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バイモ

2021-03-23 | 樹木 草花

バイモ(貝母)の名は、鱗茎が2枚の厚い貝状の鱗片の相対している様子からついた
別名アミガサユリは花の形が編み笠に似ていて、内側に編み笠のような文様があるのでついた名前

ユリ科の多年草 中国原産で日本には薬用植物として渡来した
地下に鱗茎を持ち、白い貝状でアルカロイドを含み薬用に使われる
葉は細長く、先端は巻きひげ状になる

花は3~5月に咲く
茎頂に1~2個の花を下向きに咲かせる
花径は3cmほどで釣鐘状、内側に黒紫色の網目状斑がある
花被片は6個あり緑淡色で、気品に満ちた優雅な花で茶家も好んでよく使われる
実は6角形で扁平な翼を縦に付けた面白い形をしている

鱗茎の生薬名は貝母で、咳止め、痰切り 排膿 催乳などに薬方処方される
貝母1~3gに少量の砂糖を加えて煎じて飲むと咳、痰切りに効くが、含まれるアルカロイドは呼吸運動中枢を麻痺させる強い作用があるので、量を過ごさないように注意すること



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