日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産について聞いてきました(2018.7.18)@魅力の世界遺産&日本遺産講座/クラブツーリズム㈱

2018年07月30日 | 各国の世界遺産・せかけん
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産について聞いてきました(2018.7.18)@魅力の世界遺産&日本遺産講座/クラブツーリズム㈱


長崎の教会群がとうとう2018年6月30日(土)に 日本で22番目の世界遺産に決まりました

今年の第42回世界遺産委員会では19件の新しい世界遺産が決まり 合計1,092件(2018年7月現在)となりましたが ICOMOSやIUCNの諮問機関の事前勧告(が覆されて登録される例が増えているそうです (特に不登録から登録となったのは今回初!) 

ちなみに来年2019年は6/30~7/10 アゼルバイジャンの首都バクー第43回世界遺産委員会が開催されます 日本は「百舌鳥・古市古墳群」を候補に出すそうです  ←と ついつい世界遺産検定受験モードに(笑)

今回の長崎の登録基準はで 文明の証拠(略)ですね  
2回目のチャレンジで ICOMOSより 禁教時代に限定して という要望を受けてようやく登録となりました 構成遺産は現存する国内最古のキリスト教会である「大浦天主堂」(長崎市)や 禁教下で潜伏キリシタンが信仰を守った「天草の崎津集落」(熊本県天草市)など12の遺産ですが 教会は1つで残りは集落などで ようやく世界遺産も建造物から文化的なものに近づいてきたというわけですね

登録理由: 日本におけるキリスト教の伝来後 250年もの禁教期における潜伏信仰と復活は 世界宗教史上類例のない歴史を物語る資産として登録されたとのこと 

さて ざっと歴史です:

1549年 フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸 平戸に移り布教(キリシタン大名を増やす)
1587年 秀吉の「伴天連追放令」と 二十六聖人の殉教
1614年 徳川幕府による禁教令 → ここから250年間の禁教の歴史が...
1637年 島原・天草一揆の勃発 (年貢の取り立てが厳しく... 天草四郎が決起し原城に籠城するも鎮圧される)

1797年 五島列島に移住を開始 
1865年 大浦天主堂での信徒発見 (プチジャン神父に15名の浦上の潜伏キリシタンが信仰を告白)
1873年 キリスト教解禁 (外圧による)

さて 潜伏キリシタンと カクレキリシタンの違いとは?
潜伏キリシタンは 禁教時代(1614~1873)に仏教を信仰していると見せかけて キリスト教を偽装棄教した信者 (踏み絵を踏んだり仏式のお葬式をあげたり)

カクレキリシタンは 1873年にキリスト教解禁となったあとも 先祖の秘教形態を守り カトリックに戻らない信者(400人のみ)

つまり 禁教時代の方がまだなんとかなったが(観音像をマリア様に見立てて祈ったりしていた) 信徒発見後の迫害の方がかえって厳しかったこと その他様々な時代背景とそのエピソードについて伺いました
 
なぜ250年間も神父不在で信仰を保っていられたのか? それはF.ザビエルが何を伝えたかということで 教会暦(グレゴリオ暦)のことであり バスチャンという外海地区で活動した伝道師が「バスチャンの日繰り」と呼ばれる教会暦をつくりましたが この存在が約250年間信仰を守り続けることができた大きな理由とのことです 


この バスティアン神父(日本人伝道師)の師であるサン・ジュアン(聖ヨハネ)を祀った枯松神社をICOMOSに紹介したことでもって世界遺産登録が決定したという経緯を知りました 

バスティアン神父は ポルトガル船が外海(そとめ)地方で難破して海岸に打ち上げられた3人の外国人の一人サン・ジュアン(聖ヨハネ)が黒崎の枯松にたどり着いて伝道し それを継承した人ですが この枯松神社は潜伏キリシタンの聖地なのですね 
そして外海の潜伏キリシタンたちは このバスティアンの伝説を信じて250年間も信仰を守り続けたのです つまり お勧めは実は「枯松神社」なのだそうです ここは仏教徒と潜伏キリシタンとカクレキリシタンが祀られている唯一の教会なのですね 

そして 外海地区の「出津教会」 「大野教会堂」を建てたド・ロ神父について ヨーロッパ貴族の「ノーブレス・オブリージュ」としての誇りをもってこの地区を守り続けたことも知りました 

その他 遠藤周作の「沈黙」の原題のエピソード 樫山地区の赤岳のこと そして今年決まった13件の「日本遺産」についてご紹介いただき 壱岐・対馬・五島の歴史 空海について等 深い話を聞いてきました


      *     *     *

ここ数日家では 通訳案内士試験のハロー通訳アカデミーの日本史のビデオも見ていて さらには昨年9月の星美学園の公開講座で聞いた 隠れキリシタンの聖画についてのセミナーの話も読み返し それらが頭の中でつながってきています

この星美学園公開講座では 講師の先生が大変な苦労をなさって体力のいるフィールドワークをされた迫力ある話を聞きました 中江の島(聖水を取った島)のサンジュワン信仰 昇天石 お水取りの行事の話 バスチャンの椿(聖木) だんじく様・アントー様という民家の中の殉教の碑 ガスパル様の松(聖木)の話がこの日よみがえり 多角的に理解できて両方とも聞いておいてよかったです 

星美学園主催「レオナルド・ダ・ヴィンチとかくれキリシタンの聖画 -《洗礼者聖ヨハネ》像を「読む」-」を聞きに行きました(2017.9.30)@星美学園短期大学イタリア文化講座」の後半に 長崎の隠れキリシタンについて載っています
リポートは こちら


構成資産の地図は こちら  

分かりやすい動画は こちら


長崎が世界遺産になったことを一緒に喜びたかったのに 時間泥棒に時間を永遠に盗まれてしまった長崎出身の友人に この記事を捧げます...

「魅力の世界遺産&日本遺産講座」(5回講座)は こちら  あと3回あります

講師のブログ 「芭蕉さんの旅講座」は こちら

素晴らしい講座を開催してくださいましたクラブツーリズム㈱様に心よりお礼申し上げます

* 写真は 大浦天主堂 信徒発見のあった教会




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ドイツの2018年の新しい世界遺産2件が決まりました: ヘーゼビューとダーネヴィルケの境界上の考古景観&ナウムブルク大聖堂(2018.7.1)@第42回世界遺産委員会

2018年07月26日 | 各国の世界遺産・せかけん
ドイツの2018年の新しい世界遺産2件が決まりました:ヘーゼビューとダーネヴィルケの境界上の考古景観&ナウムブルク大聖堂(2018.7.1)@第42回世界遺産委員会


バーレーンの首都マナーマで開催されていた第42回世界遺産委員会で ドイツでも2018年に新しく2つの世界遺産が決まりました!!


