超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

Angel Beats!第1話「Departure」 感想

2010-04-03 03:13:21 | アニメ
1話を見る限り、確実に面白くて、魅力的な世界観で、続きが気なる作品でした。
個人的に、一発で気に入った。
という訳で今期初の感想は「Angel Beats!」に決定です。
余程の事が無い限り毎週書くつもり。
むっちゃ面白いからね。



まずは監督が個人的に好きな岸誠二ってだけでもちょっとワクワクしてたんですが
そういえばこれって原作麻枝准だよね?って事を思い出しまして
加えて制作がP.A.WORKSってことで(true tears大好きだー!)何気に豪華な布陣なんだなあ、と。
で、その布陣が制作したらここまでの作品になるんだよ、ってことを証明してくれた作品になったと思います。
少なくとも、この1話に限ってはね。
「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の1話をなんとなく思い出した。
似てるとかじゃなくて、1話でいきなり絶頂みたいな。
30分がえらい早く感じました。

と、いうのもこれってあんまり観た事ない世界観なんですよ。
私的には。
「死んでたまるか戦線」とかのネーミングセンスや
ゆりのキャラ付けとか
この手のアニメではお決まりの一つになった演奏シーンとか、
そういったベタな部分はベタな部分であるんですけれど
そうじゃなくて、雰囲気的に明るいのか暗いのか、非常にはっきりしてないところが新しいなと。
死後の世界で消されないために天使に抵抗する、という文字にしてみればむちゃくちゃなストーリーなんですけど
作中の雰囲気とか、作画の雰囲気とかが相俟って、そういう風に感じられる世界観を作り出しているというか。
要は作中に変なリアリティがあると思うんですよね。
それと、虚ろな感じもね。
 個人的にこういう不穏な世界観というか、虚構の世界観は大好物なので(笑)
そういった意味でも観ていて面白かったです。
ずっと鳴り止まないマシンガントークも魅力的でした。

ただ、ここからの展開どうするんだろう?とは思った。
「死んでたまるか戦線」・・・ではなく「死んだ世界戦線」は、死後の世界を乗っ取るのが最終目的らしいですが
乗っ取ったところで何があるのか、
そしていずれ天使に消されたとしたら、どんな世界が待っているのか。
そもそも死後の世界なんで死んでも大丈夫らしいけど、
そこに限界はないのか?とか。
あの天使がどういうキャラかも掴めてないしね。
 でも先が読めなくて不安、っていうよりは未知な展開に単純にワクワクした、ってのが近いかもしれません。
だってこういう世界観見たことないもの。
や、昔もしかして似たようなの観た事あるかもしれませんが
最近はこういうの全くなかったですよね。
極端に退廃的というか。
 元々今期では1番かというくらいに期待していた作品なので、
これからも力を入れて感想を書いていこうと思います。
今回も傑作に仕上げてくれよ>岸誠二監督!
こういう明らかに他と違うものを作ろうとしてるような作品はとても好きです。
期待大です!



あと細かいところ語っていくと、まずゆりっぺ、こと「ゆり」ってメインキャラの女の子は中々好きですね。
後々デレてくれそうで(笑)。
話も聞いてると何気に面白いもんなあ。「よく使われるジョークなんだけど」の下りとか。
それを取り囲むキャラたちも何気に面白そうな奴らばかり。
フジツボ~あたりもちょっとだけ笑ってしまった(笑)。
 演奏シーンは個人的に「まなびストレート」っぽいな、って思ったり。

それと、食券が空を舞うラストのシーンは、とても美しかったと思う。
ああいう感じのシーンが沢山あるといいな。
作画に関しても、今のところは期待できそうです。
頑張って欲しい。




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