

コクサギの実が生った
実が生れば中には種があり 自然観察者としてはどんな種なのか 種の散布の方法は?と気になる
植物が移動する最大の機会が種の散布だけに多様性に富んでいる
風散布 水散布 動物に付く はじける 動物に食べられる ポトンと落ちる等々
コクサギの実を割ると プラスチックのような感じのバネが出てくる
熟すとこれがパチンとはじけて左右に開き奥に有った種をはじき出す
はじけて自力散布の種でした

コクサギの葉の付き方は変わっている
2枚が同じ方向に並んで付 次に反対側にまた2枚並んでつく
コクサギ型葉序と呼ばれている サルスベリなども時にコクサギ型葉序になることがある
コクサギ:ミカン科の落葉低木(1~5mくらい) 全体に臭気が有るのが特徴で クマツヅラ科のクサギより小型なのでコクサギ(小臭木)と名付けられた 昔は枝をそのまま水田に入れて肥料にした