大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 またまた徳政令 これで年が越せる? 

2023年11月15日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




日本政府と同様に、韓国政府も、コロナ

ウィルス感染症蔓延で経済がマヒし、経営

持続が困難な弱小企業経営者、自営業者に

対し、助成金や低利の貸し付けなどで支援。

韓国政府は、2020年9月から2021年12月に

かけて、小規模自営業者向けに支援した

1人当たり最大200万ウォン(およそ20万円)に

ついて、資金不足は借りた人たちの責任に

よるものではなかったとして、10月末に

借金棒引きをすると徳政令を発令。

内容は、小規模自営業者約57万人へ貸付けた

約880億円の返済を免除するというもの。

韓国の自営業者比率は、2022年度で全雇用者中

23%を占めており、工業国では最大の比率。

大企業の従業員も50歳前後で離職して、

小規模な企業を立ち上げ、事業主となり、

また、近年は一流大学を出てもまともな

仕事にありつけず、アルバイト生活を続け

ざるを得ない実情があり、終身雇用制と

年功序列賃金制の弊害が問われて来た。

だが、強力な政治的な力を振り回す労働組合の

存在がネックとなって、改革が進まない。

かくて、底辺層で日々の生活を送る人たちは

家計負債を膨らませるばかりで、借金をして

借金を返済する生活を強いられ、いずれ、

返せぬ借金は国が何とかしてくれるはずとなる。

国による借入金の返済期限延長や貸付利息の

棒引きなどの政策の繰返しで、国民には

最後には国がしりぬぐいをしてくれるとの

考え方が定着しており、借金をして株式投資を

行うような投機的行動を安易に行う。

支払や返済に対する自己責任の感覚が欠落

しているのだ。

日本政府は、あれほど忌避していた韓国に

対するスワップをあっさりと締結。

韓国政府も、いざという時に日本に頼めば

何とかしてくれるよ、と、日本の首相の

徳政令の発令を当たり前に思っている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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