トチュウ(杜仲)の実が生っていた
果実は翼果で長さ3cm程の楕円形、中央に種子が1個入っている
樹皮や枝、葉を折ると白色乳液が出る
ガタパーチャと呼び、天然ゴムとして利用した
樹皮は漢方薬の原料として使われる
腰痛、足腰の倦怠感、頻尿、肝機能、高血圧などに使われている
かなり前に若葉をお茶にした、杜仲茶が人気だった、血圧降下、肝機能向上に良いという
トチュウ科の落葉高木、高さ10~20mになる
トチュウ科は1属1種で、ニレ科に近縁と言われている
葉は互生し、葉身は10cm程の卵形~長楕円形、先は鋭く尖る
葉を引っ張って裂くと、ゴム状の糸を引く
花は雌雄別株で、4月頃葉の展開とほぼ同時に咲く
雄花も雌花も花被は無くとても地味な花