日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「イタリアの魅力を発見 - ブルボン王朝の街カゼルタ 」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ・イタリア語教室 - その4 カロリーナの水道橋&サンレウチョの邸宅群

2020年08月30日 | イタリア旅行・世界遺産

「イタリアの魅力を発見 - 歴史、文化、芸術を巡る旅 ブルボン王朝の街カゼルタ (カンパニア州)」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ・イタリア語教室 - その4 カロリーナの水道橋(L'Acquedotto Carolina)&サンレウチョの邸宅群(Compresso di San Leucio)



その3 カゼルタ王宮の庭園につづき その4は カゼルタ南東にある カロリーナの水道橋(L'Acquedotto Carolino) サンレウチョの邸宅群(Complesso di San Leucio)です

ヴァンビテッリの水道橋 ともいわれます
カゼルタ郊外のマッダローニにある18世紀の水道橋で カゼルタ宮殿とサン・レウチョの邸宅群に水を供給するために建設されました

1753年に工事が始まり ルイジ・ヴァンビテッリ(Luigi Vanvitelli)の死後 息子のカルロ・ヴァンビテッリ(Carlo Wanvitelli)が引き継ぎ 1770年に完成させました 
王宮だけでなく 人民に水を豊富に供給するために作られたものです
長さは38km 大部分は地下に建設されています

ベネベント州のBuccianoから来ており ヨーロッパ最長のPonti della Valleの高架橋(viadotto)を横切る マッダローニの丘(la Valle di Maddaloni)に続く水道橋の 529mの区間が世界遺産になっています

3階建ての水道橋で 傾斜(pendenza)は 1mあたりわずか1,33mmで精巧ですね
最も高いところでは、55.8メートルの高さがあります

*    *    * 

最後は サンレウチョの邸宅群(Complesso di San Leucio)です

女性の権利と 社会主義が生まれたところです (Dove nacquero il diritto delle donne ed il socialismo) 

もともとはブルボン家が狩りや気晴らしに使っていた邸宅でしたが フェルディナンド王の長男Carlo Titoが 3才で天然痘(vaiolo)で亡くなったという悲劇から 王はここにいたくないと思うようになりましたが 
同時に ここで働く人たちのためにと絹工場 la Real Colonia Serica di San Leucioを作りました フェルディナンド王の像もありますね 
 
絹工場の他にも 養蚕・製糸・織物工場 労働者のための住居などを増築しました
1789年 フェルディナンドによって建設が本格化し さらに拡張され 南イタリアにおける一大絹工場としての産業都市化が
計画されたのですが フランス革命軍の侵攻によって中断されました

撚糸機(torcitoio)に動力を与えるのは水力で カロリーナの水道橋から運ばれてくる水を使います
長くてとても柔らかい絹糸を 切らずに巻き付けるには 絹糸自身で巻き付けるようにしなければなりませんでした
織機(i telai)で様々な繊維を織ってゆきます 今も稼働しているのですね
(日本の富岡製糸場も世界遺産/産業遺産ですが 今はもう稼働していません)

 ← 撚糸機 torcitoio

王はそして フェルディナンドポリ(Ferdinandopoli)という  様々なインフラを備えた近代的な街を作ろうとしたそうです
憲法(statuto)まで作成し 自由 平等 社会正義が謳われたそうです 
労働者たち(gli operai)は経済的にも 社会保障面(la previdenza sociale)でも 手厚くされておりました💕
若い夫婦には家が無料で贈られ 馬車にひかれることのない安全な道で子供をあそばせることができたのだそうです...


さて 世界遺産には「産業遺産」というくくりがあります 
イタリアには「クレスピ・ダッダの企業都市」がありますが これは
資本家クレスピが より人間的な労働環境の実現を目指して作った紡績工場の企業都市 労働者の理想郷でした

他にも イギリスのニュー・ラナークの綿紡績工場は 人道主義者のロバート・オーウェンが理想的な産業コミュニティを創り
同じく英国のソルテアも パターナリズム(父子主義)のソルト卿が作った 労働者に優しい絹織物工場集落です
日本の富岡製糸場(群馬県)も産業遺産で 女工たちはとてもよい条件で働いていたのですよね~

最後にこの製糸場などのビデオを見て セミナーは終了となりました 

カゼルタの観光サイトは こちら 

世界遺産オンライン「カゼルタの18世紀の王宮と公園、ヴァンヴィテッリの水道橋とサン・レウチョの邸宅群」は こちら

セミナー「イタリアの魅力を発見 - 歴史、文化、芸術を巡る旅 ALLA SCOPERTA DELLE MERAVIGLIE D'ITALIA
ブルボン王朝の街カゼルタ (カンパニア州)
」の素晴らしいセミナーを開催してくださいましたリンガビーバ・イタリア語教室様に心よりお礼申し上げます

2015年の旅行ではここまで理解しておらず 今回セミナーを受けてようやく詳細を理解できて 本当に嬉しいです💕
特に世界遺産としての面も (とりわけサン・レウチョは)自分なりに掘り下げることができて カゼルタのサイトもくまなく読んで 情熱をもって書きました💕  
やっぱり 行ったところは違いますね~ カゼルタの友人にもあらためて大感謝!(^^)!


