成年漫画と一口に言っても琴線に触れるものとそうじゃないものがあります
その違いを自分なりに考えて一応の答えを導きだしてみました。
◆キャラクター
成年漫画の肝はシチュとかパーツとかそういう属性的なものではなく
読者に感情移入をさせる事が出来るキャラクターメイキングなのでは、と
個人的には考えています
それは初々しい気持ちの表現だったり
いじらしさの表現だったり、
それはどういうシチュであろうがまず「キャラが良い」っていうのは大前提のような気がします
だから細かい仕草だったり口調から伝わって来る心情なんかが重要なんじゃないかと
特に「純粋な想い」を伝える事にも着手して興奮と共に感動も同時に生めてる作品は最高ですね。
◆バックボーン
所謂そこに至るまでの背景といいますか、
基礎の部分がはっきりしていると感情移入に上手く作用してくれると思います
成年漫画はページ数が基本的にあんまり多くないからこそ短い中でどれだけ情報を詰め込めるか
「こういう子が今こうなってる~」という上乗せ要素が作れるので背景に関しても重要だと思ってます。
◆個性
これは根本的な問題になるんですが
他人と似たような絵だとあんまり感情移入出来ないというか
パッと見て「ああこの人か」って思えるようなオリジナリティが重要になってくるのかな、と
「ここでしか読めない」が重要というか、取り敢えず触れてすぐ判別が付く程度の個性は必要だと思います
特に成年漫画は基本的にやる事が共通してるので絵柄によって印象に残る/残らないも差が付くかなと。
流行りの絵柄にあまり頼らず自分だけの絵柄を見つけてる人は結構長く生き残れてると感じます。
成年雑誌を読むのははっきり言って面白いですね
各々の作家さんが自分の個性や得意分野でしのぎを削ってますから
コメディにも純愛にもアナーキーにも振り切れる最高のジャンルだと思います。
特に仕事終わりに読むのが好きですね(笑 癒されます。
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