ヘーゼビューとダーネヴィルケの境界上の考古景観  → 登録
Archaeological Border Landscape of Hedeby and the Danevirke

ダーネヴィルケはデーン人たちがその勢力範囲においていたユトランド半島と その南の他勢力の地域を画する土塁で 中世に交易地として栄えたヘーゼビューの近傍に築かれました
ICOMOSは名称の変更を勧告したものの 価値そのものは認め「登録」を勧告しました


ナウムブルク大聖堂
→(勧告不能)登録 
Naumburg Cathedral

第39回世界遺産委員会(ボン)で登録延期 第41回世界遺産委員会(クラクフ)では「大聖堂に絞るべき」と情報照会 3度目でようやく登録となりました

ドイツ、ザクセン=アンハルト州の都市ナウムブルクにある大聖堂で 「ウタとエッケハルトの像」が有名です
事前評価は 大聖堂は世界遺産にたくさんあり差別化できてないとのことで「不登録」でしたが ボンやクラクフでの審議結果と矛盾しており 審議の結果「登録」となりました


ナウムブルク大聖堂
は こちら

ニュースは こちら


一方...

ハンブルク=アルトナ 
Hamburg-Altona
Le cimetière juif de Hambourg-Altona

もともとフランス語名にあるように「ハンブルク=アルトナのユダヤ人墓地」として推薦されていた物件ですが 正式勧告前に取り下げられました

さて夏期講座で先生と話そうっと♪やっとナウムブルクが決まったよ!!

出典: Wikipedia 第42回世界遺産委員会 他


      *       *      *


Naumburger Dom ナウムブルク大聖堂
Weltkulturerbe 世界文化遺産
die Bewerbung  立候補
die Aufnahme in der Welterbe-Liste bei ihrer Tagung in Baharain beschließen
バーレーンの世界遺産委員会で世界遺産リスト受け入れを決定する

samt der hochmittelalterlichen Landschaft an Saale und Unstrut vergeblich beantragen ザールとUnstrutの中世中期(11~13C)の景観と込みで無駄に申請する (そのため2度目の申請は却下された←今年の3度目でようやく決定)
die Markgräfin Uta von Naumburg ナウムブルクのウータ辺境伯


Wikingerseidlung Haithabu ヘーゼビューのバイキング居住地

Die Befestigungsanlage Danewerk und den Handelsplatz Haithabu in Schleswig-Holstein
シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州のダーネヴィルケの防御施設(土塁)と ヘーゼビューの取引の中心地

wichtige archäologische Zeugnisse Nerdeuropas 北欧の重要な考古学的証明
die Ausgrabungen begannen 1900 発掘は1900年に始まった (1066年に破壊され忘れ去られていた)

die verborgenen christlichen Stätten in der Region Nagasaki in Japan ausgewählt 日本の長崎地方の隠れキリシタン関連遺産も選ばれた

今週のNHKラジオ応用編「ドイツ人が見たい日本Magazin KREUZ UND QUER IN JAPAN」ストリーミングは 長崎がテーマでぴったりです♪ 

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速報: 「第2回世界遺産入門講座 イタリアの世界遺産 - 南イタリア・シチリア編 - 」を開催しました(2018.7.22)@サークル日伊文化交流会

2018年07月23日 | 活動の報告
速報:「第2回世界遺産入門講座 イタリアの世界遺産 - 南イタリア・シチリア編 - 」を開催しました(2018.7.22&8.5)@サークル日伊文化交流会



当サークル主催の「第2回世界遺産入門講座 イタリアの世界遺産 - 南イタリア・シチリア編 - 」を2018年7月22日(日)に板橋区立グリーンホールでを開催しました(19名)

 ← 開会の挨拶

まずはホットな話題から...

今年新たに世界遺産となった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
(「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」は取り下げ) 「20世紀の産業都市イヴレーア
(オリベッティ社発祥の地)  また不登録勧告から情報照会になった「コネリアーノとヴァルドッビアーデネのプロセッコ栽培丘陵群」についてご紹介いただきました 

 ← 長崎の紹介

そして引き続き 南イタリアの 「ナポリ歴史地区」と「ナポリ・ピッツァ」(無形文化遺産)について 
そして「パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園」 また文明の交差路でもあるシチリアの世界遺産について シチリア王国の歴史も交えて フェデリコ二世(フリードリヒ二世)や「カステル・デル・モンテ」についても触れながら 楽しい世界遺産クイズを交えてお話いただきました

 ← 講師の先生がシチリアで買ってくださったマグネット(その街の問題が出されました!)

 ← 世界遺産クイズの景品も充実!!

シチリア: アグリジェントの遺跡地域  シラクサとパンターリカの岩壁墓地遺跡
ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ  パレルモのアラブ=ノルマン様式建造物群およびチェファル大聖堂、モンレアーレ大聖堂  “ヴァル・デ・ノートの後期バロック様式の都 市景観群”
として登録されている 大地震後に再建されたシチリア島南東部の8つの都市について
また 自然遺産のエオリエ諸島 エトナ火山について... 休憩を交えてじっくりと
 講師の先生が一か月間シチリア等をまわられて写してこられたたくさんの写真とともに ご紹介いただきました 

← シチリアの7件の世界遺産

 ← 配布物 

受付ではイタリア政府観光局発行の2014年版イタリアの世界遺産パンフレットを配布しました 実は人数が増えたためカラーコピーの方にはグッズ等を差し上げました♡

 ← ご自由にお取りくださいコーナー

詳しい内容のリポートは 8/5の追加開催分が終了後に掲載させていただきます♪


開催のお知らせは こちら


暑い中ご参加くださいました皆様 講師の真船先生 お手伝いくださった方々 そして活動を補助してくださいました
東都生協様に 心よりお礼申し上げます



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第26回ボローニャ・ブックフェアinいたばし~世界の絵本展~」開催のお知らせ(2018.8.4~8.12)@成増アートギャラリー

2018年07月22日 | イタリアの美術館・博物館
第26回ボローニャ・ブックフェアinいたばし~世界の絵本展~」開催のお知らせ(2018.8.4~8.12)@成増アートギャラリー



毎日暑いですが 成増アートギャラリーで今開催中の「2018イタリア・ボローニャ・国際絵本原画展」(7.6~7.29)のあとは いよいよ「第26回ボローニャブックフェアinいたばし」が開催されます!

