まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

民家のトイレ

2010-07-12 | 日常

 民家を出る時トイレを借りた。

別棟になっており 階段と言うより梯子に近い物を上ると2帖位の土間? の奥に

布が ぺらん と掛けてあり その布をめくって入るとやはり2帖位の広さの真ん中に

長方形の穴がぽっかり その穴で用をたすのであるが 

穴を覗くと1.5メートル位下には土の様なものが・・・

穴の脇には乾燥した土の様になったヤクの糞がこんもり盛ってあり

用を終えると シャベルでその土状のヤクの糞を穴から下に落としかけるのである。

また 穴の脇にはバケツに水と口の付いた手桶が置いてあり

紙を使わない彼らのシャワレットである。

イスラム圏の旅の時いつも思うのであるが、どういう風にして手桶の水でお尻を洗うのか? 

以前の旅のお仲間が手桶を使って洗ってみたら

衣類がずぶ濡れになりえらい目にあった・・・と聞いたことがある。

こればかりは現地の方にもなかなか聞きにくい話で 今だかって不明である。

我々は民家でトイレを借りた時も青空トイレの時も使用済みの紙は必ず持ち帰り

ホテルのゴミ箱に捨てる。

話は戻るが 下肥は乾燥しているから臭いは感じず それは畑の大切な肥料であり

これこそ 完全有機栽培である。