大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

歯周病があるとコロナで重症化し易い

2022年02月06日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



         




歯の周りに細菌が増殖し炎症を起こす歯周病。

カナダなどの研究者の報告から、歯周病と

コロナ感染者の重症化の関連性に注目が集まる。

報告では、歯周病を持つ新型コロナ患者は

検査数258のうち33人(約13%)が重症化した

のに対し、歯周病のない患者では、検査数

310のうち重症化は7人(約2%)に止まった。

歯周病を持つ患者は歯周病でない人に比べて

死亡は8・81倍、人工呼吸器使用は4・57倍、

集中治療室への入院は3・54倍、合併症発症は

3・67倍リスクが増すデータが出ている。

この結果から、歯周病がない健康な歯の持ち

主は、コロナに罹り難く、重篤化し難いことに

なると専門家は指摘。

また、[歯磨きなどセルフケアも大事だが、

自分で歯垢や歯石はとれない。コロナ期間だけ

でも政府が歯科検診の補助するなど奨励すべき

だ]と国の支援の必要性を強調。

歯周病では、菌が出すプロテアーゼなどの

酵素や毒素が粘膜を傷つけ、歯ぐきや口腔内に

炎症を起こすことで、新型コロナウイルスが

入りやすい環境を作ってしまうと指摘。

また、舌との関連についても、舌にはコロナ

ウイルスが取り付くレセプター(受容体)があり、

新型コロナの味覚障害にも関係している。

舌苔(白く不潔な汚れ)を放置しないように、

舌を清潔に保つことも大切と指摘。

約100年前のスペイン風邪の流行時でも、

歯周病がない人は罹患率が半分以下だった。

備えよ常に! 備えあれば憂いなしです。

健康と安心のメタボへの備えは?



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