
街路樹の幹にコケが生えていた
ヒナノハイゴケと言うコケだ
樹の幹やコンクリート塀などの上に出てくる
茎は這って枝分かれして、マット状の群落を作る
葉は緑色で光合成をしていて、先端は葉緑体を欠き白く見える
コケは植物の中では最も簡単なつくりをしているので、原始的な植物と言われている
作りは茎と葉を持つ茎葉体と、茎葉が分化しない平らな葉状体の2つがある
根は無くて、仮根と呼ばれる糸状の器官で木や石にへばりついている
細胞には葉緑体があり、光合成をする
花のように見えるのは蒴(さく)で、4~5月頃に蓋が外れて、中に出来た胞子が散布される