金沢総合車両所・松任本所の工場の留置線に留置されている419系を見てきました。
春のダイヤ改正で北陸線に521系が大量に新製配置されたために、車両が老朽化していたため余剰となり、全車両運用から離脱しました。
寝台特急の車両581系・583系を改造して作られた「急場凌ぎ」のはずだったのですが、結局は長期にわたって使用されました。
“顔つき”がひょうきんで「食パン型」とまで言われた車両もありますが、私はやっぱり昔の特急車両の面影が残る「月光型」が好きでしたね。
松任に3編成揃って留置されていました。普段は絶対に見ることが出来なかった貴重なシーンが、運用離脱となって留置されている時に見るなんて、虚しいものがありますね。
JRの運転士によると、車両が重いためブレーキの利きが悪い“運転士泣かせ”の車両だったそうです。
廃車をまぬがれJR東日本に無償譲渡して震災後の東北地方で活躍する・・・という噂もありましたが、こうやって留置されているのを見ると「やっぱり噂」だったみたいですね。
419系には長い間お疲れ様・・・といいたいですね。