時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

きものなかむら「東京日和」~お嫁に欲しかった帯たち

2009-06-05 19:49:19 | キモノ
きものなかむらさんの「東京日和」初日。
オープンに10分遅れで到着。
生憎の雨にもかかわらず、会場はすでに熱気!熱気!
ものすごい勢いで皆様掘り堀りしてはりました。

出遅れたかと思ったけれど、お宝は豊富。
掘ると出てくる、好みの帯たち。
一番はじめに惹きつけられたのが右側の子。
画像だともしかしたらただの地味目ちゃんに見えるかもしれないけれど、実物はすごく良かった。
でも・・・桁が違った。は~~~~~~
買えない金額じゃない。
ダンナに「向こう3年、ううん5年何にも買わないから!どうしても欲しいねんっ」とか言っておねだりしたら、もしかしたらもしかするかも(希望的観測)。
「それは困るワ」とナカムラさんが笑う。
はい。
ワタシもそんな長い間お買い物をガマンするなんて無理です絶対。

そして左側のアザミ帯。
ろうけつ染めの絽。
なんでこんな素敵な子が最初に誰かにキープされなかったんだろう?
お値段もお手頃。状態◎。
しかし、ワタシこんな夏帯持ってたよね確か。
紫と青の。アザミだったような。
(勘違い。岡本太郎の絵っぽい「太郎撫子」でした↓コレ)

もう1本、これまた「どうしてこの子が最初に誰かに拾われなかったのか?ラッキー♪」な子がいる。
迷いに迷った挙句、やっと鏡の前が空いたので実際に体にあててみてみる。

あかん。
アザミちゃんはダメだ!
たまたま今日のコーデがもう一人の子に合う色というだけではないような。
何がどうというのではない。
年甲斐もないほど派手という訳でもないと思うが、
「コレはワタシが着るべきモノではない」
この一言に尽きた。

ひさしぶりにお目にかかった謎のマダムも
「そっちのほうが合ってるワ」
と淡い色合いの方の子を指差す。
第三者の意見は本当にありがたい。ついていきます師匠。
きっぱりアザミちゃんはあきらめる。
大正解。もう一人のほうがやっぱり手持ちの夏キモノ達にピッタリだった。
アザミちゃん、誰かにもうお嫁にもらわれていったかなー

続きは次の日記にて。






明日は東京日和~ふにゃふにゃ夏小物

2009-06-04 18:30:27 | キモノ
今日2つめの日記。

明日は「きものなかむら」さんの「東京日和」。
目の保養をかねて是非行きたいと思っているが、残念ながら雨の予報。
雨だったら何を着たらいいのか。うーむ。
しかもダンナは家にいるらしい。うーむうーむ。行けるのかなぁワタシ。


今日はお馴染みギンガム単衣。
紺に近い青色地に銀色水玉刺繍の夏帯。
この帯は現代物なのでワタシには長い。
そしてビミョーに締めにくい。
形は作りやすいのだが、変なシワが出てしまう。
今日も前帯にも後ろのタレにも・・・
ゆえに、色デザインともに使いやすい帯にもかかわらず、出番少ない。なんとかモノにしたいものだ。

帯留は蓮の葉(?)の上にカエルちゃん。
前に使ったカタツムリのほうが色・形ともに使いやすい。
コレはなかなかきつい緑だし、お遊び感覚が強くなってしまうような。
水玉を水紋にみたてて、池のカエルコーデ。
ガラスの根付(撮影時のみ右側につける)。
帯揚は玉子色の絽。
絽の帯揚はどうもフニャフニャとしてキレイに処理できない。縮緬ぐらいの厚みがあるとシュッと伸ばしながら差込みやすいのに。
絽の帯揚と薄着になってクッキリ明らかに見えるようになった背肉。
この2つにため息つくのが毎年初夏の恒例になってきた。

今日は半襟までふにゃふにゃ。
母からもらった絽半襟。
玉子色?生成り?白より優しい色合いが気にいっているのに。
「正絹はやっぱり柔らかいなー」とうれしかったのに。ガックリ。
足元はひさしぶりのミナペルホネンの下駄です。







梅しごと続き

2009-06-04 17:40:22 | ハンドメイド
昨日も梅しごと。

まずは梅ジャム作り。
一昨日から水に浸してアルコール分を抜いていた梅(昨年の梅酒より取り出す)。
ほうろうのお鍋に入れて弱火でゆでる。
ムスメにも食べてほしいから、念を入れて水をかえて2度ゆで。

うちのほうろう鍋はそれほど大きくない。
就職して独り暮らしを始めたときに買ったモノだから。
3つの鍋で時間差でゆで、順番に裏ごし。
1キロ分だから少々手間どる。
取り出した種を口にふくむ。
ふむ。
これだけでもなかなか美味しい。
そのまま捨てるのはもったいない気がして、全部の種をしゃぶった。
・・・なんだか頬がポカポカするような(軽く酔っ払い?)。
裏ごしした梅とお砂糖と水を煮詰めて、レモン汁を入れて完成!


