


新型コロナウィルス感染症による全世界での
死者数が、米大学の集計で500万を超えた。
感染者数は、2億4700万人を超えている。
日本国内では、11月1日現在で死者数が
1万8274人、感染者数が172万2603人。
新規感染者数も、1日には86人、前後の日では
200人台とピークの8月からは1%に急減。
だが、世界ではまだデルタ株を主とした
感染拡大が続きており、深刻な影響も出ている。
WHOは10月28日に、世界の症例数と死者数が
2ヶ月ぶりに増加に転じたと報告。
特に、ロシアでは過去最悪の状況が続く。
10月28日には、1日当たりの症例数が4万96例、
死者数は1159人と過去最高の水準が続く。
英国でも、再び感染が拡大し逆戻り状態に。
10月18日までの1週間では、前週比で16%増、
10月31日現在の10万人当りの新規感染者数では
前週より12%減少したが420人超と世界最多。
ロシアは182人、米国も横ばい状態で153人。
爆発的な感染者増に見舞われていたインドは
落ち着きを取り戻しており6人と一桁に。
英国での増加の要因として挙げられているのが
7月に、ジョンソン首相が感染拡大防止策を
止めて経済活動再開に踏み切り、市民生活に
自由が戻った結果の答えだとされる。
満員の通勤電車の車内では、ほとんどの人が
マスクなしであり、密になる映画館や各種
催し会場でも同様の状態。
ワクチン接種は、高い比率ながら初期に
接種をした高齢者などを中心に、抗体が
弱まりつつあることやデルタ株への効果が
比較的弱いとされているアストロゼネカ社
ワクチン接種が主体であったことも要因。
また、感染件数の8%ほどを占める変異株で
従来より10%ほど高い感染力を備えている
デルタプラス株の存在も要因に。
表に出ていない要因として挙げられているのが
低い疾病による休業補償だとされる。
感染しても、働き続けざるを得ない低所得者
層の存在も指摘されている。
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