備えよ常に! 備えあれば憂いなし
中國の経済成長の柱となっていた輸出の
不振が著しい。
10月の輸出額が、前年同月比6・4%のマイナス。
減少幅は9月の6・2%からやや広がった。
これで、6ヶ月連続の減少となった。
10月15日から11月4日まで開かれていた
広州交易会、家電製品から日用品、玩具まで、
全国から3万社ほどものメーカーが参加。
かっては、期間中のホテル代が3倍以上にも
跳ね上がるほどの盛況だった広州交易会も
コロナ明けで期待されたが結果は、成約額が
コロナ前よりも24%も下回る惨憺たる結果に。
この後、半年余は輸出額の減少を意味する。
地方政府にとっても、国民の生活を支えて
来た中小企業の経営不振に加え、土地使用権の
販売も伸びず、財政収入源の窮状が続く。
10月には、政府は12の地方政府と国有金融
機関に対して、中央政府が認める以外の新たな
プロジェクトへの投資禁止命令が出された。
この中には、直轄都市の天津市と重慶市が
含まれており、禁治産者並みの状態に。
この天津市では、9月の土地使用権の売却
収入は前年比21%減と21ヶ月連続の減少。
市の公務員は、2割の減俸に加え、首切りに
怯えるひが続いている。
全国では大小を問わず、地方政府の過半が
給与カットが当たり前になっているという。
支出を減らし、収入を図るは経営改善の鉄則。
ということで、地方政府は財源確保のため
にと、罰金収入増に精を出すことが一般化。
街中での検問や企業への立入りなどで、
交通違反を始め、各種の安全順守義務違反
などのほか、軽犯罪でも法違反として多額の
罰金徴集強化が行われているという。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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