トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

イラガの繭

2018-03-27 | 野鳥


成虫は地味な色であまり目だたないが 幼虫は毒毛があり刺さると痛み数時間はイライラするのでイラガと言う

イラガの繭は枝や枝の又で作られて中で幼虫が蛹化する
落葉期には良く見つかる スズメのションベンタゴなどと呼ばれる タゴは壺の意味
前蛹で越冬し成虫は6月から秋にかけて見られる
成虫は鱗粉があるがこれに毒はない
口吻が退化していて成虫は何も食べない

繭は楕円形で硬くてコチコチ 吐き出すたんぱく質により硬化しシュウ酸カルシュウムで白くなる
模様が一つ一つ違って面白い
中の蛹は釣りの餌としても使われる

幼虫(9月のもの)
黄緑色と茶色の配色で棘だらけ 毒刺毛がありうっかり触ると腫れる
食草はカキ クリ クヌギ ウメなど
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする