まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

カイロの空

2009-05-09 | 日常

観光は午前中だけ、午後早い時間にホテルに戻り 今日の観光は終わりである。

そうか~、今回の旅のタイトルが 

「いたれりつくせりエジプト〝ゆったり&じっくり〝10日間」 である。

午後はの~んびり・・・の旅も衰体 いや老体にはグットである。

ホテルに戻り ベランダから眺めるカイロの空はスモッグ?でかすんでいる。

そうだ ピラミッドも15年前はカラリときれいに見えたのに

今回はかすんでおり 写真もピンボケ写真のようでパッとしない。

15年前の写真と今回の写真を比べてみるとその違いが歴然である。

ガイドさんの話に何回も出たが カイロは巨大駐車場化しています・・・とか

車がもの凄い勢いで増えているようである。 

首都カイロの人口は1700万人、東京より500万人も多い計算である。

これでは空気が汚れるのも当たり前であろう。


今回も夫とはそれぞれ別の一人部屋 自分の部屋に入れば喚こうが騒ごうが自由である。

痛い足にバンテリンをすりこんだり、シップ薬をベタベタ貼って 

キングサイズの大きなベットの上に大の字になる。




パピルス

2009-05-07 | 日常

 ギザの観光が終わり レストランでランチの後

パピルス工房の見学である。

現代の紙の原点である。 

工房と言っても 何のことはないパピルスのお土産物屋さんである。

パピルスの作り方をまず実演して見せてくれる。

生のパピルスの茎を薄く削ぎ切りしたものを縦横交互にあじろ風に並べて

四角い形にしたものをローラーで圧縮して乾かせばパピリス紙の出来上がりである。

ここにある商品は凄く高い。15年前もそうであった。

1枚数千円~万とする。

道端で 千円! 千円! と売っているのは

5枚千円! いや 10枚千円! 15枚千円! 20枚千円! 25,30枚と

だんだん増えていくのである。

一体全体何処まで増えていくのか 気の毒になるくらいである。

確かに工房のと比べると絵柄の繊細さには欠けるが ちょいと見には分からない。

工房の人曰く 安いのはパピルスでは無くトウモロコシの茎を使っている・・・との事。

我々の目で見比べてもその違いは分からない。 

記念に1枚買うのは高いのもいいが おみやげにた~くさん買うなら道端の品でも・・・と思う。

我が家には骨董品になりそうな15年前の物が沢山あるから 今回は止めよう・・・っと。
(ホテルの壁のパピルス)


エジプトの歴史

2009-05-05 | 日常


正式国名 エジプト・アラブ共和国

緯度   首都カイロは北緯30度
     鹿児島県の屋久島とほぼ同じ 

面積   100.1万平方キロメートル(日本の2.7倍)

人口   7252万人

言語   アラビア語(公用語)英語など

宗教   イスラム教スンニ派(国教)90%   
     キリスト教コプト派、ギリシア正教

日本との貿易 輸出:原油、綿花、石油製品
       輸入:電気機械、鉄鋼


エジプトは世界最古の文明の発祥の地。

エジプトに人類が移住してきたのは、今から3万年前、西アジア方面からと言われている。

その頃もこの地域は雨が少なく砂漠化が始まっていた。

人々は水を求めて移動し やがてナイル川周辺に定住した。と言われている。




スフィンクス神殿

2009-05-03 | 日常
今回見るスフインクスは 昔と同じかしら? と思うくらい違って見える。

何故だかわからないが パッとしないのである。

以前は好きな所から自由に見る事が出来たのに今回は囲いや通路が決められているせい?

それと あまりの人の多さに人をかき分けて見る・・・人の間から見るスフインクスは別物に感じる。

ワイワイ、ガヤガヤでは落ち着いて ゆっくり、じっくりとはいかず満足度がダウン。

添乗員さんの話によれば 1月 2月はこんなもんではないですよ~・・・、

入口のゲートから行列ですよ~・・・とのこと ヒェ~である。

この場所で日本人に会うことは無かったが エジプトは世界中の人々に人気がある国なんだー。

スフィンクスはピラミッドの様に石を積み上げて作ったものではなく 

石灰岩の岩山を削って作ったもの、全長57m,高さ20m

カフラー王のピラミッドの参道に人面獣身のスフィンクスがある。

これはカフラー王の守護の為にあると言われ 顔はカフラー王、身体はライオンと言われている。

スフィンクスの顎髭は 大英博物館に展示してあるとか 切り取って持って行ったのであろう。

世界を旅して いたる所の博物館で「本物は大英博物館に・・・これはレプリカです」と何回聞いたことか 

世界の「スゴイ」と言うものはぜ~んぶ大英博物館にあるようである。

なんか 不愉快な気持ちになるのは 私だけであろうか。

太陽の船

2009-05-01 | 日常

 ラクダ乗り体験である。

ラクダに乗るのは初めての方ばかりで 添乗員さんは写真屋さんとして大忙しである。
我々2人はノーサンキュウ ラクダはごめんである。

ラクダは立ち上がる時、後ろ脚から立つためガクンと前のめりになり落っこちそうになる。

座る時は前脚から足を曲げるので またもやガクンとまえのめりに・・・

むち打ちかぎっくり腰になりそうでラクダは何回乗っても好きになれない。

見る限りはそれほどに感じないが ラクダに乗るとその背はもの凄い高さである。


ピラミッドの裏手? 横? にある博物館でかっての王が乗った木造の大型船が展示されていた。

4500年前 王がナイル川で使っていた船を死後もあの世で使うように・・・と

解体して 切り石で囲った地下に埋められたものだとか

その場所の上に博物館を建て 船を復元して展示してあるが 

4500年の時を経過しているにも関わらず 木はシッカリしており完全な姿での復元には驚きであった。

ナイル川に浮かんでいた往時を想像する。

この博物館に入るのに 靴の上から地厚の布で作ったカバァーを履くのであるが

何のため??? 

何のことはない入館者に掃除をしてもらうためらしい・・・本当?

真意の程は???