春は来る
2011-04-24 | 日常
今回の様な大災害があっても
何事も無かったかのように春は訪れる。
庭の菜の花、カタクリの花、水仙、そして畑の脇の桜は咲ほこっている。
でも いつもの年と違っている事がある。
春の声が聞かれる頃 畑仕事をしていると 例年なら鶯の鳴き声を楽しむ季節である。
手の届く位の近いところで(姿は絶対見る事が出来ない)
最初は「ケキョ!ケキョ!」そして「ホケキョ! ホケキョ!」
半月もすると上手に「ホ~ホケキョ! ホ~~ホケキョ!ケキョ!ケキョ!ケキョ」と
拍手したくなるほど上手に鳴くようになる。
それが 今年は一声も聴く事ができない。。
それは そばの木の上で沢山のカラスが狂ったように鳴いているからと思う。
このカラス 今年は全然鳴き方が違う。
屋根から木へ、木から屋根へと飛びまくりながら鳴きまくっている。
その鳴き方が何しろ気持が悪い。それも沢山のカラスが鳴き合うのでたまったものではない。
ある日は 取り残した人参をほじくり返しついばんだらしく粉々の人参が散らばっていた。
隣の畑の方曰く「浜のカラスですよ、津波で海岸での食べ物が無いから・・・」と
その 真意は分からないが・・・
カラスのいたずらは さやえんどうの莢を半分切り取ってばらまかれている。
夏には キュウリやナスやトマトの小さな実を摘み取って落としてある。
これは困りもの、今年は特に心配である。
カラスの悪知恵は褒めてつかわしたいくらい天下一品
寒い間はキャベツ系の葉っぱをヒヨドリが食べてしまい丸坊主にしてしまうので
鳥よけのネットをかけたらヒヨドリがかかってしまった。
カラスはこの様なヘマは絶対にしない。
腹立たしいが「あっぱれ カラス・・・・」である。