日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「第2回 日本におけるイタリア刺繍作品展」を見に行ってきました(2014.5.30)@イタリア文化会館

2014年05月31日 | イタリア製品
「第2回 日本におけるイタリア刺繍作品展」を見に行ってきました(2014.5.30)@イタリア文化会館



2014年5月30日(金)夕方 午前のドイツ語レッスン&イタリア人留学生たちとのランチを終えてから イタリア文化会館まで足を伸ばして 開催中の「第2回 日本におけるイタリア刺繍作品展」を見に行ってきました:


展示は プント・アンティーコ協会所蔵作品の数々に加えて イタリア文化会館 アートラボコースの イタリア刺繍教室の生徒の皆様の作品 そしてプント・アンティーココンテスト出展作品もずらりと並んでそれは壮観でした

立体的なもの シンメトリーなもの アラビア模様 また布への刺繍ではなく糸で紡いだとても繊細な作品 単色ですっきりしたもの 針金の入った立体的な花の刺繍 それぞれにとても素晴らしい作品が並んでいました ひとつひとつにどれだけの情熱と労力が注がれているのだろうかとひたすら感じ入りつつ見せていただきました

この日のレッスンでは イタリア語のテキストを見ながらイタリア人の先生方に(通訳付き) 直接刺繍を習う生徒の皆様が熱心に刺繍を続けていらっしゃる姿を目の当たりにしました
アートラボ・コースの方から丁寧なご説明をいただきました 

また 本当に繊細で根気のいる作業を目の当たりにして実に感激いたしました 作品に込められた思い その根気と情熱をひとつひとつを見ながら感じ入りました 

   * * *

プント・アンティーコ:

イタリア・シチシリア島で、AC900~1000年頃に生まれたシンメトリーで美しく精緻なアラビア模様の組み合わせで作るプント アンティーコの刺繍ステッチは、ルネッサンスの頃にフィレンツェで、さらにとても盛んになりました。その後イタリアのいろいろな地域に広がり、さらに、ヨーロッパ刺繍の基礎となりました。


展覧会は 2014年5月28日(水) - 2014年5月31日(土)まで開催されました

開催のお知らせは こちら

すばらしい展覧会を開催してくださいましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます


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LCI主催オリーブオイルテイスティング基礎コース&プロフェッショナル資格コースのお知らせ(2014年6月他)

2014年05月29日 | イタリア料理・イタリアン食材
LCI主催オリーブオイルテイスティング基礎コース(吉祥寺・横浜)&プロフェッショナル資格コース(in ITALIA!)のお知らせ(2014年6月他)

オリーブオイル鑑定士【アッサッジャトーレ】コースとセミナー 
イタリア‐マルケ州政府公認 オリーブオイルコース


講師:プロフェッショナルオリーブオイル鑑定士(アッサッジャトーレ)協会 ’FLAVOR'
モノヴァリエターレ(単一品種)を推奨、多くの生産者に熱い信頼を得るBarbara Alfei教授


イタリアオリーブオイル鑑定士専門家協会FLAVOR公式基礎コースが日本で初開催致します。

テイスティングの種類が充実しており、通訳、日本語テキスト完備のため、どなたでもイタリアの講座が受講できます:


オリーブオイル テイスティング 基礎コース
『エキストラバージンオリーブオイル~ PIACERE!』 オリーブオイル鑑定士コース



Barbara Alfei教授のライブレッスン


◎◎◎ コース内容はこちらへどうぞ。 ◎◎◎

現地よりサンプルを送り、通信システムを利用したライブレッスン。イタリア人教授と意見交換しながらテイスティング。

通訳、日本語テキスト完備の為、初心者~資格者でテイスティング力アップや知識向上されたい方にお勧めです。

全3回(3回全て出席された方には修了証授与) 毎回テーマが異なり、1回だけの参加も可。

【会場1 】 リストランテPrimiBaci (東京・吉祥寺)

【日時 】(1) 6月20日(金)19:00~

   (2) 7月13日(日)15:30~

   (3) 9月7日(日)15:30~

【参加費】1回12,000円/3回一括の場合33,000円

※リストランテ開催のため、オリーブオイルを楽しむディナーが含まれます。

※3回受講される方に モノバリエターリ(単一品種)オリーブオイルのプレゼントがございます。

テイスティンググラス(イタリア製)の先行販売もございます。



【会場2】横浜 NHKカルチャーセンター

【日時 】(1) 7月12日(土)15:30~18:00

 (2) 8月2日(土)15:30~18:00 

 (3) 9月6日(土)15:30~18:00

【参加費】 3回一括24,000円  (受付:NHKカルチャーセンター横浜)

※初回にモノバリエターリ(単一品種)のオリーブオイルのプレゼントがあります。

テイスティンググラス(イタリア製)の先行販売もございます。

お問い合わせ・お申込みはLCIオリーブオイルスタジオへ

Eメール info@lci-italia.com   TEL 0422-24-8897


   *     *     *


オリーブオイル 鑑定士(アッサッジャトーレ)プロフェッショナル資格コースin ITALIA!


(イタリア本部で開催/通訳あり)

開催予定日程 : 2014年 出発日10月27日(月)~10月30日(木) 

更にオリーブ収穫や製造過程を体験できます。その他マルケ州エノガストロノミアを堪能ください。

オリーブオイル資格コースコース修了後、テイスティングの適正技能試験に合格すると、正式な認定証(Certificato d’Idoneita’ Fisiologica all'Assaggio)を取得できます。

Dott.ssa Barbara Alfei他オリーブオイル鑑定士プロフェッショナル協会 FLAVOR の専門家による講義と実践から構成されます。国際プロフェッショナルコースをマルケ州の本部にて受講。(通訳付き)

◎ オリーブの収穫、オイルの製造工程を体験!

