北東北 白神山地・十和田湖・奥入瀬・五能線の旅(2016.8.21~22)@白神山地についてイタリア語で話す
白神山地には一度は行ってみたいと思っていました とても広いのでほんの入り口だけでも...
2日間で色々盛りだくさんなツアーでしたが 台風が近づく中 家族と行ってきました
それまでは地名の読み方もちゃんと知らない 恥ずかし~い(/ω\)私でしたが 色々調べてから行きました
8月22日(月)に東京を直撃した台風とすれ違い(笑) しかも出発の朝 突然ケータイが壊れてしまい (なんというタイミング!!) 2日間一切情報に触れずに かえってさっぱりと過ごせました(笑)
* * *
大宮から はやて111号に乗り込み 盛岡駅着 バスで移動して 十和田湖で湖上遊覧船「第五八甲田丸」に乗り (2階の最前列!) 一時間程十和田湖の絶景を堪能して帰ってきました 涼しい風がありがたい~
十和田湖は 深さは東京タワーとほぼ同じ326.8mで 田沢湖 支笏湖に続く3番目に深い湖です
遊覧船からは 乙女の像 材木岩 鎧島等が見えました この十和田湖は 2~30万年前に2つの噴火と2つの陥没によってできたカルデラ湖です ヒメマスの養殖に22年目に成功したお話を聞きました
次に訪れた奥入瀬渓流 は 最も景色の良いという 銚子大滝(十和田湖に入ろうとする魚を阻む魚止めの滝)から 白糸の滝(いくつもの筋になって流れ落ちる 絹糸のような滝)までの間を 清流の流れに沿って40分程で歩いたのですが 足元に気を付けながらも結構速足で歩いたので できればじっくりまた来たいですネ
雨のあとですべること...下流ほど泥水になってくるそうですが テレビ等によく出てくる滝や清流も見られて満足(^^♪
バスガイドさんのとても興味深い東北のうんちくを聞きながら 八甲田ゴールドラインを通って 5時台に大鰐温泉郷の青森ワイナリーホテル(旧青森ロイヤルホテル)に着きました 本館 新館 別館とつながっている あじゃら山の上の大きなホテルですが ゴルフ場から帰ってくる車とカーブですれ違うのでハラハラ(ーー;)
まずは ホテルに着いてすぐに青森ヒバ香る露天風呂に入って の~んびりくつろぎました まだすいていたのでよかった!
夕食は東北郷土料理のバイキングで かなりの量を取り(笑) 東北ビール「青森づくり」と青森ワインをいただきながら 7時半から始まった津軽三味線と あじゃら衆のねぷたの踊り を堪能しました!! ホテルのあちこちにはねぷたが飾られておりました♪
部屋は広くてベッドが3つあり 眺めもよく東京の暑さを忘れてぐっすり...
* * *
翌日は 7時前にホテルの外から岩木山を見たり 雲海を見てからバイキング式の朝食を済ませて 8時にホテルを出ると もう霧で岩木山は全く見えなくなっていました
バスで大鰐温泉郷を出て 今は兼業農家ばかりのためお年寄りにも収穫しやすい矮化リンゴの畑や たくさんの大小のかかしを見ながら 鯵ヶ沢町(鎌倉時代に鯵がたくさん捕れたので鯵ヶ沢と名付けたらしい)にある 白神の森遊山道で 新緑ブナの原生林を散策しました
案内休憩所「くろもり館」では 杖やうちわ 長靴まで貸してくれるのです!
遊山道に入ったらすぐに フィトンチッドのい~い匂いに包まれて癒されました~
大ミズナラを過ぎて 聴診器でブナが水を吸う音を聞くところに出ましたが ほとんど聞こえないそうです...
案内のボランティアの方のお話を聞きながら歩きました
そしていよいよ五能線という 青く輝く日本海沿いを走る人気のローカル列車に 鰺ヶ沢町から乗って 絶景車窓旅を30分満喫!!
窓から日本海が見えてくると感激しました 地元の方たちがしゃべっている方言を聞いたりしているとハブニングが!! 台風の影響で通過待ちのリゾートしらかみが40分遅れのため ひとつ手前の 北金ヶ沢駅(下の写真)で停車したまま 40分も待つ羽目に...(/_;)
すると添乗員さんが即ドライバーさんと連絡を取ってくださり 降りる予定の千畳敷の駅で待っているバスが 私たちの待つ北金ヶ沢駅まで急きょ来てくださったのです!! 降りたこともない駅に向かう知らない道をあれこれ探して... この機転のおかげで旅程が大きく狂うこともなく旅が続けられました( `ー´)ノ
一日に10本前後しか走っていない五能線はほとんどが無人駅で 千畳敷の駅のホームにいる 列車が遅れることをまだ知らずに雨の中をひたすら待っている人々がバスの窓から見えました...
列車が遅れるのはイタリアでもよくあるけど ひたすら待つばかり でもこうして添乗員さんがトラブル対策をすべてやってくださるのって いや~快適~(#^.^#)
千畳敷では雨の中 ほんの少しの時間 写真を写しました 海の底から地震により隆起した岩だそうです 天気がよければ北海道が見えるって!!
次はいよいよ 白神山地の見どころ 十二湖のひとつ コバルトブルーの光を放つ神秘の泉「青池」を見に行きました!!
十二湖は 33の湖沼が点在するうち 大崩から見ると12の湖が見えることからつけられた名です (ホントは小さくて湖ではなく沼という感じのもありますが 昔つけた名前なので)
途中 王池西湖 王池東湖(上の写真) 鶏頭場の池などいくつかの湖を通りましたが 青池はホントにコバルトブルーの色でビックリ!! でも落ち葉はたくさん落ちていましたが...
なぜ青いのか? 酸素濃度が高い 苔による 水自体は透明だが紫外線による等々諸説ありますが...
小雨の降る中せっせとバスに戻り 全観光の行程は無事終了~!!
