備えよ常に! 備えあれば憂いなし
米国は、安全保障上にリスクがるとして
中國が先端半導体の国内生産が出来ないように
西欧諸国と共に、製造に関わる技術や材料、
製造機械などを厳しく輸出規制政策を取った。
9月初め、華為技術(ファーウェイ)は、最新
スマートフォン[Mate 60 Pro]に、中芯国際
集成電路製造(SMIC)が製造した回路線幅
7㎚の先端製品を使用していることが判った。
SMICが製造した新たな7㎚の[麒麟9000s]
チップが使用されていたことで、バイデン
政権が進める先端半導体に関連する中国
包囲網が失敗に終わったことが明らかに
なったと米メデアが論評している。
バイデン政権は2022年、14㎚半導体への
中国のアクセスを阻止するため輸出規制を
強化し、ファーウェイとSMIC両社は共に
規制対象にもなっていた。
7㎚の半導体を組み込んだスマホは、直ぐに
売り切れてたことから、限られた数量しか
製造されなかったものと見られている。
中国は、最先端から5年遅れの半導体を
少なくとも限られた数量で生産でき、極めて
重要な半導体分野での自給という目標達成に
少しずつ近づいていることを示している。
SMICの2023年7~9月期の連結決算では
最終利益が前年同期比80%減の大幅な落込み。
米国が主導する半導体輸出規制の影響を
受けていることは明らか。
だが、ファーウェイは2023年度の投資額の
見通しを当初の63億5千万ドルから75億ドルに
拡大して生産設備を増強するなど強気の
設備投資を続けている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?