◎ マルケ州は食材やワインにおいても余り知られておりませんが、自然の豊かな土地には食材も豊富です。
オリーブオイルのコースのほか、普通の旅ではできない、文化交流とエノガストロノミアの旅が体験できます。

 お申込・お問い合わせは Eメール:  info@lci-italia.com   Tel :0422-24-8897 


詳細は こちら


* 写真は会場となる吉祥寺のイタリアンレストランPrimi Baciです 井の頭公園のすぐ手前のとてもステキなレストランです

*横浜NHKカルチャーセンターのHPを見てみました 松山先生の写真もありました!!
なんとここでもカンツォーネ歌手の青木純先生が教えてらっしゃることを新発見(*^^*)

*LCI主催の昨年秋のカンパーニャ州のエノガストロノミアツアーは大変内容の濃いものでした タランテッラを現地のみなさんと一緒に踊り炭坑節を日本側の参加者が披露するという文化交流をされ それが現地の新聞等でも紹介されたと伺いました!!
今回のオリーブオイルコースもとても内容の濃いものになると思います

*情報をいただきましたLCI様に心よりお礼申し上げます


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LCI主催『楽しく学ぶイタリアの民族 第2回ビザンチンとランゴバルド』に参加しました(2014.5.25)@吉祥寺LCI

2014年05月27日 | イタリア旅行・世界遺産

LCI主催『楽しく学ぶイタリアの民族 第2回ビザンチンとランゴバルド』に参加してきました(2014.5.25)@吉祥寺LCI


第1回目に続き満員御礼となったLCI主催『楽しく学ぶイタリアの民族 第2回ビザンチンとランゴバルド』に参加してきました 

前回より人数も増えて 椅子の並べ方も変わりマイクを使っての開催となりました
このセミナーはイタリア語&通訳付きなので イタリア語の語彙も増えるし内容も確認できるし 今回のテーマはイタリアの民族についてなので 歴史の苦手な私にとってはとても貴重な機会でした 
今私はドイツ語レッスンに通っているのですが 時々「イタリアではどうなの?」と突っ込まれることがあり大変です(笑) 
  
   *         *        *  

395年に 古代ローマ帝国のテオドシウス帝が没すると 帝国は正式に 西ローマ帝国と 東ローマ帝国に分割されます そして西ローマ帝国はバルバリ(Barbari/蛮族)の侵略を受けて衰退してゆき そして476年にゲルマンの傭兵オドアケルが西ローマ帝国を支配します 

その後も568年にゲルマン人の一派であるランゴバルド族が北イタリア一帯を制服してランゴバルド王国(ロンバルディ―ア州の名前の由来となります)を建てました


一方 東ローマ帝国(初期ビザンツ帝国 首都コンスタンチノープル)で最も繁栄した時代を築いたのがユスティニアヌス1世(在位527年〜565年)で ローマ帝国の奪回を求めてラヴェンナへと向かいます 彼は再統一はかなわなかったものの 東西の文化の融合には大きな役割を果たしました 

* ラヴェンナ402年にミラノに替わって西ローマ帝国の首都となりますが 470年にオドアケル 493年にテオドシウスが そして540年にユスティアヌス帝が制圧して ビザンツ帝国の主要都市となりました (総合法令発行「イタリアの味わい方」「第4章 建築」より)
 
ローマ帝国についてざっとおさらいしたあと まずはランゴバルドの教会の特徴について 写真を見ながら説明していただきました 

ランゴバルド族の特徴は 金細工やガラス細工など バルバリ(蛮族)とは思えない繊細さです

また2011年にUNESCO世界遺産に登録された7つの街 (Brescia やBeneventoなど)の教会をひとつひとつ見ていったのですが 大理石で作られた教会 洞窟の中の教会(Grotta di San Michele)など あまり表情のない同じ人物の連続等が特徴とされ Attivita'として さてどれがランゴバルドの教会でしょうか? と4つの写真を見て となりの人と話し合って答えました だいたいの人が正解でした(^^)/


   *         *        *  


そして休憩をはさんで 次はビザンティンに移ります
 
ラヴェンナでは 1996年に世界遺産に認定された4つの教会をみました  

この時代はまだ遠近法がなく またdivinita'(神性)のために神の姿を人間のように描くことが禁じられていたのです 

また皇妃プラキディア(Galla Placidia) (テオドシウス帝の娘で大変な悲劇の女王)の霊廟も紹介されました (NHKラジオ2014年4月「イタリア24の物語」ラヴェンナ編で聞いたことがあり覚えていました!) 彼女の霊廟もこのラヴェンナにあり すばらしいモザイク画で覆われているのです

そしてシチリアのピアッツア・アルメリーナにある ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレの礼拝堂等のモザイクの数々を見て ビキニを着たsportivaな女性(これはギリシャの影響で女性はsportivaだったのですね)のモザイクなども見ました 

そしてまたまたattivita'で ビザンティンのモザイクを見て皆で話し合って選びました 


最後はUNESCOの世界遺産の観光情報を聞きました Beneventoは私も行く予定なので興味深く聞きました またシチリアにはモンレアーレ パレルモ チェファルーの世界遺産を見る現地ツアーもあるとのこと でもモザイクの街ラヴェンナが皆様の一番人気だったようです(^_^)
 

こうして 楽しくためになるイタリア民族セミナーも無事終了となりました

NHKラジオで今やっている「イタリア: 24の物語」を聞いておいてよかったのと これからももっともっと日本語でもいいから(笑) イタリアの歴史を知ってゆこうと思ったのでありました(^_^)v