 
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ボローニャ国際絵本原画展に行ってきました(2020.8.27)@板橋区立美術館

2020年08月27日 | イタリアの美術館・博物館
ボローニャ国際絵本原画展に行ってきました(2020.8.27)@板橋区立美術館


8月22日の初日は 私はボローニャブックフェアの初日にまず行きましたので 日を改めて行ってきました板美の「2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」!! 


今年は2020年の入選作家75組の作品(計375点)に加えて 図録表紙原画1点 特別展示『「視る」を越えて(oltre la vista)』から木製レリーフ22点
そして イタリアのさわる絵本18点を展示してありました

入選作家作品は 今年のボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアがコロナで中止となったため 板橋区立美術館での展示が世界初公開となったのですね エレナ・パゾーリさんの日本へのメッセージを事前に見ていたので感無量でした

また特別展示『「視る」を越えて(oltre la vista)』は 特に興味深く イタリアで行われている2つの試みが紹介されていました:

1つめは 触って「視る」ボローニャ展と題して 木製パネルの触察図を制作しました

このレリーフは今年度の入選作品5作品をモチーフにして作られ ローマ市立パラエキスポ美術館教育普及部による技術協力によって実現しました
本当に 展示されている原画の通りに彫ってあるのですね 触りたかったなぁ~( *´艸`) 

2つめは イタリア全国視覚障がい者教育機関連盟から出版されている「さわる絵本」の中から 選りすぐりの18冊が紹介されていました
「さわる絵本」は 見えない または見えにくい子どもたちが手にする本なのですが 実はすべての子どもたちが楽しめるものでもあります
なんとも立体的で こうして手で「読む」のだなぁと 様々な材料で作られた作品を見てきました

毎週木曜日と土曜日の14時から1時間程度 さわる絵本閲覧イベントが行われており 見たかったのですが 
涼しいうちにと思い午前中に行ってきましたので こちらは残念ながら入りませんでした...

そして特別展示として 板橋区立美術館のボローニャ展広報物イラストを手掛けてくださっているオオノマユミさんの原画も7点展示してありました
入ってすぐに マスクや2M(ソーシャルディスタンス)のイラストが!! あぁ~タイムリーだなぁと感じ入りました( ^)o(^ )

原画展示は毎年のようですが 中でも香港出身のイラストレーターの作品「未来を夢見て」が 今まさに香港で起きている政治的問題のワンシーンを扱っており 「二度と家には帰れない」との言葉に 深く心を動かされました

鉛筆画の 黒い部分は それこそ紙がよれて 穴があくんじゃないかと思うくらい塗られているのですね もう顔を近づけて その紙のよれ具合まで確認してしまいました( ;∀;) 
混合技法とか どんな風にして創るのか興味があります... オリジナリティーが大事ですよね いろんな国の作品を堪能しました♪


今年はコロナ対策のため 残念ながらカフェはありません... !!  売店はありました 
また いつもは講演会を行っている1階のホールには 今年は受賞絵本の展示と 審査ドキュメンタリー映像が流されていました こちらも喰い入るように見ました💛

審査って... 神聖なもので真剣勝負ですよね...  語学でも絵でも音楽でもなんでも... 選ぶ者の 対象に向き合う真摯さが試されるのですよね

さて その審査ドキュメンタリー映像の中の 心に残る言葉をピックアップしてみますね:

メッセージ性があるもの 私を感動させるパワーがあるものを選んだ
心に訴えてくるもの オリジナリティのあるものを選んだ
また なんと一次・二次審査で落としすぎてしまい 入選作品の数が足りなくなり(!) あとから 落とした作品の中から
再度選びなおしたというハプニングがあったそうです ← よくわかります~ 厳しすぎたのよね...

学生かどうかも プロの駆け出しもいるため最終段階で考慮したり 言葉なしで物語を語れるかも また コンセプトとよい絵であることを考慮した
そして アジアの価値観で表現したものを 日本人の審査員の方はよく見ていったそうです
未来につながる可能性のあるものを選んだのだそうです  (若さもまた可能性を見てくれるということですね)
1万枚以上の原画を審査することの大変さ...これは毎年この原画展で流される審査ドキュメンタリー映像を欠かさず見ていて よくわかります

世界で起きていることも大事だが まずは自分から出発すること  これも自分の若かった頃を思えば頷けますね
小さな世界の中であがいていましたからね...

