アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

サルから家を守る

2014-11-20 17:08:58 | アンティマキの場所に生きる動植物
    先月カキの実が赤く熟しはじめたころから、頻繁にサルが出没するようになりました。8年から9年越しにようやく再生してたくさんの実をつけたカキノキですが、背に腹は代えられなくて唯一残った渋柿の木を伐採しました(コチラ→)。

    それでおさまるかと思ったら、あにはからんや、数日たってまたサル軍団が屋根の上に。どうやらうちの屋根の上は、裏の林から反対側の道側に出るためのかっこうの近道になっているらしいのです。

    二階家の屋根に上るのに、サルは家の裏の崖に立っているトウカエデとウメを使っているようでした。そして反対側に出るためには、道側から屋根にはってある電線を伝います。そして、電線からカエデとニセアカシアの木に飛び移り、道の向こう側にある畑に向かうようなのです。何回か、うちの敷地内に食べかけの小さなかぼちゃが転がっていましたが、それは彼らの仕業のようです。

    で、決心しました。せっかく大きくなった木ですが、思い切って伐採することに。

    南側の道下で大きくなったカエデの木。紅葉しかけたところですが伐りました。

     となりのニセアカシアも。こちらはとげとげがひどくて、いやな木だなとおもっていたのですが、今年初めて満開の花を見て、においも色も美しいのを知りました。なくなるのはちょっと残念です。

     裏の崖にある梅の木。太い枝を残して上のほうで伐りました。切り口が黄色くてmに出したらいい色が出そうです。

     こちらはトウカエデ。何度も伐っているので、下のほうでわかれています。紅葉がとてもきれいなカエデです。

     結局、サルのせいで、柿の木を入れて計5本も大きな木を伐りました。せっかく育ったのに、がっかりです。でも、サルの遊び場になるよりまし。伐って数日たちますが、いまのところサルは現れないで済んでいます。これで、サルから家を守ることはできたのかしら。

     さて、このところ稲武は朝夕かなり寒くなってきました。友人の話ですが、朝5時だと氷点下4度の日もあったとか。

      いまはまだ雑草も落ち葉もきれいですが、そのうち稲武は一面茶色の景色に変わります。

     このささやかなもみじ街道、大きな木を2本も伐って、枝も少し落としたので、明るくなりました。

     小さな赤い葉はハナノキ。実はアメリカ産のハナノキだと、今年わかったので伐採しようと思ったのですが、今回いちどきに5本も木を伐ったので、これ以上木を伐るのはいやになりました。この木はいまのところサルの出没とは関係がないので、しばらくこのままにしておくことにしました。

     下の林の山際で毎年花を咲かせるツルリンドウです。同じ場所に毎年同じ花が咲くのはうれしいことです。







コメント
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