開催のお知らせは こちら 

第1回『楽しく学ぶイタリアの民族 第1回 エトルリア人』のリポートは こちら

大変すばらしい そしてアットホームなイタリア文化セミナーを開催してくださいましたLCI様に心よりお礼申し上げます


PS このあとすぐにハノーファーとブラウンシュヴァイクのイギリス王をめぐる数世紀にわたる覇権争いの歴史にとりかかります イタリア語とドイツ語のレベルが合ってくるとすぐに飛び移れるようになりはかどりますが まさか苦手な世界史に両方ともがっぷり取り組むことになろうとは~(/_;)


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渋谷外語学院文化講座「メキシコへの旅」に行きました スペイン語少し戻った~(2014.5.24)@渋谷外語学院

2014年05月25日 | 講座のお知らせ
渋谷外語学院文化講座「メキシコへの旅」に行ってきました スペイン語少し戻った~(2014.5.24)@渋谷外語学院

私が今イタリア語とドイツ語を学んでいる渋谷外語学院・日伊学院・欧日協会ドイツ語ゼミナールで 今度はとうとうスペイン語のイベント「メキシコへの旅」に参加してきました!! ←実は約30年前に2年間習っていたのです~(笑)

このためにスペイン語のCDと本をざっと2冊ほどやり 30年前に作ったスペイン語のイラストつき小冊子も持参し 自己紹介くらいは言えるようにしておきました(^^)/

          *         *        *  

時間よりも早く着き友人と待っていると 先生がご案内してくださり早速自己紹介!! イタリア語交じりのスペイン語で少し話しました とにかくスペイン語がしゃべれるのが嬉しい(#^.^#)

2年くらい前に駅でスペイン語で道を教えてあげた時よりも 今はもっとすらすら出るようになったのは NHK講座やラジオニュースを継続して聞いているからかもしれません 継続は力なり!!
30年前にやめてから完全にミイラと化していたスペイン語が 少し水をやって蘇生してきた感じです(笑) ←イタリア語になっちゃっても先生にはだいたい通じるみたいだし...ってダメ?(笑)

でもでも...ここではあちこちからイタリア語が そしてドイツ語までもが聞こえてくるので誘惑が多くて~(笑) メキシコのことはあまり詳しくないのですが(スペインしか行ったことがない) まずはスペイン語での挨拶に始まり 地理 国旗について 世界遺産 お祭り 骸骨を飾る「死者の日について ビデオも見ながら説明していただきました パンプロ―ナの闘牛の祭りそっくりのサン・ミゲル・デ・アジェンデ(San Miguel de Allende)の祭りは 男たちの群れの中に次々と牡牛が放たれてゆきpericoloso~でも大体大丈夫なのだそうです ラテンの血は熱いですね~( ゜Д゜)

     *         *        *  

そして次は「ラ・クカラーチャ」の歌と踊り (生徒さんも一緒に踊りました!!) このラ・クカラーチャの歌は あの例の嫌いな虫 ゴ〇〇〇 の意味で それを見つけたら踏み潰すというジェスチャーで足を踏み鳴らしながら踊り続けるのだそうです(笑) 

私は30年前にこの歌をドイツの語学学校で各国の歌を習う授業で覚えていたので 楽しく一緒に歌えました!! (言葉は忘れても歌くらいは覚えているのですね~)


あとは質疑応答で 標高が高いので空気が薄い場所があるとか 世界遺産について どの航空会社で行くのがいいかとか(メキシコは遠いです~) メキシコ料理のお店  肉は金曜には食べないところがあるとか ダンスについて 生徒の方からも活発な意見が飛び出しバラエティ豊かな文化講座でした!!

またここでもばったりお会いした人もいて 何ヶ国語もやっていると実に色々な人たちと出会えて楽しく また終わってからフロアに出ればイタリア人の先生方とお話もできちゃって(笑) 何倍も楽しませていただきました!! 

自分が若い頃から今までやってきた言葉すべてを学べて しかもすぐにそこで喋れるサイコーの環境の中で 30年前の落とし物をこうしてまた再び拾い上げて「再生」することができて感無量です いやもう何ヶ国語も学べるここしか私は通えません(笑) 優しいラウラ先生と一緒に 皆で楽しくメキシコのお話に興じてきました


ただスペイン語にハマると 同じラテン系のイタリア語と混ざってしまうので(ドイツ語はゲルマン系なので混ざらない) あまりハマらないようにとどめておかないと...とは思うんですが~(-_-;) ← 似ているから習得はものすごく速いが 混ざってしまうと聞いたことがあるのです 

ここでは他にも色々な文化講座やあちこちのイベント情報が置いてありますので ぜひいらしてみてくださいね~(^^)/ 

講座を開いてくださいました渋谷外語学院様に心よりお礼申し上げます

講座のお知らせは こちら


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ダーチャ・マライーニ講演会「書くこと、生きること」に鳴りやまぬ拍手(2014.5.23)@イタリア文化会館

2014年05月24日 | イタリア関連の催し

ダーチャ・マライーニ講演会「書くこと、生きること」に鳴りやまぬ拍手(2014.5.23)@イタリア文化会館



ダーチャ・マライーニ氏講演会 その終了とともに鳴りやまぬ拍手がいつまでも続き 感無量でした... サインを求める方たちが終了後も彼女を取り囲み ずっとずっと氏のあたたかな人柄が会場全体を包んでいたのです... 

