キンケハラナガツチバチ 2022-12-10 | 虫類 ツワブキの花でキンケハラナガツチバチが食事中ハチの仲間(ハチ目)はアリの仲間も含む、種類の多い昆虫で日本では4500種以上が知られ、未知のものも多いと言われているキンケハラナガツチバチは秋に多いが、春にも見られることがあるので、一部が成虫越冬していると言われるツチバチ科のハチで、この仲間は巣を作らず、地面に潜ってコガネムシ類の幼虫に産卵する大きさは2cm程で、オスはメスに比べて小さいが、触角は目立って長い胴全体と腹の各節の後縁には、黄褐色の毛が密生する
アキアカネ 2022-12-09 | 虫類 アキアカネが翅を広げてひなたぼこ・・日本でポピュラーな赤とんぼで日本固有種トンボは寒くなって来ると飛べなくなってしまうので、お日様で暖まろうと良く止まって陽を浴びる効率よく温まるために長くて面積の大きい横腹が日光を浴びるように横向きに止まる逆に夏の暑い時期は体温が上がり過ぎてしまうので、尻尾の先を真っ直ぐ立てて影を作り日光の当たる面積を最小限にする初夏に羽化した成虫は、水辺を離れて近隣の山などに移動し、秋に舞い戻って産卵する習性があるアキアカネの祖先は氷河時代に北方から日本やってきたと考えられ、暑さが苦手で高い山で避暑をしているらしい舞い戻ったアキアカネは、午前中おつながりで水田などに飛来し、メスは腹先を水に打つように打水、打泥産卵を繰り返す
ムツキボシテントウ 2022-12-08 | 虫類 少ないテントウムシらしい、都心の公園に居た黒い地に会合線沿いに3対6個の黄色の紋が並ぶ上翅黒色部の外縁は波型で、側縁には達しない大きさは4mmほどでかなり小さいアカマツの林などを好む松に付くアブラムシ類を食べる
カラスアゲハ幼虫 2022-12-07 | 虫類 コクサギの木に、11月の終わりころに出会ったカラスアゲハの幼虫出遅れたのか随分と遅いお出ましだ頭をそっと触ったらヌッとかま首風に持ち上げた大きさは5cmほどあった蛹で越冬して成虫は5月から9月まで見られる幼虫は東京近郊では10月頃まで現れる目玉模様が目立つが、眼状紋で蛇の目に似せて鳥から逃れる目的の模様ホントの目は単眼で、下の方の先端の口の少し上にある食草はコクサギ カラスザンショウ などミカン科植物成虫は主に森林環境、渓流沿いや森林の周辺、都市公園でも見られる日中やや高い所を敏速に飛翔し、ツツジ類 クサギ ネムノキなど各種の花を訪れる
コバネイナゴ 2022-11-25 | 虫類 まだまだ元気にコバネイナゴが跳ねていて、捕まえるのに苦労した普通前翅が腹端に達しないのでコバネイナゴなのだが、長翅型もいる最もポピュラーなイナゴの1種卵で越冬して成虫は7~11月にかけて見られる大きさは♂3cm、メス4cmほどイネ科植物を好み、体の色が保護色になっているイネの害虫として有名だが、農薬散布で数が減り休耕田や川原の草原に追いやられていて、公園でもよく見かける
ツマグロヒョウモン幼虫 2022-11-24 | 虫類 黒い地色に橙赤色の背線があり、同じ色のトゲトゲが目立つツマグロヒョウモンの幼虫家の脇の道路にノコノコ歩いていた、そばにスミレの葉が残っていたのでそこで成長した終齢幼虫のようだ大きさは4cm程もあり結構迫力がある幼虫で越冬して成虫は4月から11月まで見られる食草はパンジーやニオイスミレ類の栽培種を好み、在来種ではスミレやタチツボスミレを利用する人家周辺 都市公園 農地などに見られ、パンジー類の植栽が増えた都市部で多く見られる分布は北上しており、東京付近では2000年代に入り普通に見られるようになったメスは翅の先端(ツマ)が黒い・名の由来成虫♂(8月のもの)
セスジツユムシ 2022-11-23 | 虫類 背中に筋のあるツユムシでセスジツユムシキリギリスの仲間だが、草食のせいかスマートで優しい感じがする植物食のキリギリスは、大あごに発達した臼歯をもっている卵で越冬して、成虫は8~11月に見られる平地や低山地の草原や林縁に居るツユムシは後脚腿節に刺がないが、セスジツユムシは刺がある色々な植物の葉を食べる鳴き声はチキーチキー ジーとあまり高くなく鳴く大きさは35mmほど