そのあとまたえんえんバスに乗って (バスの中では津軽弁の披露とクイズ!!面白かった~) 北上駅から7時過ぎの東北新幹線やまびこ56号に乗り 大宮下車で帰路に着きました
遠距離の旅は どんなハプニングが起きてもよいように 遅い出発の新幹線にしているのでゆうゆうで間に合いました♪
もう台風は過ぎていて 電車の遅れもなくなりホッとしました
家に向かう電車の中でスマホばかりいじっている乗客を見ると いつも見慣れた光景なのに 先ほどまで見ていた東北のひなびた景色が なぜかとてもなつかしく感じました...
『1泊2日で北東北を満喫するルートをめぐる 十和田湖・奥入瀬・五能線・白神山地「青池」2日間』のツアーは こちら
ステキなツアーを組んでくださいました(株)クラブツーリズム様に心より感謝申し上げます
* * *
白神山地(世界遺産)は こちら
Il Shirakami-Sanchi (in giapponese: 白神山地, regione montuosa del dio bianco) è un'ampia zona di foresta vergine che si trova nel nord dell'isola di Honshū, in Giappone.
Questa regione montuosa si estende (広がっている) su di una superficie di circa 1.300 chilometri quadrati, all'interno delle prefetture di Akita e Aomori; di questi, 170 chilometri quadrati sono stati inseriti nel 1993 nell'elenco dei Patrimoni dell'umanità dell'UNESCO.
La maggior parte della foresta è composta da faggi(ブナ).
Il cuore della regione, protetto dall'UNESCO, non contiene alcun percorso stradale (道のコース) ma solamente i sentieri (小道)utilizzati dagli escursionisti, e per entrare in questa parte della foresta o pescare si deve richiedere uno speciale permesso.
Poiché i contadini locali trovavano il terreno su cui sorge la foresta poco redditizio (もうかる) dal punto di vista agricolo, la regione si è conservata pressoché (ほとんど) intatta (手つかずの) per millenni.
Oltre ai faggi, qui si trovano anche katsura e altre specie di piante decidue (落葉樹).
Oltre alla flora, all'interno della foresta si trova una rigogliosa (旺盛な) fauna (動物群): qui si possono infatti trovare numerose specie di mammiferi (哺乳類) ed uccelli, fra cui il picchio (キツツキ) nero, il serao giapponese, l'aquilastore (ミサゴ)montano, l'aquila (ワシ)reale, il macaco (オナガザル) giapponese e l'orso * tibetano.
* ガイドさんも 熊に注意!!と話してました
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11月に東京で開催されるイタリア留学フェアに合わせて、イタリアから語学学校が来日します。
そこで日伊学院でもセミナーが開催されます
セミナーの後は、それぞれの学校の紹介があります。
参加費は、無料です。ぜひお越しください!定員は、20名です。
お申し込み締め切りは、各セミナー開催日の前日20時までとなっております。
1. 2016/11/8(火)19:00~20:00
レベル A1,A2(初級)
学校名と内容 Babilonia バビロニア (タオルミナ/シチリア)
「デモンストレーション授業」
バビロニアランゲージスクールのメソードによるA1, A2レベル対象のデモンストレーションレッスン
2. 2016/11/8(火)20:00~21:00
A1,A2 (初級)
Babilonia バビロニア(タオルミナ/シチリア)
「言葉と写真でつづるシチリア旅行」
シチリア各地の美しい自然、歴史などをご紹介します。
3. 2016/11/10(木)19:00~20:30
B2 (中級)
Dilitディリット(ローマ)
「食通のためのセミナー:ローマ地域の伝統料理」
学校の所在地である、イタリアの首都・ローマの、伝統的な料理を、映像等を交えながらご案内します。
4. 2016/11/15(火)19:00~20:15
B2 (中級)
La Lingua la Vitaラ・リンガ ラ・ビータ
(トーディ/ウンブリア州)
「メソポタミア期のトーディ:ワインの歴史とイタリアの芸術について」
自然豊かなウンブリア州の、丘の上の小さな町トーディ。ウンブリア州の町らしく、丘陵地の上に建設されたこの町の、語学学校「ラ・リングア・ラ・ヴィータ」から3名の講師が来日し、メソポタミア期のトーディの、ワインの歴史とイタリアの芸術についての講座を開催します。講座の後はワインのテイスティングもお楽しみいただけます。
5. 2016/11/18(金)19:00-21:00
初心者~
Torre di Babeleトッレ・ディ・バべーレ (ローマ)
「ローマのシンボル」
前半:ローマの見どころ紹介 後半:参加者皆さんのお話し
イタリアの首都、永遠の都「ローマ」は誰もが魅了される町です。
その見どころ、魅力を紹介してくれるのは、ローマで安心充実の語学学校で有名な日伊学院の提携校「トッレ・ディ・バベレ」の校長エンツォ・コセンティーノです。
一度も訪れたことのない方は是非この機会に、そして訪れたことのある方は思い出にひたり…映像とおしゃべりで楽しみましょう。
後半のおしゃべりタイムでは、日本語がわからないエンツォに是非イタリア語を駆使して、度胸で話していただきたいと思います。
それはまるで渋谷にいながら、ローマに観光、留学したかのようなドキドキを味わえるチャンスになるでしょう。アシスタント(通訳)も控えています。初心者の方こそ大歓迎です。是非気軽にご参加ください。
詳しくは こちら
* * *
私はトーディのワインと芸術のセミナーに申し込みました でもタオルミーナのバビロニアのセミナーにも出たい... Enzo校長に会いにTorre di Babele校のセミナーにも行きたいし...(笑) 他校でもいろいろやっていますので日程が合わない方は要チェック!!
* 情報をいただきました日伊学院様に心よりお礼申し上げます
写真は ローマのナヴォーナ広場です♡
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さて 能楽堂に能を見に行った時にいただいたチラシの中にあった「古典芸能の祭典」を観に行きました
昔(大昔?)はよく韓国の男寺団(ナムサダン/サムルノリの源流)とかインド四大舞踊等を観に行ったものです...なのでかなり久しぶりの舞台鑑賞でした(*^^*)
これは6種類の古典芸能を一気に楽しめるというおトクなものでして日本の古典芸能を代表する演目が一堂に会します!!(それで選んだ?!)