私が中でも心に残った言葉は 「書くことは自伝であれ小説であれ 他の世界を創るということ そして作家というのは潜水夫のようなもの 海の底に沈んでいるものを拾い上げて海面に出す作業をするのです そう 探しているものはすでに海底にもうあるのです...」とのくだりです

     *         *        *      

ダーチャ・マライーニ氏は幼少の頃 文化人類学者であり当時アイヌの研究をされていた父フォスコ・マライーニ氏と家族とともに札幌に住んでいました 
その懐かしい札幌の家の写真に始まり 氏の幼少の頃の写真が次々と映し出され なつかしい家族 なつかしい風景に聴衆一同魅入りました 

ですが第二次大戦当時のイタリアはファシスト政権にあったため サロ政権への忠誠を誓うよう強要されたことを両親が拒否したため 名古屋にある外国人のための強制収容所に送還されます 

その時の体験はとても聞くのがつらく 父親の愛と勇気と 家族の絆あればこそどうにか生き延びてこられたのだと 国内にもこのようなことがあったのだと驚きました 地元の農民は幼い彼女に対して優しくしてくれたことが救われました


戦後一家はイタリアに戻り のちに父とともにこの収容所跡を探しに来た時 誰もその場所を知らず となりにテニスコートがあったという記憶を頼りに地図で探し当てたエピソード そしてイタリアに帰ってから 言葉の問題や家族の影響(祖母も作家 母は画家)もあり 書くことが彼女にとってはなくてはならないことになっていったのだそうです


そして 戯曲と小説について 東洋と西洋における死のとらえ方の違い 文化の違い 能について等の話に続き たっぷりと会場から7人の質問を受けて丁寧に答えてくださり また通訳の方もひとつひとつ的確にすばらしい訳をしてくださり 感銘を受けました

自伝と小説の違いについて (冒頭の言葉がその答えです) 世界で起きているグローバリゼーションの流れはとどめようがないが 人の動きとそれに伴う様々な問題をgovernare(治めてゆく)ことが大切 60~70年代のアフリカの印象と今のアフリカがどう変わってしまったかについて 能は伝統を変わりなく受け継ぐまれな形態でありとても好きだとのこと その他 氏の書かれた小説等についての質問が飛び交い 最後は鳴りやまぬ拍手がいつまでも続きました

実に濃密な一時間半の講演会でした 会場は本当に暖かい雰囲気に包まれ イタリア人の聴衆が特に今夜は多く また知人が質問に立った時は私もとても嬉しく誇らしく(ちゃんと本を読んでから質問するのはさすがですね) 実にすばらしい講演会でした

この場を借りまして 素晴らしい講演会を開催してくださいましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます

    *         *        *  


なお この講演会を前に 知人より伺ったダーチャ・マライーニのインタビュー記事"Intervista con la Scrittrice Dacia Maraini" di Gaither Stewartを読みました
 
インタビューは こちら

 インタビューのピックアップ:
ダーチャ・マライーニは1936年にフィエーゾレで生まれ 1939年から1946年まで日本で暮らしました

父のフォスコ・マライーニは人類学者 シチリア出身の母もまたantifascisti(反ファシスト) 1943年に外国人収容所に移送されて苦しい日々を過ごし 生き延びてきました 
 
1946年に解放されイタリアに帰国 また10代を過ごしたシチリアでは 社会の抑圧 マフィアの問題 自分はいつも反逆者であったことにも触れています

3年間フィレンツェのカトリック系の寄宿学校に入るが そこでも抑圧されてきました 19才でローマにわたり 作家としての人生を始め 1999年にはストレーガ賞を受賞

作品の中で とりわけ「イゾリーナ ~切り刻まれた少女~」の中で antimilitarismoだけでなくanti-maschilistaのインスピレーションもあったことなどが印象に残っています 

詳しくはイタリア語のインタビューをぜひ読んでみてくださいね(^^)/

    *         *        *  

講演会のお知らせは こちら



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3カ国語に取り組む私のとある長い一日 独検2級まであと一か月!!(2014.5.20)

2014年05月21日 | ドイツ語・独検
3カ国語に取り組む私のとある長い一日 独検2級まであと一か月!!(2014.5.20)


火曜の朝 早目に起きてさっさと家事をすませて 9時前から独検過去問2級に取り組む 他の問題集も合わせて十数冊買ってあるうちの3冊目を2回(春季と秋季) 午前に春季をやって ちょいと外出を済ませて午後には秋季に取り組み 復習をして夕方になる

昼のニュースとともに NHK『EURO 24』も見る 時間がダブっているので大変(笑) 食後にはラジオでビジネス英会話と 1時からのスペイン語のNHKニュースを習慣で聞くが 食後のためかまたしても眠くなってしまう(笑) 


午後の秋季ではとうとう目標の9割出た!! ミスは3、4コまで 今までは7つもミスがあり8割前後だった…5本めにしてとうとうヤッター!(^^)!

(6割くらいで合格らしいので落ちることはないだろうけど ドイツ語はキャリアが長いので ぜひハイスコアで受かりたいのです ちなみに独検2級はイタリア語検定3級レベルくらいかな)

     *           *         *       

夕方からは 金曜のドイツ語レッスンのために ニーダーザクセン州のとある街の 3世紀前の勢力争いについて書かれた "Die Welt"の新聞記事を 日本語でのネット検索結果と照らし合わせて再チェック これは週末に一日がかりで翻訳した長いテキストだ 2級読解よりも難しいぞ~

まるで知らない話題なので 家系図を自分で書いてみたり時代背景なども調べる レッスンでは内容把握のチェックのプリントを「その場でいきなり」やらなくてはならず緊張~(-_-;)
ドイツ人の先生の出身地にまつわる話だけに力が入ります!とてもとても独学ではこんなハードな勉強はできないでしょう( ゜Д゜)

ようやく夕飯前にドイツ語(結局3本)終了~ 夕飯の準備にかかる

 *           *         *       

ふらふらになって家族が帰るまで次はようやくイタリア語!!
金曜夜にはいよいよダーチャ・マライーニの講演会に行くからその準備だ
 
この金曜日は午前がドイツ語レッスン 午後には仕事の荷物が来て 夕方にはもうイタリア文化会館の講演会に行かなくてはならない 
でもこれはゼッタイ行く!! それまでに知人が教えてくれたダーチャ・マライーニのインタビュー記事を辞書を使ってすべて読む ブログ記事も下書きをどんどん進める


やっとイタリア語が終わり 今度はNHKラジオストリーミングを3ヶ国語聞く イタリア語ドイツ語スペイン語の応用編だ 
聞き終わった頃にちょうど家族が帰宅してホッ(笑)

実は土曜にはメキシコ講座があり それまでにぜひ2冊のスペイン語会話のテキストを終わらせるべく 寝る前の時間をそれに充ててる せっかくの年1回のチャンスだからね~

「聞けるけど話せない」というレベル というか スペイン語の単語を覚えると 同じ意味のイタリア語の単語がさっぱり出てこなくなるのが困る ホントに困る!!

