たった一人の為に。
確かに牧瀬さんの引き際は美しかった。まごうことなきいい女だった。
しかし、それで終わってしまっては
個人的に凄い後味悪いって言うか、考え方によっては鬱エンドとも言えちゃうと思うんですけど。
何よりオカリンがオカリンらしくないまま終わってしまうと
それはそれで何だかな、って想いもあるので
そう考えると正に望んだ通りの方向性でお話が展開していきましたね。
この世界線でタイムマシンを駆使して
最後のミッション、失われた牧瀬さんの命を救う。それが狂気のマッドサイエンティストとしての最後の使命。
いや~格好いいぜ、オカリン!と言いたい所なんですけど
そこに辿り着くまでは紆余曲折ありまして。
個人的にね、一回オカリンが腑抜け状態になったのも道理だと思うんです。
だって想像してみれば分かるんですけど
恋人を刺してたのが実は自分でした、ってオチだった訳でしょ。
牧瀬さんがあの時死んでたのは父親とタイムマシンの理論を奪い合って口論になり
それを止めようとしたオカリンの一撃で天に召された、と。
あの時あんなに愛し合ったのに
あの時あんなに想いが通じ合ったのに
あの時まで二人で一緒に頑張ってきたのに、蓋を明けてみれば殺したのは自分でした、と。
これがどう考えても良い結末だなんて思えないし
思いたくもないし
だからといって喪失感だって当然のしかかってくるよな。目の前で死ぬ所を見たって事以上に
自分自身に対する罪悪感で胸が一杯でそこから一歩も動けやしない。
それでも、まゆりは動けと言ったんです。
そこに込められた意味はとてつもなく重い、
だけど、それは今まで何度も助けてもらったまゆりの最大限の気合付け、礼でもあります。
それが無理でも
不可能だと思っても、
あなたは一体誰なの?と言わんばかりの平手打ち。
そして未来からの自分へ向けてのメッセージ。
今まで過去改変による不幸を一手に引き受けて頑張ってきたオカリン
最後のこのミッションも結局は自らの過ち、って事で
これもまた半分は落とし前のようなもの、
その半分は、愛ですよね。単純に。その為に再び立ち上がったオカリン、
私にはその総てを理解出来なかった作戦の意味を
彼ならば、岡部倫太郎なら正しく解き明かして、シュタインズゲートに到達出来ることでしょう。
という訳でその瞬間を楽しみに次週、待たせてもらいます。演出が格好良くて最高でしたね。OPもまた燃えるし。
最初の内は、まゆりがメインヒロインなのかな、って思ってたけど
アニメでは彼女は良いパートナーっていうか、相棒なのかなって少し思いました。
そんなまゆりの勇気にも、また乾杯。
仲間を大切にするオカリンだからこそ、また仲間にも助けられて生きている、その構図がたまらなく美しく見えます。

いつもアマゾンレビューを楽しく読ませてもらってました。
まさかあんな事になってたとは‥正直、ビックリで思わずこちらに飛んで来ての初※です。
私は原作プレイ組の生粋のシュタゲ信者(笑)なんですが今週は凄かったですね!
OPが一部映像改変+Bパートで、EDが「スカイクラッドの観測者」とはね~。
それだけでも正直たまらなかったですよ!
原作やっているからこそ思うのですがアニメにはアニメの良さが活きてますね。
説明や理論等の設定の内容量自体はどうしてもゲームには勝てないものの
それでもアニメだけで観てても充分に理解できるだけの最低限絶対必要な情報は押さえ
ゲームと比べてもストーリー進行において内容が劣る事なく存分に魅せてくれてますし
ゲームでは表現するのにどうしても限界のあるキャラの一連のやり取りなんか
逆にアニメーションだからこそ感情が強く籠められた表現が可能になっていたりと。
この話を観てから改めてBD1巻で1話目を観てみたら、ここに至るまでの話の作り込みが
いかに凄かったかを再確認できましたよ。1話目と23話目をリンクさせられる構成って本当に圧巻ですね。
ここに至るまでに経験させてきた出来事の濃密さのお陰で真実を知った時にオカリンを襲った
衝撃の大きさがいかに凄まじかったかも伝わってきましたし、だからこそ残酷な現実に絶望し
1度は諦めの心が支配した演出も納得。その効果で次の展開のドラマ性も強調され最高の回でしたね。
例えばフェイリスルートみたいに個別のキャラENDはアニメでは構成上不可能に近いので
トゥルーEND一本道で進行していくシナリオに調整されていた事に不満を言ってる人がいましたが
私はアニメで表現できる最高の進行だったと思っています。時間的に1人1話の制約もありましたが
それでも1人1人の想いを充分に拾い上げてましたから「皆の想いを犠牲に~」という言葉が
今回の話で用いられた時、凄く説得力あってしっくりきて、この進行はやっぱり間違ってなかったと
個人的には23話目自体の直接的な点以外でも感じるものがあった回でもありました。
マイナーな(と言うと作者に失礼ですが…)自分では見つけられない隠れた良作(漫画)を
西京BOYさんのアマゾンレビューのお陰で今までにいっぱい知る事ができました。
それを参考に買ったきたもの全て損をしていないので、絶対の信頼を一方的に寄せています。その為、現在では西京BOYさんの信者と言っても過言ではありません(笑)
アマゾンの方は残念ですが、こちらでも変わらず掲載されているので今後も読ませてもらいますね。
※もこれを機に今度からは度々させていただこうかと思います。
しかし、西京BOYさんがシュタゲをこんなに評価してくれているとは思いませんでした。
アマゾンの件で※するつもりが、嬉しくて思わず独りよがりにシュタゲ話をしてしまいました。
というか文章が長過ぎだろ自分(笑)
>いつもアマゾンレビューを楽しく読ませてもらってました。
おお、それはありがとうございます!