「アジアにルーツを持ちながらも、日本の風土で熟成発酵され、独自の日本文化として発展してきた古典芸能。舞楽、能楽、歌舞伎舞踊、文楽といった日本の代表的な古典芸能の良さを知ることができる公演です。さらに、市民参加型の真伎楽、大田楽を加え、古来より日本人の持つ"お祭り"感覚を活かした祝祭性のある古典芸能の一大フェスティバル。」(チラシより)
* * *
まず最初は真伎楽 これは獅子舞のような感じでにぎやかでした 伎楽とは行道(お練り)のパフォーマンスなのだそうです
聖徳太子の頃にアジアからやってきた伎楽で 平安時代に途絶えた芸能を復元しました
2番目は 舞楽『陵王』 仮面をつけて戦った中国の故事に由来、郵送かつ華麗な舞楽を代表する一曲です
雅楽は昔はよく聴いたものですが いつのまにか瞼が...それでいいのだそうですが(笑)
(出演:しのばず雅楽会)
舞楽: una danza tradizionale giapponese importata dalla Cina
3.半能 観世流『石橋 大獅子』勇壮な舞と緊迫感ある囃子の絢爛豪華な人気曲
半能は 左右に紅白の牡丹が置かれ「万歳千秋と舞い納めて、獅子の座にこそ直りけれ」と地謡が一気にうたいあげます 白赤に当(親子)の獅子と 紅白の牡丹が対となって 「祝言能」とも呼ばれる能「石橋」の祝福気分が高まります
能 nò: una forma di teatro sorta in Giappone
4.人形浄瑠璃 文楽(義太夫節)
『本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)』から「奥庭狐火の段(おくにわきつねびのだん)」
狐の霊力が八重垣姫に乗り移り、恋人に急を知らせます。義太夫節の聴かせどころで 舞台の幕が開くや客席からいょっ!の掛け声が(*^^*)
でも人形は出てこなかったのですが 人形のつかない素浄瑠璃の方が かえってダイナミックに醍醐味を伝えるとのこと
文楽: Il Bunraku (文楽) è un tipo di teatro giapponese che nacque nel corso del XVII secolo nell'isola di Awaji.
I personaggi vengono rappresentati con marionette di grandi dimensioni, manipolate a vista.
5.歌舞伎舞踊『操り三番叟』
この『操り三番叟(さんばそう)』の操り三番叟役が実に見事で 人形遣いと息がぴったりで見応えがありました~
操りは糸操りや手遣い人形の芝居のことで 三番叟は能の「翁(おきな)」に登場する老翁で それをさらに滑稽軽妙に演じ 操り糸が切れたりよじれたりする趣向もこらしてあり楽しめました また歌や三味線もよかったです
歌舞伎舞踊 la danza di kabuki
6.大田楽
出演:野村万蔵、わざおぎ、市民参加
この最後の大田楽が一番すごかった!! 今までのは1.の真伎楽を除いて「静」とするならこれはまさに「動」
天下泰平 五穀成就を願って収穫を祝い踊り狂うという田楽 これは市民参加 アジアからの留学生や地元の小学生も参加しての特別バージョン!!
ホールうしろのドアが空き 天皇を従えた踊り手たちがしずしずと通路を舞台に向かって歩いてくるという演出 これはすぐそばを踊り手が歩いてゆく臨場感がスゴイ!! 顔や化粧や衣装までがよく見えて 舞台をさまざまな楽器を手にした84名もの踊り手たちが舞い踊る...
「網木(びんざさら)」は88枚の木片を編んだ造形の楽器で これは日本に伝わる南京玉すだれにも似た感じ
そして「腰鼓(ようこ/くれつづみ)」 これはアジアの「伎楽」に用いられた鼓の一種で 日本では田楽太鼓ともいいます
綾蘭笠(あやいがさ)もおわら盆の笠に似ていて それはカラフルでにぎやかで見ているだけて楽しくて 日頃の雑念がすべて吹っ飛びました~(^^)/
子供たちもみな 手には棒を持ち振り回しながらくるくると...そして最後に半分は舞台の通路をまた戻り 半分は舞台に残り幕となる... うーん実に堪能いたしました
市民参加型っていいよね(*^^*)
網木/ささら: un strumento a percussuione tradizionale giapponese
この他にもいただいたチラシには 外国人向けのいろんな日本の伝統文化無料体験などもあり 興味深かったです
Approaching Tokyo Tradition 伝統文化事業は こちら
「古典芸能の祭典」は こちら
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第6回イタリア料理専門展「ACCI Gusto」2016
有名イタリアンのシェフ達が集い デモンストレーションやセミナーを開催!
食材、飲料、機器などイタリア料理のすべてが集結! イタリアンで日本を元気に!
2016年11月16日(水)・17日(木) 10:00~17:00 ※2日間
於 都立産業貿易センター台東館(東京都台東区花川戸2-6-5)浅草駅下車
主 催: 日本イタリア料理協会
出展規模: 100社
来場者数: 5,000名(予定)
5階と6階会場とに分かれており セミナー 基調講演 企業デモンストレーションなどが目白押しです!! その間に各ブースも回ります 試食 試飲 説明 パンフレット...すごい熱気ですよ~
なんと今年は 17日(木)午前に「サルデーニャの旅」講演(渋谷レストランTharosのコンシェルジュ サルデーニャ文化オペレーター) それと16日(水)午後には長野から伊那食品工業が「寒天が作る新しい料理」という企業デモンストレーションで参加(^^)/ ←実は知人がここにおりまして...
その他 おなじみナポリピッツァ ドルチェ エスプレッソ シチリア料理 熊本食材 高知県食材 パルマハム 卓上クッカーに真空低温調理法と とにかく 盛りだくさんです!!