ボローニャ市で毎年行われる「ボローニャ児童図書展」に今年出展され 板橋区に寄贈されたばかりの世界各国の絵本を紹介します
また特別展示として さまざまな写真を使った絵本もあわせて展示します

日時: 2018年8月4日(土)~12日(日)9時~19時(4日(土)は11時開場)
場所: 成増アートギャラリー (板橋区成増3-13-1、成増図書館向かい)
費用: 入場無料
東武東上線「成増」北口より徒歩3分 東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄成増」5番出口より徒歩5分


内容
新着絵本コーナー
ボローニャから届いたばかりの世界各国の絵本をご紹介します

写真絵本の世界
コラージュなどの技法を使った写真絵本をご覧いただけます また会場内にはオリジナルの写真絵本をつくる工作コーナーもあります

世界の絵本おはなし会
ボランティアの皆さんにご協力いただき 毎日15時30分よりおはなし会を開催します(各回20分程度)日本語はもちろん 英語 イタリア語 アラビア語ほか 日替わりで外国語の読み聞かせを行います

・2018年ボローニャ・ラガッツィ賞
ブックデザインの優れた絵本に送られるボローニャ・ラガッツィ賞の今年の入選作品を展示します

いたばし国際絵本翻訳大賞
板橋区では、1994年より外国語絵本の翻訳コンテストを行っています
8月4日(土)11時より、第24回受賞者の表彰式を開催し 期間中会場にて受賞作品をご覧いただけます
またこれまでの課題絵本や出版された大賞受賞作品も展示します

・ほんやさん
都内有数の子どもの本専門店ブックハウスカフェ(神保町)のご協力により 期間限定ショップがオープン!
いたばし国際絵本翻訳大賞受賞絵本 写真絵本やしかけ絵本 絵本に関するグッズなどを販売します
出店日時:土日祝日(5日、11日、12日)10時から19時
     ※初日(4日)のみ 11時から19時
     平日(6日~10日)12時から19時


私も初日に行きます♪ 成増駅からすぐなので汗をかかずにすみますよ(笑) 

今年はひさびさにドイツ語の絵本を担当させていただきました! 

詳しくは こちら


* 情報をいただきましたいたばしボローニャ子ども絵本館様に心よりお礼申し上げます

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「第4回イタリア語フリートークの集い」で手作りのイタリア語の動物の鳴き声かるたをみんなでやってみた(2018.7.1)@サークル日伊文化交流会

2018年07月20日 | 活動の報告

「第4回イタリア語フリートークの集い」で手作りのイタリア語の動物の鳴き声かるたをみんなでやってみた(2018.7.1)@サークル日伊文化交流会



第4回イタリア語フリートークの集いは 中級5名 上級3名と盛況でした♪

中級は まずは近況報告から 皆さんシチリアに南イタリア フィレンツェ パリ Giovanni Pilialvu氏の写真展などにそれぞれいらしたお話など 私は「ミケランジェロと理想の身体」展に行った話をしました 

次にみんなでやったのが 手作りの「イタリア語の動物の鳴き声かるた A」!! 動物の鳴き声は実はなかなか習う機会がなくて 動物の名前を一気に覚えるのと 鳴き方やその声もひとつひとつ違うので かるたにして覚えようというわけです♪

これは ジョヴァンニ・ピリアルヴ先生がピアッツアイタリア(高円寺)のセミナーで教えてくださったのを感激して覚えていて 自分で今回みんなに披露したくてせっせと手作りしました♪

たとえば...

il gatto /miagolare / miao, miao とか

serpente/ sibilare/ sssss シューと音を立てる ← ヘビって泣かないでしょ(笑)

実にたくさんの動物がいるもんですね 動物の鳴き声って その動物の単語と音が似ているので けっこう覚えやすいことに気づきました!!
ひとつひとつつぶしてゆき ボキャブラリーの底上げを図りたいと思います 

 ← 実に40枚もの 手作りの動物の鳴き声かるた!

上級は 初参加のゲストさん含めて3名で 色々なお話をたくさんしました 皆さんキャリアの長い方なので こちらは「せっかく学んだイタリア語を忘れない」をモットーにしています
外来語が増えている話 浅草寺の薪能(9月) イタリアンのお店 旅行 パソコンが壊れた話(笑)等々... 私は連続4時間イタリア語漬けなので だんだんと言葉が出にくくなってきますが(;・∀・) 運営で忙しいため録音してあとでじっくり復習しています

     *      *      *

この日習ったこと:

il Giudizio Universale   最後の審判
la querra civile di Spagna  スペイン内戦
  (これにより「若き洗礼者ヨハネ」の像が破壊されたが修復された)
Giovanni Battista 洗礼者ヨハネ (ヨハネはイタリア語でジョヴァンニ)
grezzo, non raffinato, non liscio でこぼこの、あらけずりの
  (ミケランジェロの「ダビデ=アポロ」像の背中が 未完成のためにでこぼこだと話した)

Mi hanno rubato il portafoglio 財布を盗まれた
Mi hanno fatto pagare salato ボラれた 
fare la denuncia del furto 盗難の届け出をする
aperitivo アペリティフ(食前酒)
apericena (造語) 仕事等のあと家に帰らず お店に立ち寄って軽く夕食を済ませること

salvaschermo   スクリーンセーバー (screensever)
  コンピューター用語では外来語が増えており マウス等もtopoではなくmaus
i casotti     海の家のようなバンガロー
la Costa Azzurra コートダジュール

動物の鳴き声:
scimmia サル は  urlare  吠える (abbaiarreではない)
cane   犬  は  abbaiare 吠える ←動物によってそれぞれ違うのです

鈴虫は イタリアにはいないそうで specie di grillo(コオロギ)とのこと

あと 先生のご友人が「ジェラテリア・マンマミーア(Gelateria Mammamia)」というジェラート屋さんを始められたそうです(御徒町下車/文京区湯島3-42-11) 
東京中でたった1件の自家製ジェラートの店とのこと お店をきりもりするAndreaさんは まだあまり日本語が上手ではないので イタリア語で話しかけると きっと喜ばれるでしょうとのこと♡ 60種類のイタリアン・ジェラートが味わえます!!

さて 第5回は 10月21日(日)の予定です (年4回 定員6名) * 上級空きあり♡ 

この企画を補助してくださいました東都生協様に 心よりお礼申し上げます



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イタリア文化特別講座 第2回『イタリアテレビ広告の歴史と生活を変えたCAROSELLO』に行ってイタリア版トッポジージョを初めて見ました(2018.6.17)@LCI/吉祥寺

2018年07月17日 | イタリア関連の催し

イタリア文化特別講座 第2回『イタリアテレビ広告の歴史と生活を変えたCAROSELLO』に行ってイタリア版トッポジージョを初めて見ました(2018.6.17)@LCI/吉祥寺


LCI主催のイタリア文化セミナーの2回目は イタリアで愛された多くの製品とその広告を担ったCAROSELLOのテレビの歴史 番組や広告の数々を見てゆきました 

この古き良き時代のアニメや白黒フィルムがとてもなつかしくて 自分が小さい頃見ていた白黒アニメと似ていますね また「トッポジージョ」のイタリア語版を初めて見たのですが 日本版と声がそっくり!! でもあの可愛さはイタリア版が数段上ですね♡
女の子に 「トッポ・ジージョ 歌って!!」とおねだりしてくれたら歌ってあげるとすりよるジージョ 可愛いというかイタリア人(ねずみ)っぽい色気を感じました(;・∀・)

まずは1957年1月Carosello(テレビ広告番組)が始まった時代背景の説明と番組構成の紹介から始まり 1分45秒の短いドラマに続くコディーノ(codino)と呼ばれる30秒の広告が さまざまな制約がある中で(商品名は6回まで、放送は1回のみ等)人気を博し ミラノ弁の登場人物は現代的な ヴェネト方言の登場人物は単純で知識が乏しいキャラとして描かれる等の当時の特徴をみてゆきました

