超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

ゆるゆり♪♪ 第10話「修学旅行R」 感想

2012-09-11 05:24:43 | アニメ





1期と同じ修学旅行回・・・と思わせつつ実は一年生組中心だったのには驚いた。






◆さくひまは正義

本当にさくひまは優遇されてるなー、と思いつつ
なんでしょうね、櫻子から滲み出ているツンデレ体質がたまらん(笑
前回の感想で京子との相違点を述べましたけど、こと百合描写に関しても
何気にこんなに違いがあるんですね、って思うと
益々その差異に笑えた
普段は限りなく腐れ縁ちっくな付き合い方なのに
お互いにお互いのために料理作ってもってくる所だったり、本質的には似通っている
そんな二人の距離感に癒されまくりの傑作ひまさく回でした。もう既に3話でやってますけど
あれはどっちかといえば喧嘩中心のシリアス回だった為
こんなにラブラブ(?)なのは今回が初?
向日葵が櫻子に抱きついたり、
幼少時に婚姻届を描いてたり、本当に百合ならではのイノセンスに満ちてて堪らなかったです
そういう純粋さの表現が同姓同士の恋愛作品の優れた部分でもありますよね
現実のあれやこれを忘れて素直に楽しめる、っていう・・・。
まあそれは抜きにしても
見所が分かりやすくて面白かった回なのは間違いない
さり気に二人の関係性の過程のエピソードなんかも観てみたいですね。
「仲が良い」という根源的な部分は変わってないのが証明されてましたけど
この外見に至るまでの経緯なんかも知りたいところ
その辺も含めて「今後」がめっちゃ楽しみです。
絶対に需要あると思うし。

しかし幼少時の二人は本当にくっ付くほど仲の良い関係性だったんですね
多分お互い根底にはその時の記憶や経験があるからこそ
何だかんだで一緒に居ちゃうんでしょう
それはある意味、永遠に離れられないというサインのようにも思えて
この二人ほど先行きが確約されてるカップリングも恐らくはないかな、と(笑
だから、他とくっ付く心配がないからこそ
一番の王道になってる感はアリアリで
そんなさくひまの威力を痛感せざるを得ない傑作回になってたのは間違いないなと断言出来る
あくまで友情の延長線上な雰囲気が正に「ゆるゆり」らしくて良かったんじゃないかと
口笛の描写も良い具合に滑稽で面白かったです(笑
そりゃ子供扱いされるだろ、と。



◆遂に動き出したちなあか!?

しかし、一番印象に残ったのはやはりちなあかでした(笑
一瞬あかりんがちなつの存在に対してドキッとしてるような描写が最高でした
とても日常アニメとは思えないドラマチック感が・・・。
ちなつのあかりんの評価も高まってるし
雰囲気も良い感じ
何気にこの二人のカップリング人気が高い?のを証明するかのような秀逸な描写の数々
個人的にはそのまま流されちゃえ!って思いましたけど(笑
おいしゅうございました
まあオチに関してはいつもの腹黒ちなつだったんですけど
胸、というか乳首?を撫ぜている描写はギリギリアウトだったかと思われます(笑
あれであかりんが目覚めちゃったらどう責任取ってくれるんだ!という。

ただ、ちょっと真面目な話をすると
相手の微妙にはみ出した部分を引きつつも認めてくれる
そんなあかりんの度量の深さ?というのは
ある種本物ではあるんでしょう
純粋過ぎるが故に
理解出来ない苦しさを表に出す事も多々ありますけど
結果的にはそんなはみ出した部分ですら許し認めてくれる
そんな許容範囲の広さはあかりんならではで
それもまた「いいひと」という無個性には繋がってるんでしょうけど
その分スレてない純真さみたいなものは十分に感じます
だからこそ
自分はあかりん大好きなんだなあ、とも思う
計算高さや残念な子という個性も傍から見れば十分愉快で面白いですけど
最終的には理解して納得してきっちり分かってくれる
そんなあかりんの純真さが大好き
痛い部分、遅れてる部分は往々にして見受けられますが、結局本当に受けてるのは
そんな「いいひと」な部分だとは感じてますから。そんな二人の友情に乾杯!ですね。
インパクトも百合分も多々あって退屈のしない良回でした。





さくひまの散々文句を言い合いながらもいつも一緒に居る感覚もまた
ある種リアリティのある描写だとは思います
言わば熟年的な?(笑
それに加えて、どんどん花開こうとしてるちなあかの関係性についてもワクワク出来た
新旧カップルの魅力に満ち溢れた30分間でした。凄く良かったです。




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