詳しくは こちら
昨年のリポートは こちら
入場事前登録により入場料1,000円が無料となります 詳しくは こちら
* 情報をいただきましたイタリア料理協会様に心よりお礼申し上げます
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サルデーニャの儀式のパンのセミナー&初めてのラウネッダス演奏&タロスでビュッフェランチ (2016.10.2)@日本サルデーニャ協会
今日は 生まれて初めてサルデーニャのイベントに参加した 大変貴重な一日でした!!
イタリア商工会議所に行ったのも初めて 日本サルデーニャ協会(Associazione Isola Sardegna-Giappone)(4周年を迎えます)のイベントに参加したのも初めて サルデーニャの儀式のパン(pane rituale)を見て Prof. Battista Saiu氏から直接そのお話を聞くのも ラウネッダス(launeddas)という循環呼吸奏法(fiatto continuo)の演奏をSalvatore氏から聞くのも生まれて初めて そして会場では 以前レッスンを取ったサルデーニャ出身のGiovanni Piliarvu先生等と再会でき NHKに出演されていらっしゃるM先生とも初めてお話できてラッキーでした♪
何もかも初めてづくしで勇気がいったけど 知っている人がいなくても えいっ!と一人で申し込んで行ってみたら なつかしい方々と出会えて やっぱり行ってよかった~(^^)/
* * *
サルデーニャに古くから伝わる儀式のパン il pane ritualeは 死者の弔いの時 結婚の時 復活祭や色々な記念日などの時に手作りで作られます 教会に奉納されるものは売り物ではダメです 特に殺された者に捧げるパンには様々な厳しいきまりごとがあります 結婚の時に作られるパン(coccoiなど)には 豊穣と多産を祝う様々な動植物がモチーフとなり ハサミで切り込みを入れて とても複雑な形にひとつひとつ仕上げてゆきます
これは前日にせっせと予習してきた パーネ・カラザウ(pane carasau)、carta da musicaとも呼ばれる丸く平たい薄いパン) pane frattau (羊飼いが日中外に持ち歩いたパーネ・カラザウの残りをトマトソースに浸して卵を乗せたサルデーニャの伝統料理) Malloreddus(サルデーニャのニョッキ) civraxiu(外の仕事に持ってゆく日常的な 丸くて硬い皮のパン)のようなサルデーニャで普及したパンではなく 儀式の時の特別なパンでした
たとえば coccoi a pitzus (突起のあるコッコ-イ)という種類の白いパンです
日本と同じ島国であるサルデーニャのパンの種類は実に多く 並外れた美味しさです
島国というのは 外からものが入って来やすく 出てゆきづらいため 固有の文化が保存されています
最初に 死者のパン(pane dei morti) 丸く平たい形をしており 「存在しない」パンと言われています
殺された(amazzato)遺体の場合(もちろんとてもレアなケースですが) 遺体が家にある時に 生地に十字を切り その家の主婦(massaia)が祈りながら生地をこねますが その際に金属(metallo)は使わず 爪や貝殻やわらの木などで模様をつけます できた最初のパンは貧しい人たちに分け 三か月後 一年後などにも作ります
もし死者のパンを作り忘れた時は 死者が夢の中にあらわれて 作るように促すそうです (ミステリアス...死者が夢に現れて何かを伝えるというのは ナポリ出身の戯曲家Eduardo De Filippoの作品にもありましたね!)
また 特別なことは 死者(defunti)が 和解したい(fare pace)人の夢の中に現れた時に作るというもの 死は公けのもので 誰かが殺された時には町中のかまど(forno)に火がつけられ 小麦ひと握りをかまどに投げ入れるそうです
また 日没に 死者のパンを携えてずきんを被った人がドアをたたくと ドアを開けなければならないきまりがあり これはパンをもらった人たちの中に 死者が和解をしたい人が誰かいるのだということで 死者がちゃんと死者となるために(成仏するためにという意味?)必要なのだそうです なのでドアに鍵をかけてはいけないそうです
なんともミステリアスですね~
死者のパン(殺されたのではない場合)は 牛(bue)の形をした(下半分に2か所の切り込みのある)sas cornonciasというパンを作ります 下に向いた角(corno)の形のパンは 紀元前7000年のサルデーニャの墓に描かれているのだそうです また ひっくり返した蝋燭の火は もうひとつの世界(あの世)を表しています
* * *
さて次は 婚礼のパン(il pane nuziale)に移ります
Sos Cicirilliosは 夫婦の家に運ばれるパンで 第一子のおしゃぶり(ciuccio)になります 湿気にもよりますが保存がきくそうです
Sa Pippiaは半月の形 Sa Reulaは十字の形 Su Siddiは宝物という意味のパン Su Mandàtiuは 中心に小さな穴のあいた婚約のパンで すべて白く 質の良い小麦粉で作ります
また 動物や植物のモチーフがよく使われます しっぽが首を通るように作ります
たとえば ざくろ(melograno)は 種が多いので豊穣(abbondanza) 肥沃(fertirità)を意味し たくさんの子どもが生まれることを祈るために使われます
ヤシ(palma)は 人間が最初に植えた聖なる木であり 実りの保証をするものです
パンの形もさまざまで ハート 閉じた円 開いた円 半円 くつの形(くつは「所有する」という意味があるそうです)
魚 小鳥 亀 バラ 馬 子ども 牛などの形もあります 復活祭(Pasqua)のパンは卵が包まれた形のパンです
材料は 硬質小麦粉 水 パン種/酵母(lievito madre)と塩で 仕上げにはさみなどで細かな切り込みを入れて 装飾豊かにひとつひとつ手で作られてゆきます
また 若い未婚の男性が亡くなった時には 母親が亡くなった息子の地下での再生を祈るため小麦をまき 皿を割ります(他の人が使えなくなり「あなただけに捧げる」という意味合い)
Pane de siafidrは王冠の形の婚礼のパン(pane nuziale a Corone) 男は太陽の光(raggi) 女は葉の冠です
祝うのは幸福な娘(両親が元気な娘のこと)でないとならず 苦しんでいる人は人を祝う役目を担えないとのこと
特徴的なのは 儀式のパンを作るのは主に女の担う仕事で 男もパンは作りますが儀式には使われないとのこと
売るためのパンは教会に捧げることはできず 聖なる意味は失われるそうです
時間のかかる儀式のパン作りは 一生に一度の結婚のために 手作りで作られ またこの日展示された45個の儀式のパンも それを作ってくださったサルデーニャの方たちにお見せするために 全員でパンを囲んで記念写真を写しました サルデーニャの国旗も飾って記念写真!!
