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仏教ライフを考える西原祐治のブログです

覚醒する薬

2023年12月16日 | 浄土真宗とは?

「覚醒剤取締法」に「覚醒作用を有する物であつて政令で指定するもの」とある。「覚醒剤取締法」による覚醒とは別に「覚醒」という心身状態は悪いことではない。むしろ辞典に「①めをさますこと」とあるように肯定すべき事柄をします言葉だ。浄土真宗の信心獲得も一種の覚醒だろう。近い未来、信心獲得する薬が発売されるに違いない。

 

昨日読んだ『ルポ 高学歴発達障害』(ちくま新書・2023/10/6・姫野佳著)に「コンサータ錠」「ストラテラ」という薬がでてきます。ネットで調べたら下記の如くありました。

 

 

作用と効果

脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質(ドパミン、ノルアドレナリン)を増加させ、神経機能を活性化し、注意力を高めたり、衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善します。
通常、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療に用いられます。

 

ストラテラ

働き

注意欠陥・多動性障害(AD・HD)は、学齢期の子供に多くみられる精神的な発達障害の一つです。集中力や注意力が欠如し、また多動性・衝動性が顕著にあらわれ、学校での集団生活や学業に支障となります。年とともによくなりますが、半数くらいは成人期にもなお持続します。

このお薬は、そのような注意欠陥・多動性障害に有効です。詳しい作用機序はよく分かっていませんが、脳の神経で働いている神経伝達物質のノルアドレナリンの増加が、集中力や注意力を高めるなど諸症状の改善に関係していると考えられています。

薬理

脳の前頭前野の神経終末にあるノルアドレナリントランスポーターを選択的に阻害し、ノルアドレナリンあるいはドパミンの再取り込みを阻止することで、これらの神経伝達物質の濃度を上昇させます。なお、線条体と依存形成にかかわる側座核ではドパミン濃度は上昇せず、依存・乱用につながる危険性は極めて低いとされます。

ノルアドレナリントランスポーターにだけ結合し、その他の受容体にはほとんど作用しないので、副作用も比較的少ないと考えられます。このような作用特性から、「選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(Selective NorAdrenalin Reuptake Inhibitors)」と呼ばれています。(以上)

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