このカロゼッロは イタリアにだけ起こった現象です 広告を集めてひとつの番組にしてしまうのです 他の国ではもっと短いのです そして60年代にだんだんと女性の理想のイメージが変わってゆき 食糧欠乏問題がなくなったことからスリムな女優に人気が集まりました: たとえばGina Lollobrigida から Catherine Spaakへと

またローマのパイパークラブ(Paiper Club)で歌うPatty Pravoが それまでは量り売りだったジェラートを パッケージ商品として紹介するアルジダ(Algida)の広告も見せていただきました Minaもバリラのパスタのテレビ広告で歌っていました 
フェリーニの作品でオスカーを受賞したピエロ ゲラルディ(Piero Gherardi)もバリラのテレビ広告の衣装を作っていたそうです 創業者ピエトロ バリッラ(Pietro Barilla)は当初から俳優や監督に投資して独自のカロセッロを創ってゆき 国際的になってゆきました

さてイタリア人はスーツケースに MOKAとヌテッラを忍ばせて旅行に出るといいますが 次はいよいよMOKA EXPRESSの登場です 
モカ ビアレッティ(la Moka Bialetti)は1950年代に この創業者であるレナート・ビアレッティ(Renato Bialetti)を風刺漫画にした髭のあるオミノ・ビアレッティ(Omino Bialetti)という生意気な男の子を主人公にしたアニメ広告が人気で 7万台から100万台へと売り上げを伸ばしたのだそうです それまではNapoletanaという 扱いの難しいものが使われていました ← ここLCIにはなんと両方ありました!!

このMOKAの発想はなんと フランスの初代洗濯機が元となったそうで 原始的なバケツのような洗濯機の下に水を入れて熱すると蒸気が上がり それがあふれて洗濯ものを洗うその仕組みを コーヒーメーカーに応用したのですね!! そして創業者のレナート・ビアレッティのお葬式では なんと このMOKAの中に灰(cenere)を入れたのだそうです...(;・∀・) 

そして錆びないステンレス鋼(acciaio inossidabile) ラゴスティーナの圧力鍋 これは"La Linea"という線のアニメが使われたそうです 


次に 子供のためのものでは Milioneのチーズ(formaggio) Susanna Tuttapanna というまるまるした可愛い女の子がイメージキャラクターで 今もガジェットがプレミアムの値がつくとのこと 講師の先生はこれを小さな頃見て大好きだったそうです♡

また 1965年に登場した そして今でも買えるCaramelle Ambrosoliというキャンディー(caramelle)! はちみつ(miele)だけのと はちみつとミルク(lattemiele)のと 両方ともお土産にいただきました!(^^)!

   ← Caramelle Ambrosoliというキャンディー

Pavesiのビスケット(biscotti)は 軽くて子供用のティラミスにも使われるそうです 
そしていよいよ 1963年に Pavesiniのビスコッティの宣伝に トッポジージョ(Topo Gigio)が登場するのですね♡ ちなみに日本では1966年からです 声優さんも同じような声の方でした 日本でもPavesiniは買えるとのこと

そして時代はウエスタンへと人気が移り グリンゴ(Gringo)も カウボーイ姿からバイクへと変わりました 

1977年1月1日
 約20年間続いたCaroselloの最終回が放映され 幕を閉じます コマーシャルは30秒と短くなり テレビの役割も変わってゆきますね 1978年にベルルスコーニの作ったプライベートテレビ番組ネットワークである"canale 5"が登場します 

2017年
には カロゼッロ生誕60周年記念切手が発売されたそうです 


ちなみに 「食文化の変容にみる戦後イタリア社会 - 1960年代を中心として」(泰泉寺友紀著/日伊文化研究56号)によると 食料事情の厳しかったイタリアに 家族で食卓を日常的に囲む風景が見られるようになってきたのは1950~60年代 それを表す食品のひとつとして「ヌテッラ」が挙げられています 「カロゼッロ」でもヌテッラが「幸福な家族」の象徴として登場してきたのですね

LCIイタリア文化特別講座 第2回『イタリアテレビ広告の歴史と生活を変えたCAROSELLO』は こちら

第1回のリポート「イタリア文化セミナー『イタリア広告が庶民の生活に及ぼした影響(l'influenza della pubblicita' nella cultura popolare Italiana)』に参加して なつかしのカリメロに再会してきました(2018.2.25)@LCI」は こちら

* 写真は クイズのあとの休憩の時にMOKAでコーヒーを作ってくださり アフォガート(affogato)でいただきました♡ 

お知らせ: LCIでは 「東京オリンピック通訳ボランティア準備セミナー 」を開催するそうです もうオリンピックのボランティア募集が始まるのですね~



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イタリア旅行説明会 サルデーニャ・シチリア編に行き 再びイタリア文化会館図書室に登録して「シチリア歴史紀行」を読みました!(2018.2.15)@ユーラシア旅行社

2018年07月14日 | サルデーニャ・シチリア
イタリア旅行説明会 サルデーニャ・シチリア編に行き 再びイタリア文化会館の図書室に登録して「シチリア歴史紀行」を読みました!(2018.2.15)@ユーラシア旅行社


ユーラシア旅行社主催のイタリア旅行説明会を聞きに イタリア文化会館にひさびさに行ってきました...よく考えたらこの時点では昨年のスピーチコンテスト(12/2)出場以来です 信じられない! 2ヵ月もイタリア文化会館に来てないなんて~( ゚Д゚) ← 私の中で何かが足りなかったのはそのせい(笑)??

午前はサルデーニャとランペドゥーサ島 お昼をはさんで午後は南イタリアとシチリアでした

友人たちが次々とシチリアに行ってるんです... 世界遺産を学んでいても サルデーニャはヌラーゲだけですがシチリアには世界遺産が7件あり イタリア人たちの中でも「イタリア本土にはないものがシチリアには残っている」として愛されているとのこと

この日私は 再びイタリア文化会館の図書室で登録証(tessera)を作っていただきました!! そう もうレッスンには通っていないけれど (代わりに7か所前後の語学学校の単発セミナーに出ています) 今度は図書室に通います!! うちのサークルで7月22日(日)と8月5日(日)に「第2回世界遺産入門講座 -イタリアの世界遺産 (南イタリア・シチリア編)-」という講座を開くため(現在満席) 下準備もかねて♡ 今年はシチリアをメインに学ぼうっと!!

図書室は昨年末に改装してステキになりました♪ 配置もすべて変わりました!!
 ← 書架や机等配置ががらりと変わった図書室♪

   *       *        *

まずはサルデーニャ


サルデーニャ
の国旗は クアトロ・モーリ (4人のムーア人)の旗です 4つの顔は北アフリカ出身の祖先の顔を表しているとのこと(国旗についても調べると色々な説や歴史が...)

