こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

食味別販売で商機 コシ販路拡大へ 新潟・JA北魚沼

2013年08月28日 16時37分02秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「食味別販売で商機 コシ販路拡大へ 新潟・JA北魚沼 (2013/8/28)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
新潟県のJA北魚沼は、米のトップブランド、魚沼「コシヒカリ」の販路拡大に向け、食味ランクに合わせた区分集荷・販売に商機を見いだしている。
2013年産は、豪雪地帯を逆手に取った「雪室貯蔵」もスタート。
米の付加価値化に弾みをつける。

・雪室貯蔵もPR

JAでは、1年間で取り扱う「コシヒカリ」約6600トンのうち、広域合併前から力を入れてきた直販が半分を占める。
高価格帯米である魚沼産の販売環境が年々厳しくなることに危機感を持ち、他産地との差別化を模索。
10年産から、多様化する米のニーズに合わせた区分集荷販売の仕組みを導入している。

たんぱく含有率と整粒歩合に応じてSS(たんぱく含有率4.8~5.3%)、SA、S、A、Bと5段階にランク分け。それぞれに価格を設定し、営業努力で販路を築いている。

今春からは、豪雪地帯ならではの取り組みとして、雪の冷気で米を低温に保つ「利雪型米穀低温貯蔵施設」を稼働させた。
13年産米では、SS、SAを「雪室貯蔵米」のネーミングで商品化。
S以下の米の60キロ当たりの販売価格(12年産は2万3000円=全農の相対取引基準価格)にそれぞれ1500円、1000円を加算した価格で最高級品として販売する。

販売先は、通信販売業者や高級米を扱う米穀店、都心の百貨店などだ。
SSやSAを継続して取引する通信販売業者の「ディノス・セシール」(東京都中野区)は、「魚沼コシヒカリがスーパーでも買える時代だからこそ、ワンランク上の物を求める消費者は多い」(同社食品部の糸山豪チーフ)と、JAの区分販売の取り組みを評価している。

SとAは卸やネットショップモールを運営する「アマゾン」を通して販売。
最下位のBは、おかゆや高たんぱく米、加工用などを扱う業者向けに売り込む。

JA販売促進課の橋本賢一・販売マネジャーは「上位にランクする米が増えるよう営農指導を徹底しつつ、同時に売り先の確保も進め、農家手取りを極力高めたい」と、販売戦酪を錬る。
というもの。

米屋でも、勉強不足のところでは、JA北魚沼のSS、SAなどのランク分けがある事を知らないところがある。
こういう差別化が始まると、南魚沼だけがトップという事は、もう無いのが現実。

産地が
どんな差別化をしているのか。
どうやって、生き残りを考えているのか。
どうやって、地域の活性化をしようとしているのか。
などの勉強は、米屋でも必要となってきている。

勉強していない米屋には、こういう貴重な米は届かない。
それが当り前の時代となってきているのだ。
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銘柄力で米販路拡大 中山間地の意欲向上も JA鳥取いなば

2013年08月28日 16時27分19秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「銘柄力で米販路拡大 中山間地の意欲向上も JA鳥取いなば (2013/8/28)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JA鳥取いなばは、米の地域ブランド力を生かし、販路開拓につなげている。
若桜町の米をタニタ食堂、八頭町の米を京都生協というように特定の売り先を確保し、産地表示米として販売する。
米の直販率は、JAの全集荷量約1万300トンの40%に達し、25%だった5年前から大きく伸びた。
JAは「中山間地も多いだけに、地域の努力を販売に反映させたい」と意義を説く。

・若桜町産→タニタ食堂 八頭町産→京都生協

若桜町の「ひとめぼれ」は昨年、体重計など計測器メーカーのタニタが出店する丸の内タニタ食堂(東京)で採用となった。
東洋ライスを通じて計4000袋(1袋30キロ)を販売。さらに東洋ライスがネット販売する「タニタ食堂の金芽米」向けにJA管内の「ひとめぼれ」3000袋の追加注文もあり、販路拡大に結び付いたという。

若桜町の農事組合法人・糸白見の岡本和廣組合長は「JAが安定した売り先をつかむのは大きな魅力だ。農家のやる気につながる」と歓迎する。
離農や規模を縮小する生産者の田を引き受けようと2008年に設立した法人で、経営面積は設立時の2ヘクタールから6ヘクタールに広がった。
岡本さんは「地元堆肥での土づくり運動に取り組む計画だ。米の価値をさらに高めたい」と意気込む。