頑張って書いてた甲斐がありました。停止中なのが申し訳ないんですが(笑)。
それでこっち側に来てくれたのは嬉しいですね。感謝します。
この作品は原作ファンがとても多いみたいですね。TB記事を読んでてもいつもそう思います。
元々大人気で評判も高いだけに料理の仕方は相当大事になってきますけど
原作ファンの方の評判は中々によろしいようで、その点でも安心して観れるアニメですね。
OPについては、正直燃えました(笑)。久々にアニソンらしいアニソンですよね。
「あの花」といい世界観にリンクしてると本当にのめり込んで聴けるので素晴らしいです。
>説明や理論等の設定の内容量自体はどうしてもゲームには勝てないものの
私の場合は小難しくなると逆に考えてしまうタイプなので
今くらいの分かり易さの方がいいのかもですね。確かに未プレイでも大まかな流れは分かりやすいとは思います。
>逆にアニメーションだからこそ感情が強く籠められた表現が可能になっていたりと。
ふむふむ。
この辺は見比べてやってみると非常に面白そうですね。
取り合えずオカリンの感情の脆さや、そこを越えた強さはよく伝わってきますね。
>この話を観てから改めてBD1巻で1話目を観てみたら、ここに至るまでの話の作り込みが
いかに凄かったかを再確認できましたよ。
>1話目と23話目をリンクさせられる構成って本当に圧巻ですね。
基本的に脱線してない作りになってますもんね。
テーマ性も上手く表現出来てると思いますし
繰り返し見るのにも適してそうなアニメだな、とは思います。
>真実を知った時にオカリンを襲った衝撃の大きさが
>いかに凄まじかったかも伝わってきましたし
牧瀬さんとのやりとりで
如何にオカリンが苦しい季節を越えてここまで来たか、っていうのと
そこまで一緒に頑張ってきた大切な人物だからこそ・・・的な衝撃がありましたね。
その前に恋人になってたのもそんな衝撃を更に高めてしまったんでしょうね。
登場人物の気持ちの変遷については相当上手く描かれているとは思います。
正直構成についての不満はないですね。
おっしゃられる通りだと思いますし、そもそも不満自体抱いた事はあまりないかも(笑)。
まあそれは原作未プレイだからこそ言える事なのかもしれませんけど。
一人一人の描写はきちんと描けてたと思います。私の感じる限りでは。
>西京BOYさんのアマゾンレビューのお陰で今までにいっぱい知る事ができました。
なるほど、漫画中心に読んで下さってたのですね。
まあ自分がレビュー書いてる作品って言うのは音楽でもそうですが基本売れてる作品のが少ないです(笑)。
意識的に選んでる訳ではなく、自然にそっちの方向にいっちゃうというか
ある程度読む人を分ける作品の方が好きっていうか。
なんでこういうコメントを頂けるのが不思議なんですよね。
>それを参考に買ったきたもの全て損をしていないので
とか、凄いなあ、と。
・・・なんか本当にありがとうございます(笑)
これからも多分自分の好きな漫画しか取り上げないと思いますけど、それでも読んで頂けたら幸いです。
>西京BOYさんの信者
>これを機に今度からは度々させていただこうかと思います。
自分のレビューをきっかけにブログを始めて下さったありがたい方もいますし
なんだか本当に読んで下さってる方に支えられてる気分ですねえ。
逆にそういう方々の存在がモチベーションになっても来ている今日この頃です。
>、嬉しくて思わず独りよがりにシュタゲ話をしてしまいました。
いや・・・正直な話
私原作未プレイなんでその意味でも面白く読ませて頂きましたよ。
私の場合は逆に長文の方が好き、っていうのもありつつ(笑)。
楽しませてもらいました。
シュタゲに関しては元々原作ファンの評判の高さを信じて期待し続けた部分が大きいので
原作ファンの方々様様って感じですね。