仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

みんなが主役

2009年08月10日 | 都市開教
読売朝刊(21.8.10)に「遠くて近い連帯」という長寿社会を支える社会を考える連載記事が掲載されていた。そこに築地本願寺が紹介されていた。以下記事転載。
 
5月、都内の築地本願寺に約100人が集まり、おかずや飲み物を持ち寄って談笑した。地元で親交深る
「隣人祭り」だ。国内10か所、欧州など9か国で同時開催され、参加者は約800万人に達した。
 発祥は1999年、パリ。アパートで高齢者が孤独死したことを契機に区議会議員が食事会を開催し、活動の輪が広がった。日本でも、「隣近所」は遠くなった。「緩やかにつながった『第二の家族』を社会の中でどうつくるか。それが喫緊の課題です」。隣人祭りを日本に紹介したジャーナリスト、南谷桂子さん(53)今、そう思えてならない。(以上)

築地本願寺では昨年10月13日(月・祝日)に「隣人祭り」が開催されているので、意識的、計画的にイベントを組んでいるようだ。
「安くて、便利で、快適」、現代のいびつな個人主義のなかで緩やかなコミニテイーを目指している。「隣人祭り」の団体ホームぺージには「隣人とあと一歩だけ距離を縮めて、暮らしも仕事も、もっと楽しくしてみませんか?」とある。

湘南の来恩寺(都市開教寺院)のキャッチフレーズ「楽しくなければお寺じゃない」を思い出した。
5月に寄せていただいたとき、躍動するお寺の姿を垣間見せていただいた。おしゃれの住職が発案した、おしゃれな門徒式章が印象的でした。

お寺が楽しい場所であるためには、世話をする方々が、その仕事を楽しめているかが出発点だろう。その原点は、住職が活動を楽しめているかだ。お寺が躍動するためには、ある方向へのベクトルの持っていなければならない。それが楽しさであったり、喜びであったり、環境問題へのかかわりであったり、さまざまです。

当寺のひそかなるキャッチフレーズは「みんなが主役」です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 個人プレーを超えて | トップ | 宗教ビジネス »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

都市開教」カテゴリの最新記事