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カタクリの花

2019-03-22 | 樹木 草花


暖かくなってカタクリの花が咲いた
芽吹き前の落葉広葉樹林に生え、他の植物が茂る前に地上から姿を消す春植物(スプリングエフェメラル)

ユリ科の林内に咲く多年草
鱗茎は5cm程で、毎年更新を重ね旧鱗茎の下に新鱗茎が作られるので、開花株では地中深く潜る
初めの種子からの芽生えの一年目には、細長い茎が出ているだけで、2年目から小さな葉が1個付き 年と共にだんだん大きな葉になり およそ7~8年たつと2枚の10cm程の葉を付けて開花する
花が咲くまで随分と長い時間のかかる花だ

3~5月 花は茎頂に1個下向きに付ける
花被片6個は淡紫色で上方へ強く反り返る
雄しべは6個で、そのうちの3個は短く後から伸びる3個は長い
雌しべの柱頭は3裂する

実は蒴果 裂開して種を出す 種の先端にはエライオソームがあり アリが巣に運んで散布する
鱗茎から採った澱粉が真正の片栗粉
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