備えよ常に! 備えあれば憂いなし
韓国の合計特殊出生率は年々低下し、2023年
には0・72にまで下がり、これで8年連続前年を
下回り続けて歯止めが効かない。
2022年に約5167万人だった人口は72年には
3割減の約3622万人となると予測されている。
経済協力開発機構(OECD)加盟国で、合計特殊
出生率が1を下回るのは韓国だけだ。
特に最近では、若い女性の6割弱が結婚する
意思が無いとの報告も出されている。
韓国統計庁の調査では、30代の未婚率は20
20年に男性で50・8%と半数を超えており、
30年前の5倍以上に。
また、女性も33・6%と30年前の8倍以上に。
韓国では、伝統的に結婚には男性側が住宅を
準備するのが前提とするしきたりが根強い。
専門家は、韓国の若い世代が結婚しない主な
理由が、近年の不動産価格の急騰があるとし、
加えて、高い教育費の負担など、主に経済的な
問題がある。
さらに、儒教的因習から女性は家庭を守る
ことが未だに重視されていることなどが、
女性の結婚離れに結び付いている。
こうした時代の流れが、企業の福利厚生制度にも
影響を及ぼし、企業側に結婚しないことを
届け出した後、5年間結婚しないことを条件に
[非婚手当]としておよそ5万円を支給する企業が
増えているという。
この制度の目的は、不公平の解消策だとする。
結婚すれば、お祝い金などが支給されることに
よる不公平の解消策とされる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?