JAは、中山間地域の米を中心に積極的に販売を仕掛けている。
12年産は、八頭町の特栽米「コシヒカリ」を京都生協に3000袋、智頭町の「コシヒカリ」を大阪いずみ市民生協に1000袋販売。
13年産米からは紙マルチ栽培した岩美町の特栽米「コシヒカリ」を大手米卸の神明に販売する。
併せて、紙マルチ栽培米以外の米も売り込む考えだという。

JAの山田準二常務は「高齢化が急速に進む中山間地の生産者が意欲を持って米作りに取り組む販売環境をつくる。売り先を特定すれば、品質向上へ意識も高まる。生産者の自信、産地の誇りにつながる」と指摘する。
というもの。

自分の考え方とは違うのだが、産地が元気になって、生産者も意欲を持っているというのなら、いいのかな。
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高知県南国市産コシヒカリも販売を始めます

2013年08月28日 12時35分42秒 | Weblog
入荷は8月29日となりますが、本日より、高知県南国市産「南国コシヒカリ」のご注文を受け始めます。

「南国コシヒカリ」は、先に入荷した「南国そだち」と同じで、南国市役所からの要請を受け、3年前より、地域ブランド米を作り始めています。
よって、地域は南国市、生産者は南国市こめ地産地消の会と、「南国そだち」と同じ地域と生産者となります。

高知は、温暖・多雨・多照という、早期米栽培にはこの上ない天候を持っていますが、さらに、適期・適地栽培の指導を行うと共に、この温暖な気象条件を活かした、早期良質米の生産に取り組んでいますが、今年は高温の日々が続き、高知県の農産物にとっては、大変な年となってしまいました。
その厳しい環境の中で、南国市役所と南国市こめ地産地消との直接契約により、節減対象農薬:当地比5割減、化学肥料(窒素成分):当地比5割減で栽培していて、早期米栽培としては希少な、1.9ミリの網を使用して玄米を選別しています。

今回のお米につきましては、高温障害の影響を受け始めた頃の稲刈りとなったことで、見栄えとしては、若干見劣りしているように見えるかもしれませんが、食味についてはダメージを免れたと感じています。
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茨城県潮来市産の一番星の販売を始めます

2013年08月28日 11時08分30秒 | Weblog
仕入れはかなり前となっておりましたが、本日より「茨城県潮来市産 一番星(ひたち29号)」の新米を販売いたします。

この品種は、JAなめかた、大規模稲作研究会、基幹作物経営安定推進プロジェクトチーム(なめかた米産地づくり班)からの要請によって、2年前から地域ブランド米としてデビューさせるために準備を進めていた茨城県オリジナルの新品種です。
なので本来は、今年から節減対象農薬:5割減、化学肥料(窒素成分):5割減として栽培し、稲刈り時期も適期を目指しておりましたが、今年の少雨、高温の天候による品質低下、さらに栽培慣れしていない品種という事もあり、入荷第一便につきましては、やや早めに稲刈りをした、やや青みが買ったお米が、入荷しております。

産地からの2便以降につきましては、稲刈りも適期となりましたことで、今回販売しているお米よりも、青みも薄くなっておりますが、どちらも地域・栽培方法などにつきましては、全く同じものですので、何卒ご了承くださいますよう、お願いいたします。

来年産からは、節減対象農薬:5割減、化学肥料(窒素成分):5割減による栽培となります。
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おはよーニャンコ

2013年08月28日 08時04分35秒 | Weblog


朝ごはんを食べるリリと、それを見下ろすフク
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エゾシカ無駄なく 皮をなめして特産品作り 北海道西興部村の狩猟者らサークル

2013年08月27日 17時22分12秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「エゾシカ無駄なく 皮をなめして特産品作り 北海道西興部村の狩猟者らサークル (2013/8/27)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
北海道西興部村で、地元の狩猟者などでつくる任意団体「西興部エゾシカクラフトサークル」は、駆除などで捕獲したエゾシカの皮を活用した特産品づくりを進めている。
会員が自ら皮をなめして、ブックカバーやカード入れなどを作る。
来年度、村内の道の駅などでの販売を目指す。