帰りのバスを待っていたら のぼりがはためいていました: 「2年目です これからというところなのに...
あぁ~ほんとにそうだよな~(/_;) 去年のリニューアルオープンでは無料公開でたくさんの人たちが押し寄せたというのに...今年はすいていたしなぁ...(涙)

← 板美ののぼり

講演会やセミナーなどは すべてオンラインイベントとのことです

帰りにまたまた成増アートギャラリーの ボローニャブックフェアに立ち寄りました♬

 ← 今年のチケットも立体的ですね♪ 

ボローニャ国際絵本原画展は こちら (2020.8.22~9.27)


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第27回板橋国際絵本翻訳大賞のお知らせ(2020.10.31エントリー/11.30締切)@いたばし国際絵本翻訳大賞事務局

2020年08月24日 | イタリア語検定・スピーチコンテスト
第27回板橋国際絵本翻訳大賞のお知らせ(2020.10.31エントリー/11.30締切)@いたばし国際絵本翻訳大賞事務局


絵本のまち板橋では、外国の文化に触れ国際理解を育むために絵本の翻訳作品を募集します。
課題絵本は英語とイタリア語の絵本です。あなたの言葉で、海外絵本の魅力を表現してみませんか。

課題絵本
英語部門 書名:「Leaf」  作・絵:Sandra Dieckmann

動物たちの暮らす島に、見たこともない大きな白いけものが流れつきました。けものはどうくつに住みつき、ひたすら木の葉を集めています。動物たちは、この見知らぬけものに「Leaf」というあだ名をつけ、こわごわと遠巻きにしていたのだけれど…。


イタリア語部門 書名:「Oggi no domani sì」 作・絵:Lucia Scuderi

砂嵐に運ばれて、砂漠にダチョウがやってきました。砂漠に住む動物たちはダチョウに興味津々です。翼があるからたぶん鳥だろう。鳥なら空を飛べるはず。
でもダチョウはけっして飛ぼうとしなくて…

参加申込受付期間
令和2年 10月31日(土曜日)まで <先着順・定員あり>
受付期間内であっても、定員に達し次第受付終了となります

作品応募締切日
令和2年 11月30日(月曜日)<当日消印有効>

詳しくは こちら

ブックフェア初日に展示してありましたので 早速読みました! 難しすぎず優しすぎず...色々な動物たちのやりとりが面白かったです!

今年は残念ながら12月の第30回イタリア語スピーチコンテストは中止となってしまいました 
昨年まで10数回欠かさず聞きに行っておりましたが...また開催されましたらぜひ聞きに行きます!



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「第28回ボローニャブックフェア in いたばし」初日に行ってきました(2020.8.22)@成増アートギャラリー

2020年08月22日 | イタリアの美術館・博物館
「第28回ボローニャブックフェア in いたばし」初日に行ってきました(2020.8.22)@成増アートギャラリー


毎年恒例の ボローニャブックフェア 猛暑の中行ってきました!!
今年は初日に開催される「いたばし国際絵本翻訳大賞 授賞式」(8.21に今年の募集要項が発表されました)は
コロナ対策のため関係者のみで開催されました
なので 毎年来賓出席させていただいてましたが 今年に限り終了後に会場入りしました
受賞者の方々や関係者の方々でけっこう会場はいっぱいです しばらくたって人が減った頃に ようやくじっくり読むことができました ^^) _旦~~

まずは自分が抄訳作成させていただいた絵本を探し出します(^.^) 
知り合いの方たちや 初めてお話させていただいた審査員の先生等...  昨年は私もスピーチコンテストに 絵本の読み聞かせがテーマで参加し
日伊協会賞をいただき 購読のレッスンを取り 審査員の先生の翻訳された本も読んだことなどもあり 少しは近づけた気がいたしますが
それでも翻訳は難しいですね~ 受賞された方も10年以上チャレンジを続けられたそうです
私は3回くらい翻訳大賞は予選落ちしてますが 翻訳よりスピーチコンテストの方が好きかなぁ~💕
(今年のスピーチコンテストは コロナのため中止となってしまいました 大変残念です...)


そして 2020年ボローニャ・ラガッツィ賞コーナー 日本と海外の文字なし絵本を楽しんできました
文字なし絵本のSilent Book Contest というのがあるのですね!
私が読んだ中で 一番気に入ったのが Maurizio AC Quarelloの「'45」という
第二次世界大戦を舞台にした家族の絵本で まるで映画のシーンを見ているようでした 
セリフなしで伝わってくるんですよね~感情が... 他にもたくさん 文字なし絵本を楽しみました!

この日はちょうど ボローニャ国際絵本原画展の初日でもありましたが こちらでは「さわる絵本」の特集があるそうです
はしごしようと思いましたが...ちょっと暑くて また別の日に行こうと思います

第28回ボローニャブックフェア in いたばし」(2020.8.22~8.30)は こちら

2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」(2020.8.22~9.27)は こちら

私は区民でもあり毎年必ずこの2つにはたいてい初日に足を運んでおります もう長年ずうっとです(笑)


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「イタリアの魅力を発見 -ブルボン王朝の街カゼルタ 」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ - その3 カゼルタ王宮の庭園 (il parco di Reggia)

2020年08月19日 | イタリア旅行・世界遺産

「イタリアの魅力を発見 - 歴史、文化、芸術を巡る旅 ブルボン王朝の街カゼルタ (カンパニア州)」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ・イタリア語教室 - その3 カゼルタ王宮の庭園 (il parco di Reggia di Caserta)


その2に続き その3は カゼルタ王宮の庭園です
 
    *    *    * 

いよいよ外に出て 庭園をめぐります!

 ← 近そうに見えますが 上までたどり着くのはなかなかに大変でした!!