← サルデーニャの国旗

サルデーニャ王国の歴史をざっと...  13-4世紀にスペインのアラゴン王国の支配下となっていました 

カリアリ
は フェニキア人の作った港町で ツアーによっては植物園や ローマ時代の石切り場跡にも行くそうです 丘の上までバスで行き そこから下りながら要塞等を見学するそうです

バルーミニ村にある世界遺産ヌラーゲ・ス・ヌラクシ 7千もあるヌラーゲは何のために作られたかは諸説ありますね~ タロスの遺跡は ヌラーゲ跡 フェニキア カルタゴ ローマの文明の跡が混在しており興味深いですね

アルゲーロ
 ここは14世紀にアラゴン王国に支配され カタルーニャ人が移民として入った影響でカタルーニャ語(カタラン語)が残っていますね きれいな街です♡ 4割がカタルーニャ語アルゲーロ方言 (dialetto algherese)を話します 訛りはあるがスペインのカタルーニャ人にも通じるとのこと 

私がブースを担当したBosa(ボーザ)の街の語学学校には このアルゲーロから海岸沿いに車等で行くのですが とにかく海岸沿いの景色がきれいだから!! それにアルゲーロで一泊するのもいいし♡  

モンテ・ダコッディ(Monte D'Acoddi)
 内陸でピラミッド型の石の遺跡があり 4,000a.C.に人が住んでいました  ← 今回初めて知りました( ゚Д゚)

 ← モンテ・ダコッディの巨石文化

ラ・マッダレーナ(La Maddalena)
 サルデーニャ北端の高級リゾート地です コルクの木が欧州2位です!!  バスごとカーフェリーに乗ってマッダレーナ島に行くそうです 

そして サルデーニャの食材があれこれ紹介されました♡ パーネ・カラザウ 飾りパン(panificio artigianale) セアダス オリスターノ名産のからすみのパスタ フレグラ 海の幸いろいろ... そして様々なサルデーニャのお祭りについて紹介していただきました
 

そして次はランペドゥーサ島!! これは映画「海と大陸(Terraferma)」の印象が強いのですが 「空飛ぶ船の島」として あまりにも透明な海にぽっかり浮かぶボートの影ですね...♡

その絶景ポイントであるラビットビーチへの道のり ここはウミガメの産卵の場所で自然保護区域だそうです

島で終日ボートクルーズを楽しむ時の様々な説明をしてくださいました 島の北側は断崖絶壁で 南側は海水浴や海に浮かぶボートの絶景ポイントなどがメインですね 夕陽の絶景ポイントもあります ランペドゥーサ島は小さな町ですが 夜はローマ通りを中心に繁華街がにぎわいます 

    *       *        *

そしてお昼休みをはさんで 午後は南イタリアとシチリアです

ナポリ
(世界遺産) 考古学博物館にある イッソスの戦い(アレクサンドロス大王とダレイオス3世の) これはポンペイで発掘されてここに収められています 私はポンペイのレプリカと 博物館のオリジナルと両方見た記憶があります 高校世界史の教科書に載っています♪

マヨルカ焼きの美しいサンタキアラ教会 そしてポンペイ(世界遺産)は2時間半取ります 秘儀荘は必見!! あくまでも鮮やかな赤い壁 この秘儀は何をあらわしているのでしょうか...
 ← 秘儀荘
 
カプリ島と青の洞窟
 入り方や 入りやすい季節(夏)などのお話 私は山の上から見ました~(笑)

ポジターノ アルベロベッロ(世界遺産) マテーラ(世界遺産) レッチェ カステルデルモンテ(世界遺産) ブリンディシ プロチダ島
 (イル・ポスティーノの舞台)などを次々ご紹介いただきました

そしていよいよシチリアです!!

1000a.C.頃イタリア本土からシクリ人(シチリアの語源)が移住してきました シクリという世界遺産の町の名前もシチリアの語源となっているのですね ← Giovanni先生のステキなシクリの夜景の写真がうちにも飾ってあります♪

シチリアの国旗トリナクリア」はとても面白い形です

カルタゴ ギリシャ ローマ ビザンチン アラブ ノルマン スペイン...とまさに文明の十字路ですね ← シチリアの歴史は これがまたボリュームあるんですよ~

フェニキア人の港町 パレルモ(世界遺産)のノルマン王宮内のパラティーナ礼拝堂では キリスト教とイスラム的な建築技法が混ざり合った珍しいアラブ・ノルマン様式が見られます 巨大なキリストのモザイクがすごいのですが 天井にはイスラムの鍾乳彫りが...

シラクサ
にある円形劇場(Anfiteatro)は1,5万人収容できるそうで 街の規模を示しているのですね シラクサの岸壁墓地跡は世界遺産ですね


タオルミーナ
は古代ギリシア劇場(写真)が素晴らしく 冠雪したエトナ山(世界遺産/自然遺産)が絶景です

アグリジェント
(世界遺産)の聖なる道(via sacra)と 3つの神殿の谷(コンコルディア神殿 ヘラ神殿 ヘラクレス神殿) アーモンドの花...


セリヌンテ
に行くのはコースによるそうですが カルタゴに破壊された遺跡の跡が残り 今ちょうど古代ローマ講座も取っているのでとても感銘を受けました 見て派手さはないのですが 歴史をじかに感じられる場所ですね

モツィア島 
 フェニキア人が作った町で カルタゴの文明の足跡があり ローマに破壊されたモザイクがあります ここまで行くツアーは少ないそうです ← 通ですね~♡

  ← モツィア島

あとは トラパニ地方の塩田 (6~4a.C.) フェニキア人の時代から変わらない製塩方法で作られていて風車もあります

カステルモーラ
イタリアの美しい村のひとつで 街の散策をするのが楽しい♡

イゾラ・ベッラ(美しい島)には 洞窟(grotta)があり ナポレオンも逗留していました

世界遺産ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ/カサーレ荘(Villa romana del Casale)は ビキニ(実は運動着)姿の女性のモザイクが有名ですが 当時のローマがいかに権力があったかがわかりますね 以前モザイク講座に出たことがあるのですが力仕事で 昔は奴隷の仕事だったそうです

ここはマクシミアヌス帝の別荘とのことですが その記述がこの日図書室で借りた「シチリア歴史紀行(Viaggio nella storia della Sicilia)」(小森谷慶子/白水社)第9章の中にありました!
「マクセンティウス帝(マクシミアヌス帝の子)は斜視であったとされ 斜視を表す三角のモザイク片がどのモザイクにもはめ込まれている。これがこの屋敷の建設者はマクシミアヌス帝であるという論拠の一つである」とのこと。

ノート バロックの装飾が有名な世界遺産の街で ニコラッチ通りのバルコニーの下が花じゅうたん(インフィオラータ)の会場です 花じゅうたんは私はフィレンツェで見ました♪

