超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

アスタロッテのおもちゃ! 第1話「出会いのエクスクラメーション」 感想

2011-04-11 03:19:47 | アニメ






中々心地良い世界観。結構好きかも。





ファンタジーの国のお話。
大国があって、その国の女王の娘が居て。
いかにも乙女チックな世界観で朝やってもおかしくない雰囲気。
だがその実、目的は主人公ロッテの男探し。
女王はハーレムを築いてたのだからそれに追随せよ、と。
それもまたどうなのかな・・・と思いますが
久々のツンデレ釘宮といいぬるすぎない空気感がまた良いですね。傍目から見ると純粋そうだけど
そう見えて不純な部分も垣間見える、っていう。

そんなロッテは、男嫌いという話で
とにかく男には触れたくもないと。男に触れるのが嫌ならば
彼女の種族であるサキュバス的には致命傷な訳で、何故なら吸血しなければ生きていけないから。
そう考えると女王と同じになる必要はないとはいえ
確かに男の存在が必要不可欠ではある。
男性嫌いを克服する物語なんですね。
一見完璧に見えるロッテですが、そういう部分こそ弱点だと。


駄々をこねるロッテですけど、じゃあ人間の男だったら良いと。
本当はいいわきゃないんですが、でまかせで嘘を言ってしまうわけ。人間が空想上の世界ということで。
人間界にも行けやしないだろ、と。
でもそれがまた、行けてしまうんだよなあ・・・。
部下のユーディットの魔法でね。
彼女はそれくらいロッテの身を案じてて。何としてでも男を!と。生命に関わるからね。

ユーディットが行ったはいいものの、完全に帰ってこれる保障もない訳ですから
ロッテもその取り巻きも必死で。
その一人が頑張るロッテを見て顔を赤らめてたり、なんか百合要素とかもあるんですか(笑)?
一人だけやたらグラマラスなキャラも居たり、なんだかこの先が楽しそうだ。
何よりユーディットが行ったのは自分の責任だ、と思って必死に頑張るロッテが好きだったり。
なんかこの子結構好きかもしれないなあ。
素直なツンデレっていうか。
何語だよそれ。
っていうか全体的にキャラに邪気がないですよね。何か。

ユーディットはそんなロッテの心配を余所に無事に帰ってきてくれました。
思わず嬉しくて抱きつくロッテ。
が、抱きついた先はユーディットではなく人間の男子だった・・・!という訳でまた次回に続きます。
設定には凝らずにシンプルな味わいでしたね。
後はもうツンデレ釘宮に期待、という感じですね(笑)。





という事で初回。
割と雰囲気は良かったし、素材も悪くないし、中々の滑り出しだったのでは。
今期のファンタジー枠はこれかな~と思いつつ
次回予告で早速漂うラブでコメな香りにワクワクしたり。
新番組感想5発目決定です。





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