庭園は典型的なバロック様式(barocco)で 120ヘクタール(ettari)あり 丘陵地形となっています 
なので私が行った時は自転車を借りて上の上まで行き 遠くナポリが見えるところまで徒歩で登りました!!
泉の水が下までずーっと流れているのですが この庭園を造る時に 水が下までちゃんと流れるかどうかテストしてから作ったそうで
その絵も宮殿の中で見ました

3kmにわたって 池/プール(vasche) 滝(cascate) そしてギリシャ神話を題材にした像のある泉(fontane)などがあります
順番に見ていくと...

1. 3匹のイルカの噴水 Fontana dei tre Delfini(1773年 - 1780年)

イルカの口から水がほとばしり出ています その下には洞窟(grotta)があり  下に降りて椅子に座って休めるのですって

 3匹のイルカの噴水 fontana dei tre delfini

2. 次はアイオロスの噴水Fontana di Eolo 風の神アイオロスの噴水ですね  未完成とのこと 

3. ケレスの泉 Fontana di Cerere ケレスは豊穣の女神(dea della fertilità dei campi)  

 ケレスの泉 fontana di Cerere


4. そして アフロディテとアドニスの噴水 Fontana di Venere e Adone (1770年 - 1780年) 
 
カッラーラの大理石を使って Gaetano Salomoneが作ったものです
ヴィーナスやキューピッドが止めるのもきかずに狩りに行ったアドニスは いのししに噛まれてしまいます

 アフロディーテとアドニスの泉 fontana di Venere e Adone

5. ディアナとアクタイオンの噴水 Fontana di Diana ed Atteone e cascata - パオロ・ペルシコ、ブルネッリ、ピエトロ・ソラーリの彫刻

狩りの神ディアナが二人のニンフと入浴中なのを アクタイオンが覗いてしまってディアナの怒りをかい 鹿に変えられてしまい犬にかまれるシーンですね 大滝の上に作られており 最も迫力がありました💕

ディアナとニンフの像 Diana e ninfe

 アクタイオン(Atteone)が鹿(cervo)に変わるシーン 右にディアナ(Diana)の像が見えますね

6.  滝の頂上の小塔 Il torrione in cima alla cascata

ここからすべてが見張らせます この泉の水はカロリーナの水道橋から引かれています
頂上には人口の洞窟(caverna)があり 小展望台(gazebo)となっています
ヴァンヴィテッリが望遠効果(effetto cannochiale)をねらったものですね

 ←  ここまで登るのは 自転車も使えずけっこう大変でした~ でも登った甲斐がありました!! ナポリまで見渡せるのですから💕

La via d’acqua e le fontane は こちら ← 写真たくさん!

  *    *    * 

そしてずっと下まで降りると ペスキエーラ・グランデ(La Peschiera Grande)という人口湖があります
フェルディナンド王の食卓にのぼる魚の養殖(allevare i pesci)と 8才の王のための海戦ごっこ(battaglie navali)ができたそうです

castellucciaの説明もしていたたきました 1500年に建てられて フェルディナンド王が戦争ごっこをしたそうですが 今はさまざまな植物が植えられた庭園になっています

そしてイギリス式庭園 il giardino all'inglese e criptoportico


人工的なフランス式庭園とは対照的に ナチュラルですがとても手が込んでいます
そして 世界中の植物を植民地から集めてここに植えていたそうです レバノン杉(il cedro del Libano)などもあります
また ヴィーナスの水浴像(il Bagno di Venere)は カッラーラの大理石からTommaso Solariが彫ったそうです 後ろ姿が美しい💕

 ヴィーナスの水浴像 il Bagno di Venere

カゼルタの友人が 「右と左どっちに行きたい?」と聞くので 右!と答えたら 歩いてゆくと背中からのヴィーナスが見えました!
ということは もし左と言っていたら 真正面からのヴィーナス像が見えたのかも?

そしてここは迷う位広いのです!  でもミステリアスで 暗くならないうちはゆっくり歩き続けたくなりました💕


地下の歩廊 クリプトポルティコCriptoportico

これもヴィーナス像の近くにあり まるでローマ時代の廃墟(rovina romana)のようですが 
実はポンペイの発掘のすぐあとに作られ ここに置かれた11の像はポンペイからやエルコラーノと ファルネーゼコレクション(collezione Farnese)からなるそうです
天井に穴があいているのも まるで遺跡のようにわざとそう作ったのですね 穴から陽の光が差し込んで まるでローマの遺跡にまぎれこんだようでした💕

 opus reticulatumという 古代ローマで典型的な網目模様(rete)で作られた 凝灰岩(tufo)のブロックで作られています

 ← クリプトポルティコ Criptportico

  *    *    * 

そしてラスト その4 カゼルタ南東にある カロリーナの水道橋(L'Acquedotto Carolino) そしてサンレウチョの邸宅群(Compresso di San Leucio)に つづく

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「イタリアの魅力を発見 - ブルボン王朝の街カゼルタ」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ・イタリア語教室 - その2 カゼルタ王宮 (Reggia di Caserta)