次は苺シロップ。これも初めて作る。
苺と氷砂糖を入れて、何日か待つだけ。ワクワク♪
主にムスメ用として。どうだろうなー

最後は梅酢ドリンク(梅サワー)。梅500g分。
帰宅したムスメと一緒に作る。
ヘタとなり口の汚れを竹串でとりのぞく。

洗って乾かして(その間にヤマハへ行って帰ってくる)、丁寧に拭いて。
エキスがでやすいように竹串でプスプス穴をあける。
去年経験したのでムスメも慣れた手つき。



来週、苺シロップができたら別の瓶に移して、最後に梅シロップを作る予定。
梅干ももっと年をとったらチャレンジしてみたい。
今は義母が作ったのを送ってくれるので、ワタシが頑張る必要はないから。

梅ジャムは今朝さっそくヨーグルトにまぜて食べる。
おやつにバニラアイスにものせてみた。
刻んでパウンドケーキに入れても美味しそうだったけれど、ジャムのほうが家族全員で長く楽しめる♪
ちなみに、頑張りすぎてまたも昼ごはんを食べそびれてしまい、氷砂糖をガリガリガリガリかじって夕方まで過ごしていた。
・・・これはオススメいたしません・・・
















初めての刺繍と梅しごと

2009-06-02 16:48:14 | ハンドメイド
キモノ着なかったら時間に余裕ができてゆっくり過ごせるかと思いきや。
朝からくーるくる動き回って目がまわりそう。
ダンナのお昼ごはん&夕ごはんの用意したのはいいが、すっかり自分が食べるのを忘れていた。

衣替えということで、とりあえず伊勢木綿1枚洗う。
そして梅しごと開始。
去年作った梅酒の梅を取り出す。
水に浸けてアルコール分を出して。
明日は梅ジャムを作ろう。初めてだから楽しみ♪

いつまでも冷蔵庫に梅があったらジャマになるので、新しい梅酒も作る。
梅1キロ分。
はーどっこいしょ。今日はここまでにしておこう。

ハンドメイド作業もやりたいコト山積み!
昨日は無謀にも刺繍に初挑戦!



針・糸など全部揃ってるキットだったから大丈夫だと思ったのに。
説明書読んでもわからない。
この針に糸とおせないんやけど~~~~~なんで~~~~?
(何度やってみても糸が全部とおらない・・・・)
仕方ないので手持ちの(←義母から以前もらったモノ)もっと太いサイズの針を使うことに。
プッスンプッスン大きな穴があいていく気がするけれど、この際細かいコトは気にしまい。
なんだかだんだん見本の絵より大きくなってるような気もする。
「大筋サクランボに見える」ならOKということにしよう。
適当にやってしまえ~~~~っ

はい、できあがり。
大きくなりすぎて周囲の緑色のステッチできなかった&枠にビミョーに入らなかった(笑)。
しかもクロスステッチに見えない。
何かが根本的に違うんだろう。
ま、サクランボには見えるから結果オーライ(いい加減な・・・)。

寝起きが悪いムスメはさほど喜んでくれなかった(寝起きが悪いだけが原因なのか?)。
「これはママからのお守り♪いつもママは一緒だヨー」
かなり押し付けがましく園バッグにぶらさげて送りだす。
ごめんヨー
約束したプリキュアのパジャマもちゃんと作るから~

おまけにアイロンビーズ新作。
ムスメが「ママだよ」と作ってくれたけれど、「サザエさんだろうコレは」と思うと手がとまらず、前髪をモコモコ立たせてみる。
ほぼサザエさん?!
「ママだったのにぃ」とめっちゃ怒られました。












衣替え~6月は百合か薔薇

2009-06-01 18:26:29 | キモノ
さあ今日から6月。
堂々と綿麻やしじらが着られる!
帯も麻はまだ早いが、絽は6月からOKと書いてあるのをマナーブック見て確認。
衣替えは心浮き立つ。

困るのは小物。
帯揚の夏モノが少ない。
縮緬無地帯揚は色の選択肢が多いのに、夏モノは全然だ。
帯留もガラスの涼しげなモノが欲しいところ。
着付け小物はOK。
→OKというか、麻帯枕もメッシュ腰紐もメッシュ帯板もメッシュ伊達締めもメッシュ襟芯ももはや年中使っている。
「どんだけ暑がりなんや」→こんだけ暑がりです、はい。
スースーしていないとダメなカラダです、はい。

綿麻利休格子キモノ。「きものやさん」の「よきもの倶楽部」の。
このキモノは地味めだけど大好き。
白があるからスッキリしてて、ただの地味に見えない(と自分では思ってる)し。
格子が縦長だから、正方形格子よりスラッと見える(と自分では思ってる)し。
半襟はあいかわらず綿レース愛用。
帯揚は絽の古布をはさみこむ。
帯まわり、今ひとつモコモコして失敗。

帯は絽の百合柄。
毎年6月になると言っているような気がするが、「6月の百合」という本を中学生の時に読んだ(夏休み指定図書だった)。
奴隷の少女2人が奴隷制度に反対している人たちの協力を得ながら、苦難の末にアメリカからカナダに逃げ切って自由になる物語。
どこに百合が出てきたのか、タイトルの所以はさっぱり覚えていない。
しかし、6月になると「百合を着なければ」と思ってしまう。
中学1年だったかの英語の教科書に出てきた詩は
「Rain in April
Flowers in May
Roses in June
Play in July(以下省略)」
だったから、「6月=薔薇」の認識もある。
日本では6月よりも5月のほうが薔薇はキレイだが、中学生の頃に覚えたコトは一生刷り込まれているようだ。