それと日曜にはイタリア語の「ビザンチンとランゴバルド」の文化セミナーがある でもとりあえずは 家にいる日は「独険過去問一日一冊」!!

それらすべてを水曜夕方にどうにか無事終了!! ヤッホー終わった~!(^^)!
ちなみに過去問は 検定直前の実力確認用に最後の一冊だけは手をつけずにいつも残しておいてます

     *           *         *     

独検(6/22)までに 仕事や外出等で一日家で勉強できる日がもうかなり限られており うかうか逃すともう間に合わない!!
なので一日家にこもって 体力のある元気な午前午後は独検過去問 疲れたら日程の急ぐものからイタリア語もしくはドイツ語 そしてテレビやラジオストリーミングを食事をとりながら聞いて とうとう寝しなにはようやくスペイン語CD(笑) 8時間くらいはこうしてガンガン予定をこなしている (介護や家のこと等でいつまた勉強ができなくなるかわからないというのもありますので)

さらに夜は知人からのメールで 短い和文伊訳が飛び込みで入る 面白い内容なのでついつい夜中に目が覚めてしまい 翻訳をしてからまた少し寝た(笑)


朝起きたらさて今日は何語だ!! とエネルギーがみなぎっている だから大丈夫 でも目がしょぼしょぼに疲れたら 夜はCDを聞くくらいしかできない 

なので なかなかイタリア語の短編名作集まではたどりつかないけど 独検が終わるまで待っててね~(^_^)

こんな 私の長~い一日でした 何をする時間も惜しいくらい走り続けている感じです

  *           *         *     

「Studiosissima!!」先日 目を丸くしてこう言ってくださった初対面のイタリア人の先生の言葉がやけに嬉しく(笑)

でも 「ドイツ語を再開してもイタリア語はゼッタイにやめません!! 」と 両方ちゃんと頑張ると そう心に誓ったのです 約束したのです

だからそのためにも もうこれは今 目の前のドイツ語検定を頑張るしかない!! 結果を出すしかない それが支えとなって日々前進し続けているのですよ 
戻ることはもうできないのです どちらが難しいとかいって逃げてはいけないのです

 *           *         *     

そして今は スペイン語(30年前に2年間だけやってた)のことを これからどうしようかといろいろ思案中 
旅の計画を立てるうちが一番楽しいのと同じかもしれませんね♪

イタリア語だけやっていた頃より それはもぉ格段に忙しくなっちゃったけど メリハリがあっていいのはホントですよ!! ←だからぁ~ 痩せたんだってば...(/_;)



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ベルトルッチ監督「孤独な天使たち」原作者インタビュー(NHK Euro24)&DVDを見ました

2014年05月20日 | イタリア映画・映画
ベルナルド・ベルトルッチ監督「孤独な天使たち(Io e te)」原作者N.アンニマーティのインタビュー(NHK Euro24)&DVDを見ました


ニッコロ・アンマニーティ原作「Io e te」 この原作者インタビューがNHKの先週の「Euro24」で紹介されていましたね!! (「世界イタリア語週間」関連イベント)

ヴィアレッジョ賞やストレーガ賞を受賞してきた作家アンニマーティ氏のこのインタビューでは なぜ小説の主人公にadolescenti(青少年)を選ぶのかと聞かれて まるでサナギが蝶に変身するのに匹敵する大いなる変身を数年間に遂げる「思春期」の人物が時に驚くべき行動に出るため物語の主人公にぴったりだと そのため adolescentiを主人公に選んだとのことでした

また 作家自身小さい頃にあった小さな地下倉庫からこの発想が生まれたこと (私の実家にもありました...小さな離れでしたが) 携帯もネットもなかった時代に そこには完全なる孤独な空間が生まれたこと その衝撃的な自由な感覚は忘れられないこと

そして「孤独が創作の引き金となる」「濃密な人間関係の中からは創作は生まれない」との言葉に自分自身を振り返ってみました 「孤独を感じることは人生で必要なこと」というメッセージ...

NHKのEuro24では 後半部分で貴重な文化人のインタビューもありますね!
それと毎週流れるスキットでは 知人(AliceさんやAndrea先生他)が出演しているのが実はとっても嬉しく 今通っている渋谷外語学院(日伊学院併設)の生徒さん出身の出演者がいると聞き (ウェイターのAntonio役の青年です!なかなかいいですね~) 毎週楽しみに見ています(*^^*)


さて次は映画『孤独な天使たち(Io e te)』の感想です:


原作「Io e te」を「読んでたちまち恋に落ちた」という巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督デビュー50周年を飾るメモリアルな青春映画「孤独な天使たち」のDVDを見ました:


ラストエンペラー」「1900」等で世界的巨匠となったベルナルド・ベルトルッチ監督が重い病で引退を考えるも、この原作と出会い迷うことなく映画化を決意したという作品。主演の異母兄弟たちは新鋭俳優たちをオーディションで選んだといいます


14才の孤独を愛する少年ロレンツォ(ヤコポ・オルモ・アンティノーリ)は 母親に黙ってla settimana bianca(学校のスキーツアー)に行くと嘘をつきアパートの地下室に1週間こもってしまう ところが2日目に年上の異母兄弟オリヴィアがころがり込み事態は急転直下…