2020年08月13日 | イタリア旅行・世界遺産

「イタリアの魅力を発見 - 歴史、文化、芸術を巡る旅 ブルボン王朝の街カゼルタ (カンパニア州)」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ・イタリア語教室 - その2 カゼルタ王宮(Reggia di Csdrta)


その1 カゼルタヴェッキアに続き その2は カゼルタ王宮です:


Reggia di Casertaの公式サイトは こちら

カゼルタ王宮のあった場所は Acquavivaという貴族が 借金のためにブルボン家のカルロス3世(Carlo di Borbone/ナポリ王・シチリア王)に 1750年に売ったのだそうです

ここはナポリからは近く 海戦の危険のある海や ヴェスヴィオ火山からも遠いため選ばれたのですね
宮廷の街(città-corte)を創りたかった彼は ブルボン王家の栄華のシンボルとして すでにある王宮をしのぐものを創ろうとして そのためオランダ人画家の父を持つ建築家ルイジ・ヴァンビテッリ(Luigi Vanvitelli)に建築を命じました 
一番最初の石が 1752年1月20日 カルロ3世の誕生日の日に置かれたそうです

王宮(Reggia)には4つの中庭(cortile)があります 
18世紀にヨーロッパで建てられた中で最も巨大な宮殿といわれ 約100年を要しました
莫大な数の人夫 親方 罪人や海賊たち そして馬や象(トルコのスルタンのマホメット5世から贈られた)まで使われたそうです

王宮は 第二次大戦中に米英軍が使ったそうです
ナポリ王国とカルロ王の権勢を示す5階建(地下2階 地上3階) 部屋数1200という豪華な宮殿です
カルロの妻のMaria Amalia di Sassonia は文化を愛する人でした
途中で夫婦はスペインに赴いたため その後を三男フェルディナンド(Ferdinando)が継ぐのですね

長男フィリッポは障害があり早世し この三男フェルディナンド(Ferdinando)は わずか8才で両シチリア王国の王となります 
フェルディナンドの妻のマリーア・カロリーナ・ダスブルゴ(Maria Carolina d'Asburgo-Lorena)は 夫が遊び好きで勉強は不熱心な一方で 芸術や文化を愛する勉強家とのことでした
それもそのはず 母はかのマリア・テレジア(Maria Teresa d'Austria)でした

カルロの母のエリザベッタ・ファルネーゼ(Elisabetta Falnese)は ファルネーゼ・コレクションで有名な家の出ですね
ブルボン家の紋章はライオンですが そのライオン像は Reggiaの中にもありました!
 

王宮に入るとまずは ギャラリー(galleria)があります 王宮の中を貫いているのですね
ここを歩いた時は声が反響しました とても広かった
案内してくださったカゼルタの友人(ここで彼の写真展を開いたことがあるそうです)が ここのスタッフの方たちと
弾丸のようなカゼルタ方言でバリバリお喋りしてるのを聞いて ぜんぜん聞き取れなかったのが記憶に残っています(^.^) 

右側には 「表敬の階段」
 lo Scalone d'onoreがあり 後期バロック建築(tardo-barocca)です 
2匹の大理石のライオン(leoni di marmo)が置かれています 堂々たるものですね💛
ライオンは ナポリ・シチリア王国(regni di Sicilia e Napoli)のカルロの紋章(stemma)でした 
スター・ウォーズ エピソード1・2の ナブー王宮の撮影が ここで行われました

大理石のライオン像 leoni di marmo

控えの間(anticamera)をどんどん通り抜けてゆくと 謁見の間でもあるSala di Alessandroに入ります 貴族以外の人が謁見できた部屋ですね 
軒蛇腹 (cornicioni)には人の入れる空間があり オーケストラが置かれ 
マリア・カロリーナの目覚めとともに演奏し 眠りにつくまで演奏が続けられたといいます...

天井のフレスコ画も美しく アレクサンダー大王(Alessandro Magno)の結婚式の絵や 彼の一生が漆喰に描かれています

権力の中心となるのが 玉座の間 (Sala di Trono)で ローマ帝国の衣装を着た王の像(未完成)があります 
玉座の椅子はこの大きな部屋の割には小さいですが 金の翼のあるライオン 上にはコルヌコピアイ(cornucopie)という豊穣のシンボルがあります
そしてセイレーン(sirene)もありますが これは ナポリは元はパルテノペ伝説(sirene Partenope)に基づいてできたからとのこと

天井画には 1752年に最初の石を置いたシーンが描かれていますね 金の漆喰が美しいです
ナポリを収めた46人の君主のメダル(medaglioni)が飾られています

これらすべてを友人に案内していただいたのですが 今回このセミナーで再確認できてよかったです(^.^)

   *    *    * 
そしてここからはプライベートな部分で なんと マリア・カロリーナのトイレ(bagno della regina Maria Carolina)が紹介されました! 
金張りで細工も細かく 当時の人たちはビデとはわからずイタリア初だったそうです
サイフォン式(il sifone)で匂いが戻らないのが画期的で 他のは匂いを消すために数か月ごとに交換していたそうです
 
大理石の浴室も見せていただきました 鏡が置かれ マリア・カロリーナが愛人(spasimanti)といる時に 夫フェルディナンド
(文化に理解がなく戦争好き)が入ってきたのがわかるようになっていたのだそうです(;´∀`)

