東北に住んでいる我々も今年の夏は殊のほか暑いような気がする。
郷里の近くの多治見では毎年最高気温を記録しており
友人はエアコン無しでは1日たりとも暮らせないと言う。
その点 当方はそれ程ではないのが助かるが その代り冬の寒さが応える。
カメルーンのチャド湖では45度余の暑さで確かに暑かったが
湿度が無いのでベタベタしなく、汗で濡れてもすぐ乾いてしまうし
木陰や物陰に入ればとても気持のいい涼しさである。
今迄で一番の暑さを経験したのはチュニジアの砂漠で
47,5度 温度計を見て驚いたが バスの中でエアコンを目いっぱい効かせても
35度であった。
窓ガラスには熱くて触れない、ボンネットで目玉焼きが出来るくらいである。
旅行中は気合いが入っているから暑さにも耐えられるのであろう。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」かな?
友人が最近エチオピアのダナキル砂漠へ行ったが 毎日がテント生活で
52度の暑さだったとか スイス人のツァーの人が暑さで亡くなられ
大変なことになった・・・と聞いたが
その地ダナキルへ行きたい気持は大変強かったが その話を聞くと二の足を踏んでしまう。
暑くっても苦しくっても それでも旅は楽しいものである。