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トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

普賢象と福禄寿

2015-04-21 | 樹木 草花


都心では桜がそろそろ最終段階で遅咲きの八重が真っ盛り

フゲンゾウ(普賢象)は花弁20~50枚の代表的なサトザクラの栽培品種
葉に変化した2本の雌しべと花弁の様子から普賢菩薩が乗る白象に見立てた

フクロクジュ(福禄寿)荒川堤から広がったサトザクラの栽培品種
福禄寿は7福神の一人
花弁は硬質で大きく捩じれるように波打つ

荒川堤から広がったと言われる品種は多い
江戸時代には武家屋敷で栽培されていた桜が 明治になって栽培する人が少なくなったため 江北村(今の足立区)長の清水謙吾が染井村の植木屋高木孫右衛門に依頼して 1886年江北村から西新井村にかけて78種類3000本の桜を植えたのが「荒川堤のサクラ」 1924年には国の名勝にも指定され サクラの栽培品種に関しては荒川堤は中心的な存在になった その後堤防の改修 戦時の伐り出しなどで1940年には絶えてしまった


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