ラグーサ 
ここは世界遺産のバロックの街で 円柱と鐘楼とカーブの多さがシチリア・バロックの特徴ということです

カルタジローネ
はアラブの技術の影響が残り 土も取れることからマヨルカ焼きが有名で ここのサンタ・マリア・デル・モンテの142段の大階段の陶芸はすべて模様が違います 

チェファルーは ここぞシチリア!という素朴な街で 「イタリアの最も美しい村」に加盟しています 映画「ニューシネマパラダイス」の海岸のシーンは ここチェファルーで撮影されました (映画の舞台はパラッツォ・アドリアーノ)

エオリエ諸島(世界遺産/自然遺産)に行くコースもあります 語源は風の神アイオロス(Eolo)の住む島からきています

ルイジ・ピランデッロ原作の映画「カオス・シチリア物語」(監督: タビアーニ兄弟)のラストで有名な ピランデッロの祖父がブルボン王家に追われてマルタ島に亡命し それを家族が漁船で追う途中で真っ白な「軽石(pomice)の島」に立ち寄り その白い坂から滑り降りて遊び つかのまの楽しさを味わうという最も印象的なシーン(DVDの表紙にもなった)がここのリパリ島を舞台に撮影されたことを この日借りて来た本「シチリア歴史紀行」の第2章で知った時の喜びといったら!!

その他アグリツーリズムあり アルバネシ村の復活祭は その名の通りアルバニアからの移民が住んだ町です
 
エーガディ諸島 ファビアーナ島の透明な青い海...

アグリジェント
の町はずれにある 石灰岩でできた階段状の真っ白な石壁スカーラ・デ・トゥルキ(scala dei Turchi)はトルコの階段という意味です

 
アラブからシチリアにオレンジとアーモンドが持ち込まれました アーモンドペーストで作ったフルーツそっくりのドルチェ フルッタ マルトラーナ/frutta Martoranaもシチリアの名産 そしてカンノーロ(作りたてが味わえる!) タオルミーナ特産のウニのソースのパスタ その他...

私のまだ知らない街も色々と紹介され 思わずこの日図書室で借りたシチリアの本を読み始めたらすっと頭に入ってきました!!
この日はこのあと イタリア周遊と北イタリアと 夕方まで説明会は続いていました

私も 新たに図書室に登録して 気分一新で頑張ります!! 

追記: この日借りて読んだ「シチリア歴史紀行」の終盤には「オメルタ(Omertà)」という沈黙の掟について書かれています これはマフィアを扱ったイタリア映画(「運命に逆らったシチリアの少女」等)にも出てきますが その起源はリソルジメント(イタリア統一)の頃に イタリア統一政府からの重税に苦しむシチリアの人びとが徴兵から逃れるために山賊となり 検挙のためにトリノの政府が送り込んだ役人をピエモンテ人と呼んで不信と反感を抱き口をつぐんだという 外国支配が繰り返されたシチリアの人びとが長年の間に身に着けた一種の防衛行為だとあったのです

またさらに「ニューシネマパラダイス」(1988)の映画の大ヒットにより ようやくシチリアの重苦しく閉鎖的な雰囲気が一掃され 観光地としても国内外の人気を集めるようになっていったことがわかりました シチリアの歴史を知るのにとてもよい一冊です。

説明会は こちら

ユーラシア旅行社のサルデーニャの特集ページは こちら

ユーラシア旅行社のシチリアの特集ページは こちら


ステキなイタリア旅行説明会を開催してくださいましたユーラシア旅行社様に心よりお礼申し上げます



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NHKラジオイタリア語の応用編で7月から「古代ローマ幻想散歩」が始まりました&「ローマ歴史講座」のボキャブラリー

2018年07月11日 | イタリア語
NHKラジオイタリア語の応用編で7月から「古代ローマ幻想散歩」が始まりました&「ローマ歴史講座」のボキャブラリー


7月からNHKラジオイタリア語の応用編で 「古代ローマ幻想散歩」が始まりました
再放送ですが 楽しく聞いています

「古代ローマ講座」 「歴史で学ぶイタリア語」を受けているので ちょうどピッタリ!!
とうとうテキスト"che storia!"も買って 日本語の「知識ゼロからのローマ帝国」の本と合わせてやっています ローマ帝国について学ぶ時に 家系図があると大変分かりやすい!政略結婚を繰り返していたので)


ていうかやっと他のことが終わって...久々のイタリア語...世界遺産検定2級(9/9)の準備も並行してやってます 

ラジオはこちら

       *       *       *

ピァッツァイタリア(高円寺)の 古代ローマ歴史講座:

6月はようやくクラウディウス帝(Claudio) ネロ帝(Nerone) そしてキリスト教(cristianesimo)についてやりました:

pretoriani プラエトーリアーニ 皇帝を守るために組織された直属の精鋭部隊 親衛隊 
l'unificazione dell’impero 帝国の統一
la conquista della Britannia 英国の征服
consigliere Seneca 助言者セネカ(ネロ帝の家庭教師であり父親のような存在)
i liberti 解放奴隷
aureus アウレルウス金貨
denaro デナーロ銀貨
ellenizzazione ギリシャ化
ottimati 富裕市民
politica tributaria 税制
acclamare imperatore 喝采を送り皇帝と呼ぶ
scoppiare la libellione giudaica ユダヤ人の反乱が勃発する
la tradizione apocalittica cristiana キリスト教の黙示録の伝統

il cristianesimo キリスト教(思想)
il giudaismo ユダヤ教(精神)
predicazione 説教、伝道
Antico Testamento 旧約聖書
monotesimo 一神教
politeismo 多神教
i Vangelli  福音書
la crocifissione 十字架にかけること
ri(e)surrezione キリストの復活
asceso al cielo 昇天した
destinare al Paradiso oppure all’Inferno 天国か地獄かを指定する
rivelazioni di Dio 天啓
il salmo 讃美歌
il Cristo, unto キリスト、塗油を受けた者
Trinità 三位一体 (Padre, Figlio, Spirito Santo)
paganesimo 異教
escatologico 終末論の
l’esoterismo 秘教主義
i credenti 信者たち
persecuzione 迫害
incendio di Roma ローマの火事 (64d.C.)
capro espiatorio スケープゴート、贖罪の山羊
Tacito タキトゥス
pontefice massimo 神官長
vescovo 司教
idolatria 偶像崇拝
conversioni 改宗

このくらいの単語が覚えられるなんて幸せ💛

ピァッツァイタリアのローマ歴史講座は こちら (講座は日本語メインですが配布プリントはイタリア語です)



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2018イタリア・ボローニャ・国際絵本原画展初日に行ってきました(2018.7.6)@成増アートギャラリー

2018年07月09日 | イタリアの美術館・博物館
2018イタリア・ボローニャ・国際絵本原画展初日に行ってきました(2018.7.6)@成増アートギャラリー



さて今年は成増アートギャラリーで開催されるボローニャ国際絵本原画展に行ってきました!!