* * *
そして儀式のパンのお話のあとで バグパイプの祖先でもある管楽器ラウネッダス(launeddas)の生演奏を 生まれて初めて聞きました!!
これは本当に楽しみでした 3本の管のうち短いものは高い音 長い2本の管は高い音が出ますが 頬に空気をためて3本の笛を 息継ぎなしで吹き続ける循環呼吸奏法(fiatto continuo)という特殊技術なのですが これは演奏者によると「小さい頃から何十年も習ってきた」技術なのです (バグパイプの袋に空気をためますが こちらは頬の中にためるわけですね) 演奏者とお話をして お互いに感激してしまいました!!!
演奏(一部)は こちら (音が出ます)
そして 商工会議所近くからバスに乗り 何回か言った渋谷のサルデーニャ料理のお店 Tharrosに場所を移して ビュッフェ形式の貸し切りランチ♡
これが実にすごくて 生ハムやサラミ サラダ ゼッポリーニ(Seppolini) Carloforteのtonno(マグロ)などに続き 運ばれてきたインパナーダスという大きなパイには agnello(子羊)とpiselli(グリーンピース)が詰められています
ここでもまた儀式のパンの説明を受けたり launeddasの演奏や解説を聞いているうちに すっかり雰囲気に溶け込みました(^^)/
サルデーニャの人たちはとてもゆったりとしていて 日頃都会でギスギス忙しく暮らしている私には驚くことばかり 反省...(/_;)
それにレディーファーストが実に徹底しているのにも感心しました♡
イタリア関連のイベントには もう何年もあちこち出続けていた私ですが さすがに「サルデーニャ」のイベントは初めて!! 一気にサルデーニャに近づくことができて 私にとってはものすごい大きな一日でした!!
2ヶ月かけてアジア各国を回られていらした講演者・演奏者の皆様 本当にありがとうございました 日本サルデーニャ協会4周年 おめでとうございます!!
イベントは こちら
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第16回世界イタリア語週間の一環として 今年もさまざまなイベントが開催されます:
世界イタリア語週間:
◆イタリア留学
第10回イタリア留学フェア
イタリア文化会館では、毎年秋に「イタリア留学フェア」が開催されます。2Fカフェラウンジ内「イタリア留学コーナー」で、語学学校や専門学校のパンフレットや留学資料などが自由にご覧いただけます
詳しくは こちら
11月11日(金)、12日(土) 10時30分~19時
エキジビションホール(1F)
写真や映像は こちら
昨年のビデオは こちら ← 30秒めあたりに私がほんの一瞬ですが写っています(笑)一生の思い出です♡
イタリア人留学生との交流会
イタリア人留学生との交流の場です。(予約不要)
11日(金)16時~19時
詳しくは こちら
イタリア留学の先輩との交流会 「先輩に聞こう、イタリア留学!」
イタリアの大学や音楽院などに留学した先輩から直接話が聞ける貴重な機会です。
(要予約)
12日(土)11時~13時
詳しくは こちら
ゼロから分かるイタリア留学コーナー
イタリアに関する、様々な疑問にお応えします。
11日(金)、12日(土) 10時30分~19時
エキジビションホール(1F)
詳しくは こちら
イタリア留学セミナー
イタリア留学全般について説明します。
11日(金)13時~18時30分
12日(土)12時~17時30分
視聴覚室(B1F)
詳しくは こちら
◆イタリア語教育
イタリア語教育法セミナー
6日(日)
※詳細情報は、決まり次第お知らせいたします。
イタリア語検定試験 無料模擬試験
日本で受けられる3つのイタリア語検定試験PLIDA、CILS、実用イタリア語検定の無料模擬試験を実施します。
より多くの方にこれらの能力試験を知っていただくために、入門と初級レベルの模擬試験を行います。
・(イタリア語能力試験)PLIDA:11日(金)11時~13時30分
・(イタリア語能力試験)CILS:11日(金)13時30分~16時
・実用イタリア語検定: 11日(金)16時~18時
地下2階ホワイエ
詳しくは こちら
イタリア語学習者の日
大学でイタリア語を学ぶ学生、イタリア語とイタリア文化を愛する人たちが歌や短い舞台パフォーマンスを披露します。参加無料。
12日(土) 14時30分~17時30分
アニェッリホール(B2F)
詳しくは こちら
イタリア語研究者の集い
13日(日) 10時30分~13時00分
地下2階ホワイエ
詳しくは こちら
◆展示会
上映展示「デザインと音楽」
世界イタリア語週間のテーマに沿って、デザイン性に富んだイタリアの伝統ある楽器作りに迫ります。
11日(金) 10時30分~15時30分
映画上映会
世界イタリア語週間のテーマに沿って、3作品を上映します。
詳細は近日中に発表します。要予約。
(開場:18:30)
11日(金)は 「欲望」
12日(土)は「サスペリア」
13日(日)は 「グレート・ビューティ・追憶のローマ」 19時~21時
「デザイン展「OFFICINA CORRAINI - Corraini Edizioni, tra arte, design e bambini」
11日(金)、12日(土)
詳しくは こちら
イタリア語と音楽の日
音楽を通じてイタリア語に親しみましょう!
歌や演奏で5分間の音楽パフォーマンスに挑戦してみませんか?
