大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

「碧桂園」正式にデフォルト判断される

2023年11月06日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




10月25日、中国の不動産開発の最大手で、

中国政府も財政基盤が安定した安全な開発

企業として推奨していた[碧桂園]が、世界の

主要金融機関が参加する「クレジット・デリバ

ティブ決定委員会(CDDC)]により、ドル建て

社債で初めてデフォルトと判断された。

同社が1540万ドル(約23億円)分の利払いを、

猶予期限の10月18日までに行わなかった。

碧桂園の債券関連手続きを担当するシティ

コープ・インターナショナルが、この点を

[デフォルトに当たる]と債権者に通知した。

マンション建設などの事業は当面、広州

恒大と同様に継続される見通し。

中國政府が、財務内容からみて[優良会社]と

して太鼓判を押していた企業であっても、

23億円程度の債務を不履行にせざるを得ない

ほど、中国国内の不動産開発企業は金欠状態。

特に、コロナによる外出規制解除後の消費

回復の期待が不発に終わり、金融緩和を

行い、住宅購入奨励策を繰り出しても、住宅

販売額は伸びず、消費者心理は落込んだまま。

不動産大手10社のほとんどで売上高が急減。

碧桂園も半期で1兆円もの赤字を出していた。

このため、不動産各社は債券の償還や利払いが

出来ず、報告では、中国の不動産会社が抱える

ドル建ての債務残高1750億ドルのうち、2021年

以降1150億ドルがデフォルトになっている。

大手企業の9割が、デフォルトを起こしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

健康と安心のメタボへの備えは?