図書館(Biblioteca Palatina)もあり マリア・カロリーナの好みに作られましたが 
アテネの殿堂(la scuola d'Atene)の絵には フリーメイソン(loggia massonica)の若い男(肩を露出している)等も描かれていたのですね 
天文学やピタゴラスの定理を描いた絵についても 細かく説明していただきました

最後の部屋は 王宮の最後の王であるフランチェスコ2世の寝室(la camera da letto di Francesco Ⅱ)がありますが これも見ましたよ~覚えています!  
ベッドの絹のカーテンは この近くのサン・レウチョの絹織物工場(seterie di San Leuchio)で作られたものです 

 天蓋のベッド(un letto a baldachino)

そして次はプレセピオ (presepe) とても大きいんですよね~ 私も見て驚いたのを覚えています
  
   プレセピオ preseoe

王宮には 馬蹄型の劇場(il teatro a ferro di cavallo)もあります  ナポリにあるサンカルロ劇場 (teatro San Carlo)と同じです 

   *    *    * 

そしていよいよ外に出て 庭園をめぐります!

その3 カゼルタ王宮の庭園に つづく


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「イタリアの魅力を発見 - ブルボン王朝の街カゼルタ 」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ・イタリア語教室 その1 カゼルタヴェッキア(Casertavecchia)

2020年08月09日 | イタリア旅行・世界遺産

「イタリアの魅力を発見 - 歴史、文化、芸術を巡る旅 ブルボン王朝の街カゼルタ (カンパニア州)」のセミナーに参加しました(2020.8.1)@リンガビーバ・イタリア語教室 - その1 カゼルタヴェッキア(Casertavecchia)


カゼルタのセミナー(オンライン)に参加しました リンガビーバ・イタリア語教室のセミナー参加は初めてです♪ 
カゼルタには2014年10月に行ったことがあり カゼルタ宮殿やカゼルタ・ヴェッキアを カゼルタ在住の友人Giulioに
くまなく案内していただきました💛

その旅行のレポート「オーダーメイドのナポリ・南イタリア旅行その6 カゼルタは王宮だけじゃない、石畳の山頂の街カゼルタベッキア!!」は こちら

まずは 世界遺産として:
カゼルタの18世紀の王宮と庭園、ヴァンヴィテッリの水道橋、サン・レウチョの関連遺産」として 1997年に世界遺産(文化遺産)に登録されました

スペイン・ブルボン王朝のカルロス3世は 1734年にナポリ王に即位すると
曾祖父ルイ14世のヴェルサイユ宮殿に対抗するように 1750年にすぐさま新しい宮殿の建設を命じました

宮殿は中庭を囲み 1,200の部屋と 34の階段室を持ち 庭園は噴水と水路で装飾されたフランス式庭園 
そして自然ながらも手の込んだイギリス式庭園があります
この水路の演出のために 40km離れた山から水を引く水道橋も作られました
ナポリ王フェルディナンド4世(カルロス3世の三男)が 産業育成のために築いたサン・レウチョの絹産業遺産群も含まれています
この絹産業に欠かせない水は 王宮に引かれた水路の水が使われたそうです

    *      *      *
 
まずは カゼルタ・ヴェッキア(Casertavecchia)の紹介から始まりました
 
ここには特に思い入れがあります💛 丘の上から見た夜景の美しさと 石畳の建物や 美しいモデルさんの撮影シーンに出くわしたり...
中世の街はBorgo Medievale(中世の集落) と呼ばれ 地味な教会や石畳と石壁の集落ですが 人々に深く愛されているのですね 
人口は少なかったように思います (200人くらいだそうです)

861年に最初の核となる Casa Hirta (高台の家 posto in alto)ができましたが これがカゼルタの語源なのですって
もともとゲルマンの一民族のロンゴバルド族(Longobardi)が支配していましたが サラセン人(Saraceni)の攻撃から山の上に逃げてできた街なのですね 
あとからカゼルタの街ができるまでは こちらがもともとのカゼルタだったわけです

 石畳の街並み

カゼルタ・ヴェッキア観光サイトは こちら
Borgo di Casertavecchiaのサイトは こちら

サン・ミケーレ・アルカンジェロのドゥオモ (il Duomo di San Michele Arcangelo)というドゥオモ(教会)があります 

ここに使われた灰色の凝灰岩(tufo grigio)は ヴェスヴィオ火山から持ってきたものです 

 ← サン・ミケーレ・アルカンジェロのドゥオモ Il Duomo di San Michele Arcangelo

面白いのは 中央身廊(navata centrale)にある18の雲母大理石(marmo cipollino)の円柱(colonne)がそれぞれ違っており 
ローマ時代や中世の建築物から取ってきたもので つまりリサイクルなのですね!
円柱は重くて運べないため ティファティーニ山脈(monte Tifatini)の山に棲むという妖精(fate)が ひとつずつ頭に乗せて運んだという伝説があるそうです

