったことに冒頭のフレーズだけしか思い出せない。
同じ歌詞がグルグル、頭の中をリフレインするのは、いささか収拾に困る事態でもある。まあ、困っても実害はないので、そのまま放置して、本を読むことに専念してた。
実に軽妙なファンタジーだと思う。猫が二本足で立つこともなく、もちろん人間の言葉を話すこともない。猫は猫のままなのだが、それでいて必要不可欠な重要人物(いや、猫物)なのだ。
魔法もドラゴンも出てこないが、この猫一匹がかもし出す不思議な雰囲気のせいで、そこはかとなくファイタジーの香りが漂うから面白い。
どちらかといえば、ワンコ党の私ですが、こんな賢く可愛い猫ならいいかも。あっという間に読みきれる本なので、もし見かけましたら、気軽な気持ちでご一読下さい。