ここでは毎年8月に「ボローニャブックフェアin いたばし」(今年は8/4~8/12)が開催されるのですが 成増駅からすぐ近くて行きやすい!! 区立美術館(今は改修工事中)は成増駅からバスで...歩いて...暑くて...(笑) 

会場こそ小さいものの すっきりとまとまって展示されておりました ただ5枚全部ではないのが少し残念

前年に出版された絵本の原画をエントリーして入賞されたもの あるいは入賞されたもので絵本を出版する話がまとまったもの等いろいろあり ざっと絵を見てから いつもの「ドキュメンタリー映像」(25分)をじっくり鑑賞 さらにインタビューで出てきた原画を再度見ると 背景もわかり再度ナットク!!

ドキュメンタリー映像の中で印象に残ったのは 「絵本が今の時代に 紙であることの必要性を考え 紙にしかけをしてみた」 なるほど本のしおりの黄色い紐と絵の内容が微妙にマッチングしている絵本等がありました!!

新しい絵本が生まれるきっかけとなる場所」でもあるボローニャブックフェアの 今年のゲスト国は中国とのこと 1月初めの審査の風景が毎年とても興味深く 7人の審査員の方たちがどんな風にして入選作を決めてゆくのか(決まった色の付箋を次々と貼ってゆく)毎年注目しているのですが 特に 最後の2日間の審査員同士の意思の疎通が難しく 自分が推す作品が他の審査員と全く異なる(互いに)という葛藤を経て最後にようやく 「自信をもって一致団結して77作品が選ばれました」とのくだりは安心しました

また 独自のスタイルを持つ作品 5枚の絵に一貫性がある作品等が入選したとありました きらいな色を好きになる練習をしたエピソードや 白黒の絵本はあまり親が買わない傾向があるという話など ← いや反対に私 この(チラシにもある)白黒の「チーズ大作戦」(大越順子)がいっちばん気に入りましたから!! 2匹のネズミが猫の目を盗んでチーズをくすねる話で 白黒だからこそかえって強いノスタルジーを感じて アクアチントという版画の技法だそうですが 今年の私のベスト1ですね ^^) _旦~~

さらに会場奥の方には ボローニャSM出版賞を受賞された若き絵本作家によるスペイン語のインタビュー映像を聞いて 出版された絵本やデモ絵本等を見てから 次の場所である知人の剪画の個展会場に向かいました♪

  ← ボローニャブックフェアの大きな写真が!!


2018イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
(2018.7.6~7.29)は こちら

また 成増図書館トークイベントが開催予定です(先着順): 7/16(月/祝) 14:00~15:30 イラストレーター山田和明vs松岡館長、 7/22(日) 14:00~15:30 スペイン語翻訳者宇野和美氏、 7/28(土) 14:00~15:30 絵本評論家広松有希子 vs 松岡館長 は こちら(イベント欄)  ← 今年は板橋区立美術館が改修工事のため 各所でイベントが開催されています




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日伊協会特別セミナー「古代遺跡パエストゥム ― ギリシャ・ローマの足跡を訪ねて ―」に参加してきました(2018.2.17)@(公財)日伊協会

2018年07月05日 | イタリア旅行・世界遺産
日伊協会特別セミナー「古代遺跡パエストゥム ― ギリシャ・ローマの足跡を訪ねて ―(PAESTUM:IL PARCO ARCHEOLOGICO SULLE TRACCE DI GRECI E ROMANI)」に参加してきました(2018.2.17)@(公財)日伊協会

この日は満席でキャンセル待ちがあったとのこと 世界遺産でもあり古代遺跡は人気ですね!! といってもイタリア人の中でもまだあまり知られていないパエストゥム

発音は 日本ではパエストゥム イタリア語ではペストゥム ちなみにポセイドニアPoseidonia (ギリシャ語で「海の神ポセイドンの街」) イタリア語ではポズィドニアですが この日はポセイドニアと発音しました

ニーチェも「まるで神々のひとりがここに降り立ち 巨大な石片で自分の家を作ったようだ」との言葉を残しており ゲーテも称賛したといいます そしてグランドツアーの目的地となった 2500年前マグナ・グレアキア(Magna Grecia)の街です

サレルノ県にあり サレルノから30キロくらいで海に近く Sele川とSele平原(piana del Sele)があります 世界遺産「パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園(Parco nazionale del Cilento e Vallo di Diano con i siti archeologici di Paestum e Velia, e la ertosa di Padula)」として登録されています

昔はPestoと言われていました カンパーニャ州のナポリ等との通商のために 「ポセイドニア(Poseidonia)*」と町を名付けた ポセイドン(Poseidone) ヘラ(Hera) アテナ(Atena)に捧げた街です

* ポセイドニアは海の神ポセイドンの町の意味、パエストゥムはポセイドニアが訛ったもので イタリア語読みではペストゥムが近い(Wiki)

古代ローマ以前の街で 7a.C.~9d.C.にかけて まずはギリシャ人(Greci)に 紀元前5世紀末にルカ―ニア人(Lucani)に征服され(420a.C.~410a.C.) Paistomと名を変えました
そして273a.C.ローマ人(Romani)の植民地となり パエストゥム(Paestum)という名がつきましたが ローマ末期に棄てられました

ナポリ(Neapolis)と通商をしていたために 街が作られた当初はとてもよい環境でしたが だんだんと湿地帯(paludoso)となってゆき マラリアが9世紀に流行り サラセン人の襲撃があり やがては山の上に逃げるしかなく 捨てられていったのだそうです


ここでパエストゥムの地図が示されました 街の城壁(cinta muraria)は7mの高さ 4,750mありました
石灰岩(calcale)のブロックで 28の見張り塔が作られ 4つの門が作られました (東:Porta Sirene, 西: Porta marina, 南: Porta Justice, 北: Porta Aerea)
小さな門から日頃は出入りしたそうです

santuario settentrionale(北側の寺院)は アテナ神殿(il Tempio di Atena)* 
火事があったことを示す灰(cenere)の中からテラコッタが発掘されました 6つの柱と13本の柱で支えられています ライオンの頭が雨だれ除けとなっていて 口から雨水が出る仕組みだったとのこと
* 昔はTempio di Cerere(ケレス神殿)と呼ばれていた

小部屋(cella)でアテナ神の儀式が行われていました

アゴラ(Agorà)は南にある集会所で 1,700人が収容でき 街のことを話し合っていたそうです エトルリア人やルカーニア人も使っていました 

santuario con piscina プールのある寺院 肥沃の神 力を水に移すため 石の柱の上に女神が置かれました 女たちは水に沈んで出産の無事を願ったそうです 

Heroon ヘーローオン
は英雄の霊廟・神殿です 6世紀に古墳で覆われました 水瓶 はちみつのアンフォラが発見され 5本の鉄の串はお金として使われていたそうです 

i quartieri abitatori 住居区
 大邸宅は町の繁栄を象徴し 大きな家は中心街に 小さな家ははずれに作られたそうです 大理石(marmo)の浴槽に雨水を貯めたり 中庭や奴隷の部屋などもありました 来客用の部屋 寝室なども

santuario meridionale 南の寺院
 ここにあるBasilica(最古の建物)とネプチューンの神殿を おそらくゲーテ("Viaggio in Italia" 23 marzo 1787)やニーチェが見て絶賛したのではないかとのこと 最も有名な2つの神殿ですね