八角形の外被(tiburio ottangonale)は アラブの影響を受けた(シチリアやアマルフィにもよくある)  
2重に重なった小アーチ (gli archetti incrociati su due ordini)が刻まれていますね
フェデリコ2世の時代に建てられた鐘楼(campanille) もあります  
窓がふたつある二連窓(bifora) となっています

   *    *    * 

その2は カゼルタ王宮(Reggia di Caserta) です

* 写真は カゼルタヴェッキアの 石畳の街並み

その2に つづく

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2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展開催のお知らせ(2020.8.22~9.27)@板橋区立美術館

2020年08月07日 | イタリアの美術館・博物館
2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展開催のお知らせ(2020.8.22~9.27)@板橋区立美術館


イタリア北部の古都ボローニャで毎年開催される絵本原画コンクールの入選作品を紹介します
世界最大規模の児童書専門のブックフェアに伴って行われるこのコンクールは 新人イラストレーターの登竜門としても知られます

2020年は世界66か国2574組の応募から選ばれた23か国75組の作品が入選しました。
また特別展示として イタリアにおける視覚障害者に向けた絵本や美術鑑賞の取り組みを紹介します
絵本や木製レリーフなどを実際に手でさわってお楽しみください

2020年8月22日(土)~9月27日(日) 
於 板橋区立美術館
一般650円、高・大生450円、小・中生200円

2020イタリア・ボローニャ国際絵本原画展は こちら

オンラインイベントは こちら

今年はコロナの影響で開催が遅れました 第28回ボローニャ・ブックフェアinいたばし(2020.8.22~30)の方は こちらです

* 原画展でいつも開催されていた講演会などのイベントが 今年はすべてオンラインになったそうです
 遠方の方でも参加できるようになって かえってよかったかもしれませんね♪ いつも早めに行ってイベントを聞いていたのですが 今年は展示を観るのに集中できそうです💛



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ドイツ語圏文化セミナー143  Spaziergang durch Wien~バーチャル散歩 地元っ子と歩くウィーン~にzoomで参加しました(2020.8.2)@(公財)日独協会

2020年08月04日 | ドイツ語・独検
ドイツ語圏文化セミナー143  Spaziergang durch Wien~バーチャル散歩 地元っ子と歩くウィーン~にzoomで参加しました(2020.8.2)@(公財)日独協会


ウィーン出身のダニエル先生のご案内で ウィーンのバーチャル散歩を楽しみました♪
新婚旅行で行ってから早30数年(笑) 色々と変わっていた景色をGoogleマップで辿りながらの2時間でした!
Googleマップはストリートの名前が表示されるので便利ですね! 

まずはウィーンの歴史から...

"ウィンドボナ(Vindobona)" römischen Wien
これは古代ローマ時代の都市で ウィーンの原型です 
今もウィーン一区では 地下鉄延長工事の時などに遺跡が見つかり発掘工事があるそうです (ローマみたいね!)

Wien Stadtrecht - Auszug 1221
ウィーン都市法が作られました(抜粋 1221年)


"Bäckerschupfen(懲罰椅子)" als Strafe für falsches Maß
これは 重さなどをごまかしたパン屋が Strafkasten(懲罰椅子)という箱に入れられて川に沈められるという罰を受けるというものです

Türkenbelagerung (トルコの包囲) 1529  
オスマン軍の侵略により オーストリアにコーヒーが入りました!
Melange Eispäner等 アルコール入り 生クリーム入り等 色々な種類がありますね...💛

17 Jahrhundert Stadtmauer  市壁はまだ一区に名残りがあるそうです

そしてハプスブルク家/Die Habsburgerについて マリア・テレジア/Maria Theresiaについて エリザベート女王/Elisabeth von Österreich-Ungarn(シシィ)について オーストリアの国章である双頭の鷲(Doppeladler)について等 写真を見せていただきながら伺いました

Weltausstellung Wien 1873
このウィーン万国博覧会では 日本のパビリオンが建ち 多くの日本の工芸品等が紹介されましたが 帰りの船が台風で沈んでしまったそうです!
今のウィーンには約200万人が住み 3割が外国人とのこと

そしていよいよウィーンのヴァーチャル散歩...
ウィーン1区のWiener Staatsoper(国立歌劇場) バレエ学校 ホテル・ザッハー(Hotel Sacher) ← 行きました懐かしい~💛
でも今やスタバやマクドナルドなどが建ち...残念ですね!

街のシンボルであるシュテファン大聖堂(Stephansdom) そしてペスト終息の記念碑 - ペスト記念柱(Wiener Pestsäule)
ここは新婚旅行で何度も通りましたっけ... ずっと歩き回って 大みそかの新年を祝う花火も見ましたよ!!

