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今後予想されるオンライン授業の問題

2020年03月30日 | 日々の雑感
今後予想されるオンライン授業の問題

あるツイッターがこういう提案をしていたが、至極まっとうな内容なので、紹介する。

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今、首都圏の大学が行うべきことは明らか。
1.連休明けまで授業開始を遅らせ、それまでに、遠隔授業についての教員、学生へのオリエンテーションを、ネット経由で行う。
2.連休明け以後はゆっくりとしたペースで、テキスト中心の遠隔授業を開始し、その後COVID禍の様子を見て、ペースを上げ下げする。
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首都圏の大学と書いてあるが、なにも首都圏に限定されるものではない。日本全国の大学で実行すべき内容だと思う。

多くの大学が4月後半や連休明けまで教室での授業開始を延期しているが、その間もただ手をこまねいていては問題の正しい対処とはならない。この提案のように、ネット授業ができるような体制や準備をしておくことが大事。

オンライン講義(東京大学)

オンライン講義(京都大学)

国立情報学研究所

ツイッターには、オンライン授業のための試行錯誤をしている人たちの情報があがりつつある。

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Zoom会議を試してみた。一部の授業には、無理なく使えそうな気がする。配付資料を作り込んであれば、それをLMS(Learning Management System:一橋の場合はmanaba)に載せておき、必要に応じて自分のPCからその画面を共有しながら話す。
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zoomやwebexも便利だけど、単純に「作成済のパワーポイントにマイクで喋った音声を入れてアップする」でも十分な先生もいるかと。
例1.PowerPointでナレーションを録音する方法
https://dekiru.net/article/16455/
例2.PowerPointでプレゼン動画を作成する
https://mypage.otsuka-shokai.co.jp/contents/business-oyakudachi/pc-techo/2014/201410.html
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ただ、オンライン授業で生じる問題の一つに授業で使用する教材の著作権があるということが言われている。「対面の授業では教材として著作物を許諾なしに無償で複製し利用できるが、オンラインの場合は、個々に許諾を得る必要がある。」「目の前に学生がいない状況で授業を送信すると、新たに許諾を得なくてはいけない著作物が含まれる可能性がある。…教科書の図表を映したり、音楽を流したりするのはもちろん、文学作品を朗読することなども含まれる」ということらしい。これは面倒だ。
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