神様のメモ帳 第10話「きみについて」 感想

今週は彩夏のターン！・・・だった筈なのに。





これはねえ・・・普通の青春モノだったら
余裕でくっ付いたりするルートなんですけど、まさかああいう結末になるとはねえ。
本当に逝ってしまったの？
最後の笑顔は何？とか
色々と疑問は尽きませんが観ていて面白かったのは間違いない。メインキャラが鬱自殺っていうのは
インパクトのあるもんだけど
個人的に一見明るそうに見える人物が実は・・・っていうのもリアルに感じるので
その点では中々スリリングで良かったんですけど。この後はどうなるのかな？
いっつも明るくて元気で可愛いな、って思ってたけど
裏ではそんな事情があったのね。
それを押し殺して元気に振舞ってただなんて、中々健気な子じゃねーの。アリスちゃんが率いてると思いきや
何気にほとんどのヒロインが存在感あるっていうのがこのお話の秀逸な部分ですな。

さて・・・事件の顛末ですけど
兄と一緒に居た奴が怪しいのは当然として
これもまた一種のコンプレックスというか、確執っていうか
その辺の兄妹のやりとりで軋轢が生まれてこうなってるんだと思いますけど
その辺はボカして描かれてるので中々分かりづらい、
けど確実に一つ言えるのは
多分これ結果的には誰も悪くないだとか、そんな風な方向に持っていくんじゃないか、って思いますけど。
四代目の事件みたいなの。
そういう描写が補填されていくのに個人的には期待してます。
鳴海くんも鳴海くんで
家族との色々があるからこそ分かってあげられるんじゃ・・・って思ってたんだけど
その前にあんな風な事になってるんじゃどう仕様もねーわな。
途中までまるで彼氏彼女みたいな雰囲気で
茶化すような感想書こうと思ってたのにそんなアイディアが無駄になってしまったでござる。
でも、これはあくまで過程に過ぎない訳ですから、最後はどうにか笑って終われるエンドを望みたいですね。
多分これでフィナーレだろうし。





うん、しかしここに来て鬱路線とはやってくれるのー。
初期の雰囲気みたいで少し懐かしかった。全編こういう雰囲気だったら
もっと統一感出てたんじゃないか、とか思うけどそれはそれこれはこれ、何気に楽しませてもらってます、って〆で。

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