辻馬車はフィアカー/Fiaker (Kutsche)といいます ← 乗ってみたかった...
スペイン乗馬学校(Spanische Hofreitschule)なども有名ですね

Julius Meinl am Graben というカフェ・デリカテッセンの中にもヴァーチャルで入りました 美味しそう~💕

次は ホーフブルク王宮/Hofburg
かのデーメル(Demel)のカフェもありますね


Heldenplatz には 左右に同じ形の 美術史美術館Kunsthistorischesmuseumと 自然史美術館(Naturhistorisches Museum Wien)があります 
マリア・テレジア像もありますね

国会議事堂(Parlament)  ブルク劇場(Burgtheater)
Hohermarktのアールヌーヴォーの時計Ankeruhrも素敵ですね~ 

Ernst Fuchs muserm
このErnst Fuchsは ユーゲントシュティールの創始者Otto Wagner villaのあとをついだ芸術家とのこと
Kirche am Steinhof は 装飾の少ない教会です

そしていよいよウィーン分離派会館(Wiener Secession)  
Friedrichstraßeにあるユーゲントシュティールの建物で 丸屋根(Kuppel)は金のキャベツとも呼ばれています 

最新のウィーンを堪能しました💛 続編に期待しております!(^^)!

このセミナーは ZOOMを使って Googleマップ画面を共有しながらの初の試みとのことでした!

ウィーンについては こちら

セミナーのお知らせは こちら

ダニエル先生による「Weanarisch is leiwand!? (Wienerisch ist toll!?)
ウィーン方言てカッコいい!?」 
というレッスンもあるそうです♪ (8月8日、15日)
 
『「ドイツの今」を実況中継 ドイチュラント・イェッツト』のセミナー(8/7,8.14)は こちら
 
楽しいセミナーを開催してくださいました(公財)日独協会様に心よりお礼申し上げます


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第28回ボローニャ・ブックフェアinいたばし 世界の絵本展が開催されます(2020.8.22~30)@成増アートギャラリー

2020年08月01日 | イタリアの本・絵本・雑誌
第28回ボローニャ・ブックフェアinいたばし 世界の絵本展が開催されます(2020.8.22~30)@成増アートギャラリー

第28回ボローニャ・ブックフェアinいたばし 世界の絵本展が今年も開催されます:
 
「絵本のまち板橋」では友好都市交流協定を結んでいる北イタリアのボローニャ市で毎年春に行われる「ボローニャ児童図書展に出展され 板橋区に寄贈された世界各国の絵本を紹介する「ボローニャ・ブックフェアinいたばし」を開催しています

2020年は新型コロナウイルスの影響を受け オンライン特別版での開催となりましたが 
ボローニャ児童図書展事務局より出展された児童図書の一部をお届けいただきました
この届いたばかりの絵本を紹介する「第28回ボローニャ・ブックフェアinいたばし」を開催します
また 特別展示として さまざまな文字なし絵本もあわせて展示します

日時: 令和2年(2020年)8月22日(土)~30日(日) 午前9時~午後7時 (22日(土曜日)は正午開場、午後5時閉場)

場所: 成増アートギャラリー
(板橋区成増3-13-1、成増図書館向かい)
入場無料です 当日 直接会場にお越しください

展示内容:

新着絵本コーナー 

ボローニャから届いたばかりの世界各国の絵本をご紹介します

文字のない絵本特集コーナー
世界初の文字なし絵本コンテスト「Silent Book Contest」入選作品をはじめ 絵本館が所蔵する日本と海外の文字なし絵本を集めました
読む人それぞれが自由に想像をふくらませることができる 文字なし絵本の豊かな世界をお楽しみください

翻訳家の福本友美子先生講演会
「としょかんライオン」など数々の絵本を翻訳されている福本先生に 翻訳のこと 絵本のこと たっぷりお話いただきます
日時:8月22日(土曜日)午後5時~
場所:ブックフェア会場内・先着30名(当日正午より整理券配布)
終了後 会場でご購入の絵本を対象にサイン会を実施します

工作コーナー
「世界のことばのしおりをつくろう」
 日本語以外のことばで「こんにちは」ってなんて言うのかな?
世界のいろいろなことばから好きなものをえらんでしおりをつくってみよう!
日時:期間中いつでも 混雑している場合、お待ちいただくことがあります
対象:幼児から小学生(大人の方もご参加いただけます)

2020年ボローニャ・ラガッツィ賞
ブックデザインの優れた児童書に送られるボローニャ・ラガッツィ賞の 2020年の受賞作品を展示します

いたばし国際絵本翻訳大賞
板橋区が1994年より実施している外国語絵本の翻訳コンテストの第26回受賞作品と 
これまでの課題絵本や 出版された大賞受賞作品を展示します

第26回いたばし国際絵本翻訳大賞の表彰式は 8月22日(土曜日)午前11時より受賞関係者のみで行います

ほんやさん
都内有数の子どもの本専門店 ブックハウスカフェ(神保町)のご協力により 期間中の土日限定ショップがオープン!
いたばし国際絵本翻訳大賞受賞絵本 選りすぐりの絵本や しかけ絵本などを販売します
翻訳大賞最新受賞作先行販売いたします
出店日時:8月22日、23日、29日、30日、午前9時から午後7時  (22日は正午から午後5時まで)

感染症拡大予防対策のためのお願い (下記参照)

開催のお知らせは こちら

お知らせをいただきましたいたばしボローニャ子ども絵本館様に 心よりお礼申し上げます

* 今年は「文字なし絵本」 なので抄訳作成ボランティアのお話がなかったのですね~(笑) ← 失念しておりました!!  
今年はいつもの年と違ってスケジュールが頭に浮かびません...


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