第1種銃猟免許を持つ伊吾田良子さん(35)が、2010年5月にサークルを立ち上げた。
村の特産品づくりを目指すのが狙い。
現在、村の男女?人が会員として集う。
伊吾田さん以外にも狩猟免許を持っている人もいる。
同村の事業を活用し、月2回を目安に活動する。

原料のエゾシカの皮は、春先に地域の狩猟者から提供を受けたものを冷凍しておく。
サークルは年2回、タンニンなどを使って皮をなめし、子ども用の靴など思い思いに作品を作る。
まだ試作段階だが、村内外から「欲しい」という要望が上がっている。

同村の企画総務課係長の小崎稔勝さんは「村の土産品になる商品を生み出してほしい」と期待を寄せる。
伊吾田さんは「エゾシカの皮は軽くて丈夫で軟らかいのが特徴。
この良さを多くの人に知ってもらいたい。
捕獲だけでなく、無駄なく使って狩猟の大切さも伝えたい」と意気込む。

今後は、皮の厚さを均一にするなど、なめし技術を向上させていく考えだ。
というもの。

駆除をしなければならない現実がある一方で、駆除をしてはいけないという意見もある。
両方の考え方を取り入れれば、駆除はプラスには働かずね効果が出ないもの。

ただ駆除という事では、駆除する方も辛い。
駆除されたもの、駆除するもの。
何とかバランスを取っていく事が出来れば、一番良いのだが。
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耕うんモーター搭載 電動トラクターで井関農機

2013年08月27日 16時35分23秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「耕うんモーター搭載 電動トラクターで井関農機 (2013/8/27)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
電動トラクターの開発を進める井関農機(松山市)は、走行用とは別に耕うん用モーターを新たに搭載した試作機を作った。
走行速度に左右されずに耕うんスピードを変えることができ、稼働効率も高まるという。

愛媛県、愛媛大学と共同で開発を進める。
新しい試作機は、走行用と耕うん用の二つのモーターとリチウム電池30個を搭載。
ロータリーの回転と走行は独立しているため、走行速度の影響を受けずに細かく砕土でき、圃場(ほじょう)条件に合わせた作業が可能だ。

1回の充電(8時間)での稼働時間は1時間45分と、走行用モーターだけと比べて約1.8倍となった。
最大で23アールを耕うんできる。
同社の土居義典アジア生産統括業務部長は「作業機用と走行用のモーターを設けることで、それぞれに最適なトルク配分ができるため、作業効率が高まり、作業期間を延ばせるのではないか」と説明する。

燃料費は、ディーゼルエンジンを搭載する従来型トラクターの約4分の1、排気ガスが出ず環境に優しいなどの利点があるという。
一方で、従来型と比べて価格は約2倍、作業時間も短いことが課題だ。
今後、バッテリー電圧を高めるなど稼働効率の一層の向上を目指す。
というもの。

無農薬の農産物を栽培している生産者は、待ちわびている農機具であろう。
無農薬なのに、周りが排気ガスだらけというのでは、話にならないからである。

しかし、現実としては高いうえに、走行距離も全然足りない。
何時になったら、みんなが使えるようになるのだろうか。
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来秋稼動、雇用も 7万2000食規模で炊飯事業

2013年08月27日 15時42分31秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「来秋稼動、雇用も 7万2000食規模で炊飯事業 全農みやぎ (2013/8/27)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
中食における米需要の高まりを受けJA全農みやぎが2014年度から炊飯事業に乗り出す。
全農グループで有数規模の炊飯工場を建設し、来年秋から稼働させると26日に発表した。
建設地は、東日本大震災の被災地で雇用創出にもつなげる。

工場はJA全農みやぎとその関連会社・パールライス宮城が運営する。
おにぎりや巻きずし、酢飯など日量で最大7万2000食(1食100グラム)を製造。
年間販売額は全農グループの県本部では2番目となる8億円の達成を、16年度までに目指す。
精米使用量は年間最大で800トンになる。

大消費地である仙台圏は、人口107万人の仙台市を中心に、単身世帯や学生が多く、スーパーやコンビニエンスストアのおにぎりや総菜など「中食」消費が多い。
そのため、同パールライスは?年から炊飯事業に取り組んでおり、12年度の販売額は2億3000万円に上る。
全農みやぎは、今後さらに「中食」消費が増えるとみて、炊飯事業を4倍近く拡大する。
将来は東北エリアへの展開も計画する。