まずBasilica(大聖堂) は屋根がなく公共の役割をしたと考えられ (屋根は木だったので今は残っていない) ヘラに捧げられたものです 小部屋は宝物庫で信者は入れなかったそうです

次にネプチューンの神殿(il tempio di Poseidon-Nettuno)は保存もよく ヘラ(ゼウス神)に捧げられたもの 屋根があります  6×14本ドーリア式の円柱(colonne dorico) そしてこの神殿ができた当時はどんなに鮮やかな色をしていたかを再現するDVDを見せてくださいました!! 美しい赤と青です

l'epoca romana 2つの神殿

Tempio di Mater Matuta 第一母神 
tempio asclepio ギリシャ時代の名医アスクレピオスの寺院であり 病院の役割も果たしていました

パエストゥムのもっとも貴重な特産品は パエストゥムのバラ(rose pestane)です 年2回も咲くのです! 薔薇は高値で取引されました 香水の店の遺跡なども発掘されました
 
il foro 店や会議場など Comitium(il comizio/民会) 丸型の会議場
l'anfiteatro romano 円形劇場 半分しか残っていないのは なんとボルボン王朝のCarlo di Borboneが幹線道路SS18を作ってぶった切ってしまったからとのこと ショック!!
この円形劇場でグラディエーターたちが狩りや 死刑の再現等をしたそうです

 ← 左の写真は幹線道路で半分になったanfiteatro

考古学博物館
(il museo archeorogico) 先史時代の骸骨等 杯(coppa) 武具 像などがあり エウロペの強奪(il ratto Europe)が描かれてます
アステアス(Assteas)という名の有名な陶芸家の名がどの作品にも残っているそうです ギリシャ時代の壺は黒い地なのでよくわかりますね

← 黒い地の壺 左の写真はil sacello sotterraneo (地下の小礼拝堂)

ミノス伝説のシーンを描いたアステアス作の壺も紹介してくださいました 農夫が発見したのだそうで詳しいエピソードをご紹介くださいました


tonba del tuffatore(ダイバーの墓)
1968年に発掘されました
 手が込んでいます 4a.C.で唯一の人物が描かれたフレスコ画で 墓の中に描かれた絵です (raro esempio di sepoltura greca affrescata) また このtuffatore(ダイバー)は 生から死に飛び込むさまを描いたのではないかとのことですが いまだ解明されていません

← 真ん中が宴会のシーン 上がtuffatore

宴会のシーンには女性はいません コッタボス(Gioco del cottabo)という 飲み物の残った杯を投げるゲームの様子なども描かれていますね

ここで3DのDVDを見ました 2500年前のパエストゥムの再現です プールのある大きな家 フォロ(集会場、フォーラム)など...しばしうっとり...カラーなので今とは全然違って鮮やかな色です 

こちらから映像が見られます 最後の方にはtomba del tuffatoreも出てきます

cinta muraria(城壁)
の北はエトルリアとの国境で 外には住んでおらず墓(neclopoli)があったそうです 真ん中をvia sacra(聖なる道)が通っていました 

5~9世紀にはパエストゥムは海水に侵食されて 川の水が砂で流れなくなり 道や家を高くしたりしたそうですが 湿地帯となったため山に逃げるしかなかったそうで 中世には消えてしまい のちに土地改良(bonificare)したとのこと 灌漑(irrigazione)もしました  
ちなみに水牛(bufala)は マラリア(malaria)に強い唯一の動物でした

このあとは 懇親会に出て知り合いと喋ったりしてきました♪ とにかく同時通訳コースの皆様 お疲れ様でした!! このあと私は今回のFabiana先生の 「歴史で学ぶイタリア語」という新設クラスのレッスンを取ることになりました♡ ← 考古学がご専門の講師とのこと


このパエストゥムのセミナーを聞くにあたり イタリア語で聞くか同時通訳の日本語で聞くか!?いつも迷うんですよ~レシーバーをつける時に(笑) なので今回はみっちり予習をしてから行きましたが...やはり難解な部分は日本語の方を聞きました
ちょうど古代ローマ講座に出てきた地名や人名が出てきて 歴史ってつながってるんだなあ...平面に切り取ったものでも 別のテーマでこうしてつながっているものなんだなぁと実感できて嬉しかったです!(^^)! 

パエストゥムの考古学遺跡
は こちら


il Parco Archeologico di PAESTUM(パエストゥム考古学博物館)
は こちら

セミナーは こちら

日伊協会のリポートは こちら


当サークルの「第2回世界遺産入門講座」(7/22,8/5)でも ほんの少しですがパエストゥムを取り上げます♪

* 素晴らしいセミナーを開催してくださいました日伊協会様に心よりお礼申し上げます

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Maria先生の イタリア美術セミナーはナポリのサンセヴェーロ礼拝堂についてです(2018年7~8月)@高円寺ピアッツアイタリア

2018年07月02日 | イタリア関連の催し
Maria先生のイタリア美術セミナーはナポリのサンセヴェーロ礼拝堂についてです(2018年7~8月)@高円寺ピアッツアイタリア


いつも古代ローマ講座に行っている高円寺ピアッツアイタリアで ナポリ出身のMaria先生が時々 ナポリ民謡等 ナポリにちなんだセミナーを開催してくださいますが 今回はサンセヴェーロ礼拝堂です!!

16世紀に建てられたナポリのサンセヴェーロ礼拝堂。 大理石の彫像など宗教美術品の宝庫です。 大理石とは思えない素敵な作品を鑑賞しましょう!!


【第 1  回】
 サン・セヴェーロ礼拝堂と サングロ家の呪われたライモンド王子
 7月21日(土)、7月25日(水) 11:00 ~12:30

【第 2  回】
 ヴェールに包まれたキリストと サン・セヴェーロ礼拝堂にある美術品
 8月25日(土)、8月29日(水) 11:00 ~12:30
【講   師】 Maria先生
【受 講 料】 3,500円 (1回 税込)
※それぞれの内容で2回、日程を設けています。 お好きなお日にちをお選びください。


私 ナポリに行った時に実際にこのサンセヴェーロ礼拝堂に イタリア人の友人と行ってきたのですが その大理石のクリスト・ヴェラート(Cristo velato)(ベールに包まれたキリスト像)の美しさと 地下にある血管まで完全保存された人体解剖像のその対比といったら...すごすぎて夜眠れませんでした(;・∀・)

セミナーは こちら

サン・セヴェーロ礼拝堂
は こちら ← 映像のラストの方にクリスト・ヴェラート(Cristo velato)が出てきます!

私も申し込みました♡ 楽しみです!!

* 写真は 小雨の降り始めたナポリのとある広場 懐かしいです...




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