さて、まだまだ続きますよmarbleのライブレポ。
次は神戸の昼の部ですね。
開始は2時からでした。
この日は確か朝イチで京都まで行って(実に8年ぶりでした)
そこから午前中フルに使って歩き回り
休む間もなく神戸の三ノ宮まで直行。
ここもまたスケールのでかい街でしたね。
そしてここでも会場探しにちょっと迷いました。
駅のお姉さんが親切に教えてくれて助かりました。
前日の西中島南方もそうでしたけど。感謝。
えっと、まずはハコの事から触れようかなって思うんですけど、
この「クラブ月世界」って会場、
めちゃめちゃ快適な場所ですね(笑)。
元々はキャバレーだったらしくて
ライブハウスツアー、って銘打たれてるんですけど
ここは実質ホールみたいなもんですね。
前日とは違って椅子席ありでの参加だったんですが
これもまた、ここのソファーの座り心地がすこぶる良くて。
雰囲気も良いし、音の響きも良いし、それでいてステージも近いし。
何のいう事も無いくらいベストな会場でしたね。
ここでmarbleが観れる、ってだけでも行く価値あったかも。
グランドピアノはあるし。
ライブ自体はOAなしで割と開始時間きっちり目でスタート。
まずは、「旋律の彼方」から始まり!
「手のひら」好きとしては、この曲始まりは嬉しすぎる。
流れるようなメロディの美しさにのっけから感動。
ひとまず、終わってから挨拶。
micco「今夜は2(ツー)公演あるので~」
菊池「今ツー公演って言ったでしょ?なぜそこだけわざわざ英語?」
micco「こんばんmarble~!!」
菊池「今、昼だよ?」
相変わらず突っ込まれまくるmiccoさん(笑)。
しかし関西公演でもMCのゆるさは健在というか、多分どこでも一緒って感じはしますね。
どこでもやりたい放題!
抑揚をたっぷり効かせて歌われた「流星レコード」、
贅沢にグランドピアノを使って奏でられた「芽生えドライブ」。
いつも聴いてる定番曲たちですが
場所とかやり方を変えるだけでも響き方は全然違う。
特に後者に関しては緊張感みたいな、張り詰めた空気感も流れていて、
そういう意味じゃ非常にスリリングだったと思います。
音的に。
初のアコースティックでの「ゆらり、ふわり、君となら」。
予想通り、この曲はアコースティックでも全然気持ち良い感じ。
「それがベスト~」の部分はいつ聴いてもグッと来る。
という所でまず最初の演奏パートは終了。
ここからトークショーへ移行します。
このライブはトークショーも兼ねていた訳ですね。
と、いっても普通のアーティスト程彼らはトークこなれている訳でもないんですけどね(笑)。
それこそグダグダっぷりを楽しむ、って意味合いのが強いような。
これがmarbleの味の一つ、ってところでしょうか。
ここから箇条書き、ほぼうろ覚えですが、ニュアンス的には合ってる筈。以下。
・micco「コンタクトが目に入っちゃって痛い・・・。」→その後楽屋で直しに
micco「歌ってる最中痛くて涙出ちゃった 笑」(その後、これとは別の意味で涙を流されましたが・・・)。
菊池「眼鏡にすれば?」
micco「眼鏡掛けると目がミジンコみたいに細くなっちゃうから 笑」
・micco「さだまさしさんを目指している部分もありますから。トークを一杯喋って、演奏は5曲みたいな」
菊池「俺はトークよりも演奏がしたいな」
・micco「エロmarbleも目指しています」
菊池「俺は目指してない。そもそもmarbleとエロって結びつかないんじゃない」
micco「エロって生命力って意味らしいですよ。だからmiccoはエロに溢れています!」
菊池「方向性の違いで解散すると思います」
・micco「(菊池さんに)じゃあ何を目指しているの?」
菊池「ありのままの自分」
micco「それはズルいよ 笑」
ここから質問コーナー。
事前にお客さんに書いてもらった質問を回収し、それに逐一答えていくというもの。
ちなみに自分も書いたんですけど、何故か回収されませんでした。
気がつけば終わってた感じ。
1.お互いの好きなところ
micco→ギター
菊池さん以外のギターで歌おうという選択肢自体なかったらしい
以前miccoさんは女子のみの遊びのバンドもやっていて、
そこのメンバーが本気になって来た時に、marbleをちゃんと選んだんだとか。
菊池→歌、声、歌詞
あとはアホっぽいところ、らしい
ちなみに途中から再びグダグダになっちゃって
micco「じゃあ、ないってことですね」
菊池「言ったじゃん!」と軽く喧嘩風になってたのがウケました(笑)。
2.ストレスの発散法
micco→友だち等親しい人に会う事 外に出る事
3.ギターの値段
菊池→今使ってるアコギは2万 安っぽいのが好き 変な音が出るのも好き
4.本当に仲が悪いの?
micco→「兄弟みたいな感じっていうのが一番当てはまるかも」
言われてみれば確かに
5.アコースティックとバンド どっちが好き?
micco→バンド
菊池→どっちかというのはない 楽しさがピークになるのはバンド
6.スコアブックは出さないの?