このオリヴィアのコケティッシュな魅力に魅了されました 14才といえば多感な中学生 いちいち心配して電話してくる母親に居留守を使うロレンツォの携帯電話を取り上げ まんまと母親の電話番号を登録し ロレンツォをおどす異母兄弟 すでに大人で職業経験も積みアブナイ世界に足を踏み入れており…はらはらさせ通し
父親を奪ったロレンツォの母を憎んでもいる そんな二人が狭い地下室で2週間も潜んでいられるのだろうか…見ていてはらはらしました

案の定「友人」が転がり込んできたり オリヴィアが危険な状態になりかかってうろたえたり... 異母兄弟の家族のことをドイツ語では「パッチワークファミリー」イタリア語では「famiglia distesa」(広がった家族)というのですが オリヴィアとロレンツォの母親はうまくいっておらず憎しみあっているようです 

黒い毛皮を纏ったオリヴィアは白い肌がくっきりと現われ 話し方も立ち居振る舞いも大人びていて 心に傷を負ったまま助けを待っているかのよう
そんな彼女との「1週間」を終えたロレンツォは どんな青年に成長しているのか… 中学生は大人と子どもの中間で 一番多感で扱いづらい時代だと思う
そんな彼が姉と交わした誓い 逃避せずに現実と向き合い地下室から出て 現実の中でちゃんとやっていくようにとの姉のアドバイス 
それは落ちるところまで落ちかけたぎりぎりの彼女なればこその弟への思いだったのだろうかと思います 

でも兄弟って同性だとライバル意識が大きいみたいだけど 異性の兄弟ってやっぱり少し違うみたいですね( *´艸`) ロレンツォもまだまだ未熟な子供だなぁ そして姉オリヴィアはちゃんと立ち直って生きてゆけるのかなぁと思って見ていました 

ベルトルッチ監督が車椅子の現実を受け入れて作ったという作品で 30年ぶりに母国語イタリア語で撮ったという作品です

映画は こちら


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2014年秋季 第39回実用イタリア語検定 秋季は10月5日に実施されます@実用イタリア語検定協会

2014年05月19日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト
2014年秋季 第39回実用イタリア語検定 秋季は10月5日に実施されます@実用イタリア語検定協会


2014年秋季「第39回実用イタリア語検定」日程等お知らせいたします: 
一次: 2014年10月5日(日)  
二次(1,2級一次合格者):12月7日(日)
申込: 2014年 7月17日(木)~8月17日(日)消印有効

秋季検定について詳しくは こちら


    *        *       *    


以下は私の昨年の受験を通じて...

* 昨年秋の私の2級・準2級ダブル受験の時は 併願の場合は 目標とする級の試験が先(午前中)かどうかがネックでした (午後の部はもうへとへとに疲れてしまいます...) 

あと インターネット出願ができるようになったので 初日にパソコンから申込みを済ませました おかげでかなり前の方の席でした(笑)

あれから1年...皆様のご検討を祈りつつ 今年は新たな目標である 独検受験を目指して頑張ります!!(またまた過去問に毎日必死で取り組んでいます~)

また 私は昨年 日伊学院の 2級対策通信講座と2次対策プライベートレッスン(2回)で どうにかぎりぎり一発合格できたのですが 当時は過去問10冊をやってもやってもなかなか合格ラインに届かず とうとう通信講座にえいっと申し込んで猛勉強したのも 今は良き思い出です...

7月期からも日伊学院では 色々な検定対策講座があります 
模擬試験は9/28(日)です

 通信講座は こちら


* ドイツ語とイタリア語を両方やるのはきついのか メリハリがあってよいのか... とにかく走り切るしかないよね!!! 皆さん頑張りましょう(^^)/




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ダーチャ・マライーニ(作家)講演会「書くこと、生きること」開催のお知らせ(2014.5.23)@イタリア文化会館

2014年05月18日 | イタリア関連の催し

ダーチャ・マライーニ(作家)講演会「書くこと、生きること」開催のお知らせ(2014.5.23)@イタリア文化会館



ダーチャ・マライーニは、世界的に著名なイタリアの作家です。その名はとりわけ小説家として知られていますが、エッセイスト、詩人、劇作家、映画の脚本家としても、数多くの作品を世に送り出しています。
多くの人との出会い、旅、さまざまな経験に満ちたこれまでの人生において、いつもその中心にあったのは書くこ とでした。マライーニのなかでは、書くことと生きることの間に境界線はないのです。

本講演では、両親とともに来日し、戦中戦後の困難な時期を過ごした幼少時代や、作家としてのデビュー、フェミニズムについて、映画監督のパゾリーニやマルコ・フェッレーリ、マルガレーテ・フォン・トロッタとの仕事、そしてアッシジのキアラを取り上げた最新作などについて語ります。 (日伊逐次通訳付)


日程: 2014年5月23日(金) 18時30分 (開場18時)
場所: イタリア文化会館アニェッリホール
主催: イタリア文化会館
入場無料・要予約


【プロフィール】 
ダーチャ・マライーニ Dacia Maraini
フィエーゾレ生まれ。人類学者の父フォスコ・マライーニと家族とともに、1939年から1946年まで日本で過ごす。
1962年出版の小説『バカンス』(La vacanza)が成功を収めた後、小説家、詩人、劇作家として次々と作品を発表。1999年には、Buioでストレーガ賞を受賞。日本語訳された作品には、『別れてきた恋人への手紙』(Lettere a Marina)、『帰郷シチーリアへ』(Bagheria)、『声』(Voci)、『思い出はそれだけで愛おしい』(Dolce per sé)など。