工場は14年2月から建設に着工し、同8月をめどに完成させる。
施設面積は1300平方メートルで、設備は衛生面に配慮したHACCP(危害分析重要管理点)基準に準拠。
おいしさを長持ちさせるため、アミロースの流失を防ぐ蒸気炊飯システムを取り入れる。
建設費は?億円弱。経済産業省の被災地雇用創出事業などを活用する。

事業のもう一つの狙いは被災地支援だ。
工場は、津波被害があった地域にほど近い、仙台市宮城野区内に建てる。
工場の職員は、現在の26人に加え、被災地を中心に新たに30人ほどを採用する予定だ。

原料の精米は県産品を使い、被災した産地との契約栽培を視野に入れる。
全農みやぎの千葉和典県本部長は「精米の消費が落ち込む中、消費者により近付いた事業で消費拡大を図る」とする。
炊飯事業の取り組みはJA全農の3カ年計画(13~15年度)に沿ったもの。
全農グループでは関連会社含めて5県で炊飯工場を稼働。
取扱額は約30億円。
全農みやぎの新工場は将来的に、JA全農いしかわの関連会社・米心石川に次ぐ2番目の事業規模になる見込みだ。
というもの。

被災地支援というもの非常に嬉しい。
おいしさを長持ちさせるため、アミロースの流失を防ぐ蒸気炊飯システムを取り入れる、経済産業省の被災地雇用創出事業などを活用するというもの、いいことだと思う。

しかし「中食」の消費が増える可能性があるという部分だけは、出来れば食い止める必要があると思うのだが。
そうなるように業界が動いてしまっているとも見える。
自宅でお米を炊かなくなってしまうと、家庭の味、親の味、故郷の味が無くなって行ってしまう。
そういう時代を作ってしまうと、外国産米との戦いは、より厳しくなってくると思うのだが。
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おはよーニャンコ

2013年08月27日 07時41分23秒 | Weblog


とんでもない、アホなニャンコたち。
朝から部屋中で追っかけっこをしていて、なんと、自分の所でリリが、いきなり方向転換。
その時に、自分の胸に、思い切り傷を付けていった。
血は出るし、ヒリヒリしるし。
まったく、アホなニャンコたちだ。
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Nゲージのレイアウト

2013年08月26日 22時53分23秒 | Weblog
昨晩、ペースに2種類の緑系ターフと、人が歩いて芝生が削れて、土が出てしまったイメージを出すために、茶系ターフを振って、そのまま乾かしていた、Nゲージのレイアウト。

夕飯を食べた後に、柵を立て、植木を植えて、さらに単線を1本置いて、車両がある公園を作った


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コーヒー1日4杯以上、死亡リスク高め 米研究チーム

2013年08月26日 18時33分25秒 | Weblog
朝から話題にはなっていたが、gooのニュースに「コーヒー1日4杯以上、死亡リスク高め 米研究チーム 朝日新聞 2013年8月26日(月)08:00」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
【冨岡史穂】毎日4杯以上のコーヒーを飲む55歳未満の人は、飲まない人に比べ、死亡率が高いとする疫学調査結果を、米サウスカロライナ大などが米医学誌に発表した。
研究チームは「若い人はコーヒーを毎日3杯までに」と注意を呼びかけているが、コーヒーの功罪に結論が出るにはまだ時間がかかりそうだ。

チームが、米国の約4万4千人にコーヒーを飲む習慣を書面で尋ね、その後17年ほど死亡記録などを調べた。
その結果、55歳未満に限ると週に28杯以上コーヒーを飲む人の死亡率は、男性では1・5倍、女性は2・1倍になっていた。
55歳以上では変化はなかった。

ただし今回の研究では、飲用習慣が変わる可能性や、いれ方によって成分に影響が出る可能性などは考慮されていない。
というもの。

今回の研究結果については、ちょっとビックリ。
自分なんて、ブランド化計画などを考えている時は、1日10杯以上は、当り前に飲んでいるし、計画が出来上がるまでは、毎日続けて飲んでいるのだから。