菊池→出したくても出せない
7.コラボしてみたいアーティスト
micco→あすみん、kiroさん
てっきりクラムボンって言うかと思いました。
個人的にはAPOGEEかeufonius
8.神戸に対する印象
micco→スイーツ、お菓子系が充実しているというイメージ
9.得意なモノマネ
micco→プーさん(でも全然似てない)
菊池→機嫌が悪い時のmiccoさん
10.オフの過ごし方
micco→友達と遊ぶ 映画
菊池→曲を書く
11.結成のいきさつ
音大で出会った
miccoさん曰く「(菊池さんは)ゴンチチみたいなギターを弾いていた」
周りが派手な中で一人地味なギターを弾いていたのが気に止まったらしい
そこで声を掛けたんだとか
その後miccoさんのソロバンドのサポート等もやっていたそうです
当時菊池さんは4つぐらいバンド掛け持ちしてたそうな
出会ってからすぐに結成って訳でもなかったんですね。
ちなみにこの日ではありませんが、marbleは元々3人だったという事も言ってました。
女の子バンドを組んでた事とか、色々と知れて役得でしたね。
12.新作で好きな曲
micco→「幸せは星の上」
菊池→宮子の曲
こんな感じですか。
自分の覚えてる限りですと。
要点だけをまとめるとこんな風ですかね。
間違いがあったら指摘プリーズです。
ちなみにこんなMCもありました。
micco「次、(関西に)いつ来れるか分からないので・・・」
菊池「解散してるかもしんないしね」
止めてくれ~!!(笑)。
ここから演奏パート再開。
magのkiroさんがゲストに出てきて「Sweet Soda in」。
実はアコースティックのが好きなんで個人的にすっごく盛り上がる。
ちなみに曲が始まる前にkiroさんがmiccoさんに眼鏡を付けさしていましたが
思った以上に似合っててビックリしました。全然いけるのでは。
木琴のキレイなフレーズが耳に残る「幸せは365日」、
原曲のアレンジに近い形で鳴らされた「青空loop」には興奮し、
最後は「さくらさくら咲く~」を思いっきり歌って締め。
ちなみにmiccoさん曰く「昨日もMC長くて怒られた~」、とか。
それでなのか、ちょっとでもMCが長引くと呪いの音楽みたいな効果音が鳴る演出になっていて、
それに驚く二人がいちいち面白かったです(笑)。
夜があるのでアンコないかな、って思ってたら普通にやるみたい。太っ腹。
まずは「できるかなって~」をサポートメンバーの鈴木さんをゲストに迎えて演奏、
菊池さん曰く「そもそもアコースティックで演る曲じゃない~」とのことで
なるほど、と思うような超激しいビートがひたすらに鳴っていました。
これもある意味スリリング(笑)。
最後は「凛」で締め。
音の響きが良い会場なだけに、より一層と沁みます。
ここだけ別の空間、みたいな。
切れ離されたオアシス。
トークショー含めての公演、ってことで思い出したりするのにえらい時間掛かりました。
一番記事作成に時間掛けたライブレポかも。
の、割にはニュアンスに頼ってる部分が大きいんですけどね(笑)。
ただ、この昼の公演ってのは非常に手作り感が強かったというか
それは話している内容とかもそうなんですけど
あくまで自然体、っていうコンセプトがきっちり立っていた気がして。
自分がmarble好きな理由の一つに作られてない、ってのが大きくあるんだなあ
って事を再確認させられるようなライブでした。
リラックスもリラックスして観れたし、
さっきまであんなにゆったりと自由に喋ってた二人が
演奏のパートになると別人のように引き締まった表情を見せるのも面白くて。
それでいて、とても楽しそうでした。
それがよく伝わるようなライブでした。
気持ちの良い空間だったな。
セットリスト
1.旋律の彼方
2.流星レコード
3.芽生えドライブ
4.ゆらり、ふわり、君となら
5.Sweet Soda in
6.幸せは365日
7.青空loop
8.さくらさくら咲く~あの日君を待つ 空と同じで~
encore
9.できるかなって☆☆☆
10.凛
個人的ハイライトは「旋律の彼方」。 ハコの響きの良さと相俟って鳥肌もんのアクトでした。
声の振動がよく伝わる感じ。
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