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ナツツバキ

2024-06-17 | 樹木 草花


夏にツバキに似た白い花を咲かせ、散る時は花ごと落ちる
日本では越冬できない仏教の聖樹サラノキ(沙羅双樹)に擬せて、シャラノキの別名もある

ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木、高さ15m程になる
ナツツバキ属は世界で8種あり、うち日本では3種、ナツツバキ、ヒメシャラ、ヒコサンヒメシャラがある

花は6~7月に咲く
本年枝の葉腋に5cm程の白い花を付ける
花弁は5個、縁は波打ち細かい鋸歯がまばらにある

果実は1.5cm程の蒴果
9月過ぎに熟して5裂する
種子は6mm程で、翼の有るものと無いものがある

樹皮は滑らかで、10年目くらいになると、古い樹皮が薄片状に剥げ落ちて、灰白色や赤褐色の大きな斑紋になり模様が面白く印象的


コメント
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