もっとも、生への執着は全然ないので、「えっ」とは思ったけど、その後は「あっそう」だった。
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原発事故で営農断念 新天地へ 福島から広島移住

2013年08月26日 18時18分34秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「原発事故で営農断念 新天地へ 福島から広島移住 放牧酪農にこだわる福元さん (2013/8/25)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
福島県いわき市で酪農をしていた福元紀生さん(33)が、広島県庄原市で牧場とチーズ工房を立ち上げ、新たな牛飼いの道を歩み始めている。
福島県で山を切り開いて放牧して牛を育てていたが、東京電力福島第1原子力発電所事故で自家飼料の活用や放牧ができなくなった。
新天地の広島で「事故は悔しいが、足元の自然を大切にしながら、牛とともに前へ進みたい」と見据える。

・牧場、チーズ工房再開 「多くの恩に感謝、前進したい」

福元さんが妻の奈津さん(34)とともに、福島から広島に移住したのは2011年7月。
福元さんは広島県廿日市市の出身で、酪農家を目指してチーズの加工技術や牧場経営の手法を習得するため広島県や東京都などの牧場で働いていた。
通年、放牧する「山地酪農」のスタイルを目指し、08年に福島県に移住。
アルバイトをしながら子牛2頭と奈津さんと、40ヘクタールの山を開墾して自身の目指す牧場経営の夢に向かって準備をしていた。
住まいは、空き家となっていた事務所を改造した。

2年かけて土地を開墾、放牧する山に柵を設置し、やっとチーズを作って売り始めた矢先に、事故が発生。
自家飼料を与え、放牧でチーズを作るという福元さんの経営スタイルを続けることが難しくなってしまった。
新しい土地を探していたところ、以前働いていた広島の酪農家から声を掛けられ、移住を決断した。

現在は2ヘクタールの農地と空き家を借り、ジャージー牛を放牧する。
福島の広大な土地で放牧していたときとは異なり、「福島で農業をしていたころのことを思い出さない日はない。それでも、広島で自分が誇れる酪農を確立したい」と福元さん。
移住した福元さん一家を優しく受け入れてくれ、何でも相談できる近隣の人に感謝する日々だという。

昨年3月には、念願のチーズ工房を自宅隣に設立。
放牧地には除草剤を使わず、牧草は無農薬栽培で、無添加のチーズを加工、販売する。
優しい甘さと、こくがありながらさっぱりした味が特徴だ。
当初は近所の住民が買い支えてくれていたが、最近では広島市や県外からも注文がある。

「福島でも親代わりになってくれた農家が何人もいた。移住に後ろめたさがあったが、頑張れと送り出してくれたことを忘れず、誰もが安心して食べられるチーズを広島でも作る。放牧にこだわる牛飼いのスタイルを貫きたい」と意欲をみせる。
というもの。

政府も東電も、いったい何を考えているのだろうか。
未だにトラブルだらけ。
「日本は安全」なんて、絶対に言えない日々が続いているというのに。

そんな中で、意欲のある担い手が地元を離れていってしまう。
地域が失ってはいけない貴重な人材がいなくなってしまうと、復活への道は閉ざされる。
「頑張れ」といって送り出さなければならなかった、地元の人たちの気持ちを考えると、辛いな。
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アイドルが交通安全 オリジナル水でPR 愛知県下JA―SSグループ

2013年08月26日 18時07分29秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「アイドルが交通安全 オリジナル水でPR 愛知県下JA―SSグループ (2013/8/26)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
愛知県下JA―SS(給油所)グループは25日、県内14店舗のJA―SSで、名古屋市のご当地アイドル「OS☆U(オーエスユー)」と連携して安全運転啓発活動を行った。
メンバーが、店舗を利用したドライバーに安全運転を呼び掛けた。

「OS☆U」のメンバーは2人ずつ3チームに分かれ、各店舗を巡回。給油中のドライバーに駆け寄り「安全運転を心がけてください」と声を掛け、メンバーの写真と交通安全標語がデザインされたペットボトル入りのミネラルウオーターを手渡した。
(株)JAあいちエネルギーの小鹿透常務は「アイドルに協力してもらうことで、若い人たちにもJA―SSの認知を広げていきたい」と話した。

