時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

自然教室☆その2~力を合わせてバウム(バンブー)クーヘン!

2013-02-25 23:31:36 | レジャー
お弁当の後、昼からは「バウムクーヘン作り」☆
これが目的!
火熾しだけなら正直申し込まなかった。

二班の子供は全部で7人。
知らない者同士、火熾しの時は会話もなく、一緒に遊ぶでもなく。
ところが「バウムクーヘン」という目的を前に、不思議と会話がないまま役割分担ができあがる。
生地をこねる女子三名(小鞠&四年生二人)。
男子一名もやりたがるものの、女子は無言で団結、割り込めない世界を作る。
「オレもやりたいのに。女の世界だぁ~入れない~」
大丈夫。
大きい男の子(五年生)二人にはこの後、力を使う仕事が待ってるから。



男子が持つ竹に生地を塗りたくる女子。
大人が指示した訳でもないのに、「これは女の仕事」「あんたたち男はそっちの係よ」と無言の圧力。
原始時代もこうやって男は狩りに出ざるを得なかったのだろうか。



一年生の男子二名は、女の子&高学年男子の両方をちょこちょこ手伝う。
7名のチームワーク、なかなかのモノ。
何度も何度も生地をかけて焼く。
これで最後やね~
おやおや。
これまた無言のうちに、持ち手が女子に交替している。
「最後は私たちにも焼かせなさいよね」オーラが出ていたのだろうか。

焼きあがってテーブルに運搬。


竹を抜く。
やった!ちゃんと年輪ができている。
子供たち、誇らしげな表情。


切り分けて。


いただきます☆


一期一会。
名前も知らない。もうおそらく二度と会うこともない。
でもこの日のことは7人の心にずっと残るだろう。
何十年かのち、どこかで同じように語っているだろうか。
「お父さん(お母さん)子供の頃バウムクーヘン作ったことあるんやで♪」
早春の高尾山、7人力を合わせて作ったバウム(木)クーヘン(お菓子)ならぬバンブークーヘンの思い出。