ひとりでもグループでもどなたでもご参加いただけます。
20日(日)14時~16時半
アニェッリホール(B2F)
詳しくは こちら
世界イタリア語週間は こちら
詳しくは こちら
年間で一番盛大で忙しい時期になりましたね( ^^) _U~~
*情報をいただきましたイタリア文化会館様に心よりお礼申し上げます
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すしについてイタリア語で話す&魚の名前・すしネタ@映画「築地ワンダーランド」(2016.10.15~)公開記念
2016年10月15日(土)からいよいよ始まる 今ホットな話題の「築地Tsukiji」のすべてが凝縮された映画「築地ワンダーランド」の公開記念に 謹んで(?)アップさせていただきます:
Il termine "sushi" si riferisce a una varieta' di piatti in cui il riso sushi leggermente addolcito e condito con l'aceto e avvolto(impilati sopra) da pesce crudo o sottaceti, pesce cotto.
「すし」とは ほんのり甘くして酢で味付けした寿司めしを 生魚や酢漬けの魚 煮魚などでくるんだ(上にのせた)ものを言います
* * *
* Nigirizushi(sushi modellato a mano) : Delle fettine sottili di pesce crudo ricoprono strisce di riso sushi con un sottile strato di wasabi (rafano verde) tra i due.
Usando i bastoncini (le bacchette) o le dita, intingete il pesce in salsa di soia e mangiatelo in un boccone.
握り寿司: 生魚の薄切りなどで 小さな寿司めしのかたまりにをくるんだもの 寿司めしと具の間にわさびをひと塗りし 箸を用いて あるいは手づかみで しょうゆをつけて食べる
(寿司としての歴史は浅く 江戸時代に江戸で考案された)
Gunkanzushi (sushi nave da battaglia): Una polpettina di riso di forma ovale, circondata da una striscia di nori, con degli ingredienti, come uova di salmone, impilati sopra.
軍艦寿司(軍艦巻き): 細長い海苔で巻いた楕円形の寿司めしのかたまりの上に いくらなどをのせたもの
* * *
* Makizushi (sushi arrotolato/involtini di sushi): Una polpettina, cilindrica o conica, formata con l'aiuto di un tappeto di bambù * detto makisu .
* 巻き簾: tovaglietta di bambù とも言う
巻き寿司: 「巻き物」・「海苔巻き」とも呼ぶ
巻き寿司は 巻き簾(す)の上に海苔を広げ 円柱形または円錐形の形に巻いたもの
Nel Makizushi, il riso sushi e' accompagnato da scaglie di pesce, sottaceti e altro, arrotolati in una striscia di alga.
巻き寿司の中には 寿司めしが 酢漬けの魚の細長く切ったものなどと共に 海苔に巻かれている
(太巻き、細巻き(具は1つ)、裏巻き、手巻き寿司などがある
巻き寿司の種類:
Futomaki (rotoli larghi): Una polpetta cilindrica, con l'alga all'esterno. È spesso fatta con due o tre ripieni scelti.
太巻き: 外側に海苔がある巻き物で 2,3つの具が入っている
Hosomaki (rotoli sottili involtino di sushi) : Una polpettina cilindrica, con il nori all'esterno.
Generalmente ha un solo tipo di ripieno.
細巻き: 外側に海苔がある巻き物で 具は通常1つしかない。
Uramaki (involtini rovesciati): Una polpetta cilindrica con l'alga all´interno. Uramaki sono gli involtini rovesciati, sono preparati in modo che il riso sushi, e non l'alga nori, si trovi all'esterno.
裏巻き: 海苔が中に入った巻き物。 裏巻きはひっくり返った巻き寿司で 海苔ではなく 寿司めしが外になっている。
Temaki (rotoli mano): Temakizushi viene arrotolato a mano a forma di ampio cono.
手巻き寿司: 円錐形の形をした巻き物。
* * *
* ちらし寿司: 生魚や玉子焼き(刺身や握り寿司の種)などを 酢飯の上にちらして飾り載せしたもの
具を散らして作ることから「ちらし」と呼ばれる
Chirashizushi (sushi sparpagliato) : Una ciotola di riso sushi con gli altri ingredienti mescolati: tonno, cappasanta, salmone, calamaro, gamberetti, polpo, uova di salmone, riccio di mare, granchio, grongo, frittata di uova, shiso, cetriolo tagliato sottile, piselli, ecc.
Edomae chirashizushi (Sushi sparpagliato allo stile di Edo). 江戸前散らし寿司: Gli ingredienti crudi sono miscelati con arte sopra al riso in una ciotola.
江戸前ちらし寿司: 生の具が お椀の中のご飯の上に美しく混ぜられている。
* (ciotola/お椀とありますが すし桶/piatto di legno secchioなどが一般的です)
Gomokuzushi (sushi nello stile del Kansai)五目寿司: Ingredienti cotti o crudi miscelati insieme al riso nella ciotola.