「OS☆U」は、名古屋の代表的な商店街がある大須地区を活動拠点とするグループ。
“地元密着”というJA―SSのコンセプトと一致したことから、愛知県下JA―SSグループでは5月、同グループが行う安全運転啓発活動を盛り上げる応援サポーターに任命した。
というもの。

アイドルを使うというのは、確かにインパクトがあり、効果的のように考えられるかもしれない。
しかし、アイドルを使ってしまう問題点もあるという事を知っているだろうか。

1番の問題が、そのアイドルの人気が無くなってしまったり、引退等をしてしまった場合、アイドルへの依存が強いほど、後々、どうにもならなくなってしまうのだ。
(強すぎるほど、そのアイドルのお米というイメージが出来上がってしまう)
さらには、多面的に販売をしたいと思ったときに、肖像権という膨大な経費が必ずかかってしまうということにもなる。

これは、ゆるキャラを使用した場合も同じで、ゆるキャラのブームが去ってしまったら、そのキャラクターを使うだけ、古くさい、時代遅れのイメージが付いて回る。

記事の場合は「地元アイドル」なので、肖像権などについては、比較的安いのでありがたいし、地元だけの展開であれば、地元としても応援してくれるかもしれない。
しかし今度は、知名度が無いという問題が出る。

知名度がなければ、消費者の反応は「なにこれ?誰?」の世界。

「キャンペーンだから」「話題になれば」産地側としては、結構簡単に考えているようだが、実際にはかなり難しいのだ。
自分のように、マスメディアとの付き合いが長いと、マイナスの事の方が多いと判ってくるだろうけど・・・
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青年就農給付金 親族農地で認可へ 研修後の親元もOK 農水省が緩和検討

2013年08月26日 17時21分58秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「青年就農給付金 親族農地で認可へ 研修後の親元もOK 農水省が緩和検討 (2013/8/26)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
農水省は2014年度予算概算要求で、就農希望者の掘り起こしと就農後の定着を支援する「青年就農給付金」の要件を拡大する方向で検討に入った。
独立・自営で就農した人が給付を受ける場合、「農地の貸借は親族以外」と定めていたが、親族から借りた場合でも対象にする。
就農を目指して研修する人には研修後、親元に就農しても給付を受けられるようにする。
政府の成長戦略や自民党の「農業・農村所得倍増目標10カ年戦略」にある「新規就農者の倍増」を踏まえて、給付対象者の増加を目指す。

一連の見直しは与党と調整し、今週にも確定させる見込み。
同給付金は12年度に始まった農水省の事業で、原則45歳未満を対象に年間150万円を支給する。

同給付金のうち、独立・自営で農業を始めた人向けの「経営開始型」では最長5年間、給付金を支払う。

ただ、農地の所有権か利用権を持っていることが要件で、利用権は「親族以外からの貸借」と定めていた。

しかし、農水省が市町村を対象にした同給付金の意向調査では、希望者が給付対象になれなかった理由は「農地の確保」が最も多かった。
こうした実態を踏まえて14年度からは、親族の農地を借りる場合も給付を認める方向で検討する。

経営開始型とは別に、就農を目指して先進農家や農業法人、県農業大学校などで研修を受ける人向けの「準備型」では最長2年間、給付金を支払う。
現状では、研修終了後、1年以内に独立・自営か法人に雇われる形で就農しないと、給付金は返還しなければならない。

新規就農者を確保するため、14年度からは独立・自営ではなく、親元に就農しても給付金の返還は求めない仕組みを検討する。
というもの。

農業に関する給付金は、不透明だし、複雑だし、判りにくいという気持ちがある。
しかし、確実に必要な給付金というものもあるので、本当に価値があるものについては、シッカリとやってもらいたいと思う。
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長野県松川村の農産物販売が終了

2013年08月26日 16時39分17秒 | Weblog
16時となりましたので、長野県松川村の農産物販売を終了させていただきました。

今回は、茄子だけが残ってしまう結果となったが、他の農産物は、全て完売することが出来た。
どうしても机の上に茄子だけとというのは、お客様の購買意欲もわかないし・・・

9時過ぎに来ていただいたお客様には、2度のご来店となってしまい、大変なご迷惑をかけてしまったのだが、スーパーでは売っていない、収穫したばかりの農産物が並べられたことで、かなり喜んでいただけたようだ。

これからも、他産地の農産物販売を続けていきますので、お楽しみにお待ちください。
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