アサギマダラ幼虫 2022-11-22 | 虫類 あちらこちらのキジョランの葉にアサギマダラの幼虫を見た小さい幼虫は1齢幼虫 大きさは1cm足らずだった2齢幼虫からは鞭状突起が現れる 前後2対の長い突起が目立つこの突起何の役に立っているのだろうか5齢で終齢幼虫 大きさは4cm程地色は黒で、各節に黄色の大斑紋と青白色の小斑紋があり洒落た色模様だアサギマダラ:幼虫で越冬する春4月頃蛹になり、成虫は5月から10月まで現れる越冬地域は関東から紀伊半島の太平洋側とそれより西で台湾まで春は北方へ移動し、夏は山地の樹林に滞在・発生、頂上付近へ集まる 秋には南下する渡りをするチョウとして有名で、2000kmを移動した記録もあるという各地で長距離移動に関するマーキング調査をしている食草はキジョランなどガガイモ科植物成虫はヒヨドリバナやヨツバヒヨドリなどを好んで訪れる表翅には淡い水色(あさぎ色)があり、大型で綺麗なチョウで人気がある成虫(8月のもの)
アカボシゴマダラ 2022-11-14 | 虫類 エノキの葉にアカボシゴマダラの幼虫が居た背に4対の突起があるのが目印になる頭部に長い角がありナメクジ型イモムシという日本産のアカボシゴマダラは、主に奄美大島に分布している関東で見られるものは人為的に持ち込まれた中国産の外来品種1998年に藤沢市で見つかって以来今では南関東に定着して、山梨県 静岡県などでも確認されているこのまま幼虫で越冬して、成虫は5月から10月まで見られる食草はエノキ市街地の孤立木や幼木も利用しており、環境適応性は高いといわれるアカボシゴマダラ成虫(7月のもの)
アオマツムシ 2022-11-13 | 虫類 だいぶ寒くなった来たのか、アオマツムシが葉の間に入って寒さを凌いでいるようだった卵で越冬して、成虫は8~11月にかけて見られる中国南部原産の帰化昆虫日本へは明治時代に入ってきた樹上性で、街中の街路樹にもいて、リューリューリューと甲高い声で鳴き、よく耳にする足に吸着盤のようなものがあり、すべすべした木でも自由に動き回る食べ物はサクラ カキ モモなどの葉メスは背中が緑色だが、オスは茶色の不規則な斑がある大きさは2cmほど
ムーアシロホシテントウ 2022-11-11 | 虫類 赤褐色の地に黄白色の斑紋が並んだムーアシロホシテントウムーアは学名のCalvia muiriから付けられて、muiriは人名前胸背板には白門が4個、上司の白紋は2-2-2-1-1に並んで、中央の会合線沿いの3個は弧状になっている見にくいが翅端に1個紋がある大きさは5mmほど出現期は4~10月広葉樹林で見られる普通種低木に寄生する白渋病菌類を食べる益虫
キアゲハの幼虫 2022-11-06 | 虫類 黄緑色と黒色の縞模様が目立ち、散在する橙色の点がある特徴的なイモムシノダケの葉に居た大きさは5cmほどあったアゲハチョウ科のチョウで蛹で越冬して、成虫は4月から10月まで見られる食草はセリ ミツバ シシウド ニンジン パセリなど広くセリ科植物成虫は平地から山地の明るい草原にいて、都市部の公園、丘陵地の農地などから山地の草原や湿地などで見られる日中、草原の上をやや敏速に飛翔し、ツツジ類やアザミ類など各種の花を訪れる色調は、表翅は黄色っぽく 前翅上部が一様に黒い裏翅では、前翅上部が黄色く、後翅に濃い赤色の斑がある
ヒメジュウジナガカメムシ 2022-11-05 | 虫類 赤黒模様の綺麗なカメムシがガガイモに集団でいたヒメジュウジナガカメムシと言う長い名前赤黒模様は警戒色で、鳥などの天敵から身を守る効果があると言われる成虫で越冬し3月から11月まで見られる草原に生息し、ガガイモがあれば街中でも見られる関東では200年頃から増え、現在も発生を繰り返している革質部の黒色紋は楕円形で小さい大きさは1cm弱
カネタタキ 2022-11-04 | 虫類 朝は少し寒くなったせいか、葉の間に潜り込むように潜んでいたカネタタキ♂一日中チンチンチンと鐘を叩くように鳴くのでカネタタキと言う明るい赤褐色の頭部・胸部と短い翅が特徴的大きさは1cm程バッタの仲間(バッタ目)でカネタタキ科の昆虫卵で越冬して成虫は8月から11月まで見られる庭木 生垣 公園などに居て樹上で良く見られるオスの前翅はとても短く鱗のようになっていて、発音の為にだけ付いている飛ぶことはできないメスは翅が退化してしまって無い食べ物は色々な植物の葉や小昆虫の死骸
オオミズアオ幼虫 2022-11-03 | 虫類 黄緑色のどっしりした重量感のある美しいイモムシオオミズアオの幼虫のようだ大きさは8cmほどあり、各節背面が隆起していてより太く見えるヤママユガ科の仲間で、この科には12種居て、成虫は大型のものが多い蛹で越冬して、成虫は年2回発生し、5月頃から現れる成虫は全体が淡い緑色で前翅前縁は赤色、10cmほどあり大型の綺麗な蛾食草はサクラ類 カエデ類 クリ ミズキなど多食性