五目ずし: 煮てある または生の具が お椀の中でご飯と一緒に混ぜられている。
江戸前寿司店の ちらし寿司(握り寿司用の生魚を含む寿司種を 酢飯の上に並べる) 北海道の生ちらし 関西の五目ずし おいなりさんとも呼ばれる稲荷ずし などがある
すし については こちら
* * *
魚の名前いろいろ:
まぐろ tonno まぐろのトロ tonno grasso, ventresca di tonno まぐろの油漬け tonno sottolio, sorra ほたて貝 cappasanta (ventaglio) 鮭 salmone ヤリイカ calamaro 海老 gambero 小海老、芝エビ gamberetti 伊勢えび aragosta オマール海老 omaro ロブスター astice 牡蠣 ostriche タコ polpo いくら uova di salmone ウニ riccio di mare カニ granchio 数の子 uova di aringa salate あさり vongole アジ sugherello イワシ sardina
ほっき貝、軟体動物 mollusco スズキ spigola giapponese しめさば sgombro salato con aceto メカジキ pesce spada メルルーサ merluzzo あゆ sperlano
ひらめ rombo シタビラメ sogliola タイ orata sogliola , pagello ハゼ ghiozzi ブリ、かんぱち seriola ハマチ(関西ではハマチ 関東ではいなだ) giovane seriola
うなぎ anguila あなご grongo にしん aringa コイ carpa かつお bonito, palamita sarda シラス bianchetti(イワシの稚魚) カタクチイワシ、アンチョビー acciughe トビコ(飛び魚) pesce volante クラゲ medusa ふぐ pesce palla サメ pescecane アンコウ coda di rospo, squatina カサゴ scorpena ニジマス trota たらこ uova di merluzzo サンマ costardella カワカマス luccio どじょう cobite あんこう pescatrice めばる triglia
魚介加工品 pesci semilavorati 西京漬けの魚 pesci fermentati ぼらのからすみ bottarga di cefalo
ついでに寿司ネタ他いろいろ: のり alga 卵焼き uovo frittata 錦糸卵 uovo frittata e tagliata in filo d'argento がり zenzero sottaceto (生姜の酢漬け) キュウリの薄切り cetriolo tagliato sottile 絹さや piselli わさび radice piccante (rafano verde) からし mostarda piccante (イタリアにはない) しょうゆ slasa di soia 米酢 aceto di riso でんぶ scaglie di gamberetti e pesce bianco bollite, essiccate e condite 大根のつま(千切り) rafano sminuzzato (大根/rafano bianco giapponese) ネギトロ porri e tonno 梅じそ prugna agrodolce e erbe shiso(しそはイタリア語にはない) 納豆 soia fermentata かっぱ巻き cetriolo(キュウリ) たくあん daikon(rafano bianco) sottaceto かつおぶし tonno secco かまぼこ torta di pesce arrostito, pasticcio di pesce fatto in forma semicilindrica
かんぴょう cucurbitacea (夕顔を裂いて乾燥させたもの)
* 参考: Wikipedia 辞書 Giappone レッスンのノート
* 寿司は 日本食の中で外国人観光客が食べたいもののトップにランキングされているそうで 力入りました(笑)!! 魚の種類なんて 日本語でもちゃんと知らないものを...と思いつつ 何度も何度もやって少しずつ覚えてゆきました~(;_;)
* 写真は お正月にどーんと(たまには?)食べたお寿司!!
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剣道についてイタリア語で話す(日本文化紹介の予習として)@10月10日体育の日
日本の武道をイタリア語で話す 第2段は剣道です
* 剣道(Il kendō)
剣道(けんどう)は 日本の剣術を競技化した武道
古武道の剣術のうち 江戸時代後期に発達した防具着用の竹刀稽古(撃剣)を直接の起源とする
複数の流派が集まって成立したため 柔道の嘉納治五郎のような特定の創始者は存在しない
現代の剣道は事実上スポーツにも分類されるが 全日本剣道連盟は「剣道は剣道具を着用し竹刀を用いて一対一で打突しあう運動競技種目とみられますが 稽古を続けることによって心身を鍛錬し人間形成を目指す「武道」です。」としている
昭和28年(1958年)の中学学習指導要領で 剣道 柔道 相撲が正科体育とされ 今日に至っている
Il kendō (剣道) è un'arte marziale giapponese, evolutasi dalle tecniche di combattimento con la katana(spada) anticamente utilizzata dai samurai nel kenjutsu.
剣道は日本の武道であり、剣術の侍がかつて使っていた刀で戦う戦術から変化したものである
Kendō significa letteralmente "La via (道 dō) della spada (剣 ken)".
剣道は文字通りには"剣の道"を意味している。
* * *
"Si comincia con un inchino e si finisce con un inchino": il rispetto dell'etichetta è centrale allo spirito del kendō.
「礼(お辞儀)に始まり 礼に終わる」: この礼儀正しさが 剣道の精神である
Il kendō deriva dall'arte della spada dei samurai, che ha sostituito con una spada di bambù detta shinai.
剣道は侍の真剣の剣術から由来しており、竹刀に取ってかわった。
Anche oggi molti atleti di kendō sono appassionati della cultura samurai.
今でも剣道家たちには侍文化の愛好家が多い
出典: wikipedia, "Il Giappone a colpo d'occhio"(Kappa edizioni)
面/Men (volto, protezione per la testa e le spalle)
小手/Kote (protezione per mano e avambraccio/前腕)
胴/Dō (protezione per il petto)
袴/Hakama (gonna-pantalone)
竹刀/Shinai (spada di bambù)
* NHKラジオのスペイン語講座で聞いたのですが 「一本!はIPPON」 そのままで通じるそうです( ..)φメモメモ
*写真は日本武道館 ずっと通っていたイタリア文化会館のすぐ近くです♪
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もう長いことNHKラジオイタリア語を聞いていますが 古代ローマを舞台にした講座は初めてです♡
これは講師の中矢先生が Marco先生との雑談の中によく古代ローマのエピソードが出てくるので こんなに面白いことをここだけにしておくのは惜しい!と 講座にしてくださったそうです へぇ~
当時の家族について 住宅について 食事(ガルム/魚醤も出てきます) 衣服 女性のアクセサリーや髪型は階層などで違うこと等...ぜひお聞きください(^.^)/~~~
2017年1月~3月は 彌勒忠史先生の「ニッポンを話そう!」の再放送です 何回聞いてもその都度新鮮です~(何回聞いても覚えていないってこと?!)
テレビの方は な なんと 雅楽奏者として有名な東儀秀樹氏が登場!! ローマやパルマなどを訪ねていろんなフレーズを使う 美しい景色あり美食ありと見ていて飽きません♡ ←私は録画しておいて夜時間のある時に見ています ラジオはストリーミングで翌週に聞いています
NHKラジオ「まいにちイタリア語」講座は こちら
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このサークルを初めて10年になりますが 特に今まで東都生協に入らない?とおススメしてはいないのですが(汗) 先日嬉しいことに 10年来の会員さんが東都生協に入ってくださいました~いや初めて~(^.^)/
今ちょうど「秋のお友だち紹介キャンペーン」というのをやっているそうなので 早速 いつも供給してくださる職員さんにお話して 「東都みのり青果ボックス」かPBブランド「わたしのこだわり」という冷凍加工食品セットか 迷いに迷いつつ(笑) 青果ボックスにしました!!
