トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ジャコウアゲハ

2023-09-05 | 虫類

ジャコウアゲハのオスが居た

右は以前撮った雌(参考に・)

成虫が派手色なのは、幼虫の時、毒のあるウマノスズクサを食べていたので体内に溜めているぞ、と見せつけるためと言われている

成虫オスは麝香(じゃこう)と言う香水の香りもする

鳥は色に加え、この香りも嫌がり襲うことはない

アゲハの仲間で、翅色の黒い蝶はジャコウアゲハに擬態していると言われる

麝香は、ジャコウジカのオスの下腹部から出る物質

ジャコウジカもジャコウアゲハも、メスの気を引くために、オスだけがこの香りを出す

 

蛹で越冬して、成虫は4から9月に見られる

8cm以上ある大型のチョウ

細長い翅型と、長い尾状突起が特徴

オスは翅が艶の無い黒色で、メスの翅は黄灰色~暗灰色

腹に赤色帯があり、少し毒々しい

食草はウマノスズクサだが、成虫はツツジ類、ウツギ類、クサギ、アザミ類その他各種の花を訪れる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする