いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

日本の政治が変わる。 change of japanese politics

2024-09-23 20:24:04 | 日記
 (1)日本は世界から経済は比較高い評価を得ているが、政治の評価は低いというのがよくいわれる見方だ。近年は安倍元首相の世界を駆け巡る鳥瞰図外交に岸田首相とバイデン大統領の友好関係、日米同盟外交で国際的にも日本政治の影響力も評価されている。

 (2)政治にとって一番大事で重要な条件は何かと考えれば、国民の信頼、信任、期待の「厚さ」、「高さ」ということになる。政治は国民有権者の選挙で選ばれて国会、議会で活動し、国民の負託、期待に応えることが求められる。そのための能力、責任、実行、政策が必要だ。

 (3)知的能力が高くインテリであることはムダではないが、強調されると反感を買うことはある。今回の総裁選でいわゆる東大出で米ハーバード大学大学院修了経歴の候補者は何人かいるが、国民、議員、党員支持、人気では中、低位に位置している。あまり持ちすぎる、恵まれるのも国民とかい離して国民生活がわかるのかと不利になることはある。

 (4)総裁選に立候補している小泉進次郎議員は国民的人気は常に高く、今回も上位3人につけているが、若く(あまり理由にならないが)、大臣経験も少なく、政策論争に弱点があるとみられて、記者会見、討論会での発言で夫婦別姓問題などこれまで長年党内で論争して結論に結びつかい課題、政策について自ら総裁、首相になったら1年以内で解決してみせる趣旨を述べて、政策実行性について問題があるとみられている。

 (5)これまでも話題性先行型で、驚かせるだけの国民受けする発言が目に付き、自らも意識しているのか総裁、首相になったら自分以上の実力者を集めて最強のチームをつくると述べており、それならその実力者をまず党総裁として推薦するのがいいのではないかと思わせるパラドックス性(paradoxical)だ。

 (6)前述したように政治家は知的能力、インテリは必要であっても必ずしも受け入れられるとは限らずに、政治とカネの問題を含めて国民の信頼、信任、期待の「厚さ」、「高さ」が一番重要で大切な世界だ。
 世界の有能で経験豊富な政治首脳は軒並み国民的支持の低下、低迷、反発に直面しており、世界は「今」を否定し、極右勢力、保守思想主義の台頭の中で政治が変わり始め、気づき始めている時代である。日本の政治が変わる時だ。

 

 

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