アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

カボチャの煮もの

2020-10-11 10:13:30 | 手作りのたべもの
  子供のころはカボチャもサツマイモもあまり好きな食べ物ではありませんでした。食養を知ってから味覚ががらりと変わり、どちらも食べられるようになりました。

  でも、普通のカボチャの煮ものはどうもいつもべちゃっとした仕上がりになり、体にいいから食べるという域を出ませんでした。

  それがあるとき、どこかで聞いた方法で煮てみたら、好みのほくほくカボチャになったのです。

  その方法がこちら。

  まず鍋の真ん中に、円筒状の湯飲み化茶わん蒸しの茶わんなどを伏せて置く。茶碗の周りに、適宜切ったカボチャを並べ、上から水とみりんと醤油を垂らす。量はカボチャの半分くらい。そして、ふたをし、強火で煮ます。だしを入れたいときはお好みで。

  串を刺してみて、柔らかくなりかけたら、菜箸で上下をひっくり返し、さらに煮ます。柔らかくなったら火を止めます。すると、火を止めると同時に音がし、カボチャの下に残っていた煮汁が、すっと茶碗の下に入り込みます。

  こうなれば、OK。ほくほくしたカボチャの煮ものの出来上がりです。

  ただし、煮ている間に汁けがなくなり、鍋が焦げることがあるので要注意です。

  この煮方、前にも投稿したことがある気がしますが、昨夜はことのほかおいしく煮えたので、また紹介します。

  カボチャは、松平のウサギや菜園の、無農薬で育てられたもの。煮方がよくても、カボチャが良質のものでなかったら、やはりおしい料理はできません。
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