お申し込み:件名を「5月23日講演会」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.itまでお申し込みください。
お問い合せ:イタリア文化会館 Tel. 03-3264-6011(内線13, 29) E-mail: eventi.iictokyo@esteri.it http://www.iictokyo.esteri.it

*私はダーチャ・マライーニ原作の映画「Marianna Ucria シチリア女一代記」がとても心に残っています 感想は こちら

講演会のリポートは こちら


*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます


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テレ東「美の巨人たち」「ローマ、ヴァチカン 天才たちが鎬を削った美の饗宴~」放送(2014.5.17,24)

2014年05月16日 | イタリアの美術館・博物館
テレビ東京「美の巨人たち」700回スペシャル「ローマ、ヴァチカン ~天才たちが鎬を削った美の饗宴~」が放送されます(2014.5.17,24)


テレビ東京「美の巨人たち」700回スペシャル「ローマ、ヴァチカン 天才たちが~鎬を削った美の饗宴~」
2014年5月17日(土)、24日(土) 夜10:00~10:30、11:00 テレビ東京


ヴァチカンではナレーターの小林薫が特別に見学を許された閉館後のヴァチカン美術館を訪れ ラファエロの「アテネの学堂」そして裸婦を描いた「ラ・フォルナリーナ」を訪ねる

アテネの学堂」の左端で不自然な形でこちらを向く女性に注目している この女性がラファエロにとって特別な存在であることを解き明かしてゆく
また「ラ・フォルナリーナ」修復中に 元々描かれていた薬指の指輪が消されていた事実をもとに ある仮説を検証してゆきます

番組は こちら

* 写真は私が撮ったヴァチカン美術館の写真 螺旋階段です




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映画「ポンペイ」ロードショーのお知らせ(2014.6.7~)&TBSテレビ未来遺産「ポンペイ」を見ました(2014.5.14)

2014年05月15日 | イタリア映画・映画
映画「ポンペイ」2D・3D全国ロードショーのお知らせ(2014.6.7~)&TBSテレビ未来遺産「ポンペイ」を見ました(2014.5.14)

西暦79年 わずか19時間で灰となった都市 ポンペイ... 

昨夜 2014年5月14日(水)の TBSテレビ未来遺産『緊急!池上彰と考える“巨大噴火” 日本人へ…古代ローマからの警告』は3時間と長丁場でしたが 頑張って最後まで見ました   

「ナポリが死なないうちに見ておけ」 

ナポリでは小学校でもヴェスビオ火山の噴火についての学習を怠らず 避難についての詳細な計画を立てているとのこと 常に火山活動を監視しているのですね

翻って日本は火山国 富士山もここ300年間 一度も噴火していないため警戒が必要とのこと ポンペイ(火砕サージが街に残った人々を襲った) そしてヘルクラネウム(ポンペイよりも近かったため高温で焼かれ骸骨しか残らず)の噴火の悲劇から 日本は何を学ぶべきなのか…

そして この番組のラストに映画「ポンペイ」が紹介されていたのです


* * *
映画「ポンペイ」2D・3D全国ロードショー開始
2014年6月7日(土)


『バイオハザード』の監督が贈る新たなる歴史アクション超大作!

言語は英語です

映画は こちら


山の映画に噴火の映画...自然の驚異を感じますね 

噴火: eruzione (f.) 噴火する: eruttare 活火山: vulcano attivo

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イタリア映画『K2 初登頂の真実』特別上映会のお知らせ(2014.5.17)@イタリア文化会館アニェッリホール

2014年05月14日 | イタリア映画・映画
イタリア映画『K2 初登頂の真実』特別上映会のお知らせ(2014.5.17)@イタリア文化会館アニェッリホール


イタリア文化会館では、来たる5月17日(土)午後3時より、ロバート・ドーンヘルム監督作品『K2 初登頂の真実』の特別上映会(日本語字幕付)を開催いたします。

上映後には、公益社団法人日本山岳協会会長、神忠男氏と作品プロデューサーのマリオ・ロッシーニ氏による対談も予定しています(日伊通訳付)。

ご出席いただける場合には、メールにて、件名を「5月17日特別上映会」とし、お名前、お電話番号、ご参加人数を明記の上、eventi.iictokyo@esteri.itへお送りいただけますようお願いいたします。


『K2 初登頂の真実』特別上映会
日時:2014年5月17日(土)
午後3時(開場:午後2時15分)
会場:イタリア文化会館アニェッリホール 東京都千代田区九段南2-1-30


『K2 初登頂の真実』

監督:ロバート・ドーンヘルム
出演:マルコ・ボッチ、マッシモ・ポッジョ、ミケーレ・アルハイク
2012年/イタリア/イタリア語/カラー/120分
原題:K2: la Montagna degli Italiani
世界第二の高峰K2に挑んだ12人のイタリアのアルピニストたち。コンパニョーニとラチェデッリが8,611メートルの頂上に達し、イタリア国旗を立てたのは1954年7月31日のことであった。初登攀の栄光と、その陰に隠された真実の物語。


映画は こちら

この2014年5月10日(土)よりロードショー開始です!!