* * *
東都生協に入ったのはたしか 子どもが生まれたすぐあとの1988年だったかな? 安全な食品を探していたら たまたまマンションのあるお宅のドアに注文書の袋がかけてあったのを見つけて「あった!!」と感激し その場ですぐにピンポンして「入れてください!!」って自ら入りました(笑)
産直へのこだわり 国産へのこだわり などの 品質の良さもさることながら 当時チェルノブイリ事故のあとの子育てで色々と不安だった時に 放射能測定をしていることが大きなきっかけでした その測定が今でも継続されているのはスゴイです
また ほっとはんどという 暮らしの助け合いの会があり (他の生協にもありますが) 組合員同士が助け合うシステムがあること また最近は「ア・ラ・タスカル」という家事支援サービスも立ち上がったそうです
お弁当の夕食宅配サービスもここ数年始まったことで 一人暮らしのお年寄りの見守りという機能も果たしています
そしてこのサークルもそうですが 東都生協登録サークルや 他にも「とーと会」もたくさん登録されて 組合員活動 地域のブロック活動もずっと続いています(ずっと委員をやっていました) 生産者交流訪問や 「食の未来づくり運動」という食育活動等のさまざまな活動も活発で 私はここでたくさんの友人を得たのでした~ 昔は子どもたちを連れての収穫体験とか収穫祭なんかにも行って 産直の家で一泊旅行をしたり 今は食の未来づくりフェスタなどの いろんなイベントに行ったりと 30年間さまざまなことをしてきました~
また TPP学習会では さまざまなカラクリも含めて このままでは国産の安全な食べ物がやがてはほとんど手に入らなくなってしまうのでは...という水際の危機感を持ちました
* * *
というわけで うちに「東都みのり青果ボックス」が届きました~(^^)/
化学合成農薬・科学肥料を使わずに作った野菜たちです もうひとつのセットは
「わたしのこだわり」セット 国産原料を優先使用し 不要な添加物を除いた冷凍加工食品です
こないだ(2016年9月2回)私の書いた北海道江刺漁協の塩鮭切り身のおすすめコメント「魚つきの森運動」が商品案内に載りました♡
また 6月の通常総代会でのスローフードについての発言の要旨と写真も 東都生協だより「MOMGOM2016年9月号(No.406)」に載りました 東都生協に入って30年近くになるけど初めてのことです
加入したての頃に生協がテーマの作文で準優勝をして 赤ん坊を抱っこして表彰台に上がって以来かも??
ともあれ 東都生協とは長いおつきあいですね~ ←語学学校はあちこちたくさん顔出してるけど??(笑)
東都生協の「秋のお友だち紹介キャンペーン」は 2016年9月19日(月)~11月18日(金)まで
こちらはそのあと届いた 東都Thanksシードです♪ 何が生えてくるかお楽しみ~♡
東都生協は こちら
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ようやく涼しくなってきた9月7日(水)夜は 久々にイタリア文化会館に フルートとピアノのコンサート「音楽がつなぐ日本とイタリア(Dove la musica unisce Italia e Giappone ieri e oggi)」に足を運びました♪
バスフルートからピッコロまですべてのフルート属の楽器を使い 近現代の作品を手掛けてゆくという フェデリカ・ロッティ(Federica Lotti)の巧みな演奏技法を堪能いたしました
まずはフルートの演奏に先立ち 曲の紹介がなされました ピアニストの竹田圭吾による とても丁寧で優しい通訳でした
最初のG.ロッシーニ(G. Rossini)はなつかしい伝統的なメロディー ソニア・ボ(Sonia Bo)の「審判、ツグミ、イスキア島へ向かうヴァポレット」の3つの音色が 代わるがわる言葉とともに飛び交います
次は福島和夫(Kazuo Fukushima)の「伽陀迦虜那(カダカルナ)」 フルート奏者(F. Lotti)が昨年鎌倉に行った時の印象をコンサートの最初に語りましたが この曲がとても日本的で 静謐な日本の寺院の中の 冷たい空気を裂くようなフルートの響きという感じでした
F.ブゾーニ(F.Busoni)の二重奏曲Op.43は フルートの櫻本歩美と二人でとても息の合ったコンビでした!
G.ブリッチャルディ(G.Briccialdi)の「ヴェニスの謝肉祭」ですが フルート奏者である彼女(Federica Lotti)は 実はこの作曲家の5代目のお弟子さんにあたるそうです!! この作曲家の名前がつけられた星もあるのだそうで驚きです
C.アンブロジーニ(C.Ambrosini)が 2012年にロッティのために作曲して献呈した「世界中の短い1000の音の分類」 これは実に不思議な音の連続で どうやって音譜を書いたのだろうか どうやってそれを再現するのだろうかと興味深々でした 口をパッと開く時の破裂音が フルートの中で共鳴して響く音なのかしら...とにかく不思議でした
L.デ・ロレンツォ(L.De Lorenzo)の即興曲Op.72 この作曲家は音楽で暮らす小さな村に生まれたそうです
M.モンタルベッティ(M.Montalbetti)の「世界初演作品(New Piece World Premiere, per flauto solo)」は ロッティに献呈され 今夜この場で世界で初めて演奏されたのだそうです!
そしてプログラムにはなかったのですが 「天使の対話」という曲で またフルートの共演を披露してくださり 「シチリアーナとブルレスカ」という曲でラストとなりました
フルートの様々な 初めて聞くような不思議な そしてなつかしい音色を存分に楽しませてくださいました...
詳しくは こちら
素晴らしいコンサートを開催してくださいましたイタリア文化会館様にお礼申し上げます
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