仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

やさしさの体験

2009年08月15日 | 苦しみは成長のとびら
読売新聞(21.8.15)のぷらざとう読者欄に「素直に非を認めた夫」という投稿記事が出ていた。



夫は、自分の非を認めたがらず、認めても決して謝らない。新聞を読むのも風呂に入るのも自分が先。テレビを見ている時に「先に入っていい」と聞くと 「ダメ」。昭和一ケタ生まれの頑固さは一生直らないと思っていたが、夕食の時に「やっぱり捨てたのはオレだ」と妻の大事なメモを捨てた非を夫が率直に認めた。それがすごく新鮮だったのだという話です。

そして「2年前に大病をしてから少しずつ変化しているようだ。」とあった。

大病をして弱さを体験する。その体験をとうして弱さが身についていく。大病→弱さの体験→やさしくなる。この構図は非常に重要な人生哲学を含んでいる。お盆疲れで明日に続く。
コメント
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