*K2はエベレストに次ぐ高峰で有名な山で 1954年にイタリアの部隊が初登頂したとのこと 

パキスタン側から大規模な登山隊でアプローチして2人が登頂に成功し 以降この南東稜ルートが標準的な登山ルートとなったとのこと
けっこう山岳映画もスリルがあるし人間ドラマがあって好きで観に行きます


*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます




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「イタリア人留学生を囲んでの浅草めぐりの会」を開きました(2014.5.11)

2014年05月13日 | 活動の報告

「イタリア人留学生を囲んでの浅草めぐりの会」を開きました(2014.5.11)


先日の日伊学院の国際交流パーティで知り合った 日本語を学ぶイタリア人留学生たちと一緒に浅草めぐりをしてきました(日本人3名+イタリア人2名)

渋谷ハチ公前で待ち合わせて銀座線で浅草に着き まずは雷門向かいの「浅草文化観光センターに行きました (8階からスカイツリー等がよく見えます 各国語のパンフレットもあります)

人力車の客寄せがすごい中(笑)  雷門で記念撮影 そして「風神 雷神」等の説明をしたり 仲見世通りでは人形焼き 焼きたてのお煎餅をほおばり(食べ歩きは禁止なので座って) 浅草寺で生まれて初めておみくじを引いていただき 母子地蔵(入ってすぐ右)を見て(そばに井戸があって水が出ていた) お参りをして (このためにお参りの作法をイタリア語に訳して説明しました~) 五重塔を見ながら オレンジ通りで大道芸人の芸を楽しみながら 花月の個室で天ぷらをいただき 一日たっぷり楽しんできました

次の週末(5/16~18)は三社祭とあってその準備も進む中でしたが 良い天気に恵まれて ひさびさの楽しい散策の一日でした!


畳の和室も 初めて食べる天ぷらも イタリア人留学生の方たちに楽しんでいただけました(^_^)
浅草めぐりが決まった時にすでに申し込んでいたGW特別講座「日本文化紹介」のレッスンで浅草の説明を受けて イタリア語で説明できるように頑張りました(^^)/←といっても日本文化を勉強してきている彼女たちの方がはるかに詳しく知っているのですが~(/_;)

日本語のレッスンを毎日受ける彼女たちとはすぐそばのお部屋で 私も週1回ドイツ語レッスンを受けているのです(^_^)v

   *           *           *        


浅草・お参りのイタリア語: 

雷門         Porta del tuono 
お参りする      andare a pregare
手水(ちょうず)をする lavarsi mani e faccia
ひしゃく       mestolo
手をすすぐ      sciacquarsi le mani
(手水の順番: 右手でひしゃくを持ち 左手をすすぐ ひしゃくを左手に持ち替えて右手をすすぐ 左手に水をためて口をすすぐ 左手をすすいでひしゃくを戻す)
賽銭箱         cassetta delle offerte
二礼二拍手一礼:    お辞儀をする inchinare 手をたたく battere le mani


*盛大な国際交流パーティ そして GW特別講座のレッスンを開いてくださいました日伊学院様 そして浅草めぐりに来てくださった皆様に心より感謝いたします 


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第3回ジャパン・アプリア・フェスティバルのお知らせ(2014.5.16~18)@イタリア文化会館アニェッリホール

2014年05月12日 | イタリアの歌・音楽
第3回ジャパン・アプリア・フェスティバルのお知らせ(2014.5.16~18)@イタリア文化会館アニェッリホール


オープニング・セレモニー

2014年5月16日(金)13:00 イタリア文化会館アニェッリホール  入場無料

ビトント市長 ミケーレ・アッバティツィオ挨拶
ビトント市評議員 ロッコ・リーノ・マンジーニ挨拶
プーリア州・ビトント市紹介フィルム上映
トンマーゾ・トラエッタ作曲「イエスよ、処女らの花冠」、「救い主の麗しき母」
ソプラノ:西谷英恵  ピアノ:吉田彩
 ●ビトント市特産品試食会 ホワイエ


ヴィート・クレメンテ公開レッスン

2014年5月17日(土)14:00 アニェッリホール  聴講券1,000円
講師:ヴィート・クレメンテ   ピアノ:星和代


プーリア州作曲家による宗教曲コンサート

2014年5月18日(日)14:00 アニェッリホール  チケット4,000円
指揮:ヴィート・クレメンテ  演奏:ジャパン・アプリア・フェスティバル アンサンブル

プログラム
ニーノ・ロータ作曲「小ミサ曲」、「汝はペドロ」 合唱:マトゥーリ男声合唱団
トンマーゾ・トラエッタ作曲「交響曲ニ長調」 
トンマーゾ・トラエッタ作曲「イエスよ、処女らの花冠」、「救い主の麗しき母」 ソプラノ:西谷英恵
トンマーゾ・トラエッタ作曲「スターバト・マーテル」(ミュンヘン版)
ソリスト:柳澤利佳(ソプラノ)、新宮由理(メゾソプラノ)、中川誠宏(テノール)、沼田盛也(バス)
合唱:杉並オラトリオ合唱団 

主催:ジャパン・アプリア・フェスティバル実行委員会、イタリア文化会館
後援:イタリア大使館、プーリア州、バーリ県、LUM大学、ヴィンチェンツォ・マリア・ヴァレンテ財団
特別協力:ビトント市、アミフェスト(アプリア・ミュージック・インターナショナル フェスティバル)、トラエッタ・オペラ・フェスティバル
協賛:アミーチ・サロン

お問い合せ・チケット取り扱い:Tel. 090 1805 6164090 1805 6164 Fax. 03 3393 6680
E-mail japanapuliafestival@gmail.com


詳しくは こちら

*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます




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映画「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」ロードショーのお知らせ(2014.8.16~)@ヒューマントラストシネマ

2014年05月11日 | イタリア映画・映画
イタリア映画「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」ロードショーのお知らせ(2014.8.16~)@ヒューマントラストシネマ


イタリア映画祭2014の作品Y.ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』 (特別上映作品)
2013年/93分 原題:Sacro GRA
監督:ジャンフランコ・ロージ Gianfranco Rosi

この作品は第70回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞作品ですが それはドキュメンタリーとして映画祭史上初の快挙とのこと

未来へと突き進む大都市ローマと そこからこぼれ落ちた人々の愛おしき人生...

植物学者 没落貴族 救急隊員 車上生活者... ローマ環状線 めぐりゆく人生たち

2014年8月16日(土)より ヒューマントラストシネマ有楽町にてロードショー開始!!

詳しくは こちら



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