超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

エゴコロトイロ 第10話「初恋と金髪」 感想(グランドジャンプPREMIUM VOL.26 2014年2月号)

2014-02-22 21:54:22 | 漫画(雑誌感想)















やたら最終回が多いな・・・と思ってたら新装刊するんですね(今更)。
とてつもない打ち切りラッシュに沸いてます。
しかしまあ別マガと比べればまあまあ綺麗に終わってるとは思いますけど。














◆エゴコロトイロ

小学生時代の麦が可愛すぎる・・・!
なんつーかもう仕草とか性格とかまさに天使レベルですな
それ故に女子から嫉妬食らったり男子からは好意の裏返しを食らったり
割かし散々だった模様ですね

でもこういう小学生時代の甘酸っぱい記憶とか個人的には大好物なんでめっちゃ面白かったですね
自分は消極的な性格だったのでアレですけど確かに裏返し行為は多々あった気がします
それを今になって振り返るとあれはあれでいじらしかったんじゃないか、とか思うんですけど
そういうのを思いっ切り描いた回なので相応に感情移入しながら読めましたね
ただ、彼と付き合うとなると「透は?」って感じになりますが・・・
ある意味火付け要員なんでしょうかね
この状態で4月まで待つのはちょっとじらしプレイにも程があるんだけど(笑
まあ現体制最後の号で巻頭、更に1ページのおまけカット付きという事でファン的には嬉しい号でもありますけど
取り敢えず次は麦云々より透の行動に注目、という事で。 また色々と面白くなっていきそうです。

あとは「なぜ金髪になってたのか?」の謎も明かされました
あれは元々金髪で黒髪のが染めてたって事なんですね
目立つから黒にしてた、と
その辺も中々スッキリして良かったと思います
ムッチリの方が好きなんですが今月(っていうかもう先月か)の麦にも心揺さぶられました
この子は結局小さくても大きくてもどの道天使ってことだね(笑顔)。


それにしても「美形」がちゃんと「美形」に見える漫画家は強いね
今月の幼麦の美形っぷりは本当に周りと比べて群を抜いてるように見えるもんね
流石ベテランの画力、と思ったし
画力が高い事が作劇に与える説得力も中々のものがあるなあ、と
それも素朴な良さも含んでの事なのでこの号のエゴコロは特に見てもらいたいクオリティに仕上がってると思う
このデカいサイズで麦の天使っぷりを拝めるだけでも「買い」だね。その上でお話も思春期で面白く。
新装刊後も主力として頑張ってもらいたいです。色々と支援しなきゃ。




◆スズメがちゅん

さえずりと思わせて舌打ち、とは(笑
正直上手いと思った。個人的には連載になっても特に文句なし。
意外とギャグの感性が新しめに思えますね。



◆インサイダー

続きはwebかよ・・・。
こんな良い引きかましといて!
というかこれも実質アウトなんですかね
拳当てられそうになって涙する春風ちゃんが可愛かった
この子は自分が好きな「困り顔が可愛いヒロイン」の一人でしたね
ともぞさんの絵がとても美麗だったので新作も載せて欲しい。



◆いねむり先生(終)

えっ
こんな寂しい終わり方なの!?
なんつーか救いがあるようで全然救われてないような

この二人は私の視点が汚れてるせいかBL的な関係みたいに感じてました
ある意味恋人だったんじゃないですかねえ・・・。



◆だんしんぐ!!(終)

これで終わりなのかな
全然終わりって感じもしないですけどね
サービスに徹したのは潔くて良いです
しかしここまで気にされないと実質女の子も同然なんじゃ(笑



◆ふうふうごはん(読切)/近藤タカシ・こんどうきょうこ

これめっちゃ良かったですね
グラジャンPの食漫画って何気にレベル高いと思いますよ
すごく優しい気持ちになるっていうか・・・
貧乏を売りにしてるんじゃなくて
貧乏だからこそ出来る工夫がある、という方向性なのがイイです
おまけに高いものを否定するわけでもないフラットな表現がこれまた心証良かった
読んでてほっこりする、とは正にこの漫画のような作品を指すんだと思います。



◆モンテ・クリスト

この漫画何気に性的なシーンがちょくちょく来ますね
あんなお嬢様がいたら近くでガン見していたい
だって集中して周りを気にしなくなるんでしょ?最高じゃないの(笑

その上「女の日」であることを指摘されて顔を赤らめて激おこになったり
中々フェチ的に良好な一話でしたよ。新装刊後もお願いしますね(何)。


















半数以上リストラされてましたが
「ロボットのモモちゃん」は継続として袴田めらのはどうなるんでしょう
フェイドアウトしそうな気がしなくもないですが・・・なんか休載しっぱなしだし
その他にも「らぶかるま」がまた超変態モードで我が道行きまくりだったり
たなかかなこのは割かし上手くまとまってる感触があったり
「見立て屋ケント」は流石の安定感、
「擬態かのじょ」はちょっと最終回っぽさは出せててそれもまた良かったですね
新装刊後は未知数ですが取り敢えずエゴコロ目当てで購読し始めた約1年楽しませてもらいました。感謝。

次号は4月下旬発売予定、だそうです。





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