大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

ファーウェイ 7ナノ先端半導体をスマホに搭載

2023年11月17日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        



米国は、安全保障上にリスクがるとして

中國が先端半導体の国内生産が出来ないように

西欧諸国と共に、製造に関わる技術や材料、

製造機械などを厳しく輸出規制政策を取った。

9月初め、華為技術(ファーウェイ)は、最新

スマートフォン[Mate 60 Pro]に、中芯国際

集成電路製造(SMIC)が製造した回路線幅

7㎚の先端製品を使用していることが判った。

SMICが製造した新たな7㎚の[麒麟9000s]

チップが使用されていたことで、バイデン

政権が進める先端半導体に関連する中国

包囲網が失敗に終わったことが明らかに

なったと米メデアが論評している。

バイデン政権は2022年、14㎚半導体への

中国のアクセスを阻止するため輸出規制を

強化し、ファーウェイとSMIC両社は共に

規制対象にもなっていた。

7㎚の半導体を組み込んだスマホは、直ぐに

売り切れてたことから、限られた数量しか

製造されなかったものと見られている。

中国は、最先端から5年遅れの半導体を

少なくとも限られた数量で生産でき、極めて

重要な半導体分野での自給という目標達成に

少しずつ近づいていることを示している。

SMICの2023年7~9月期の連結決算では

最終利益が前年同期比80%減の大幅な落込み。

米国が主導する半導体輸出規制の影響を

受けていることは明らか。

だが、ファーウェイは2023年度の投資額の

見通しを当初の63億5千万ドルから75億ドルに

拡大して生産設備を増強するなど強気の

設備投資を続けている。

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