大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

習近平 保身優先で不動産不況は知らぬこと

2023年11月10日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





中國不動産開発企業の最大手の碧桂園が

デフォルトを起こし、これによる経済への

危機的波及に直面する事態になっても、恒大

集団の破綻時と同様、政府は動かぬまま。

最大手にまでデフォルトの連鎖が及んだ

発端は、不動産開発企業への[財務3原則]に

よる金融機関などからの借り入れ拡大の規制。

これにより、不動産開発企業の金融機関との

癒着関係調査を強化し、恒大集団の49兆円超

にも達する巨額負債に大きな要因は国内

第4位の中国銀行に在るとして会長を逮捕。

預金高で10位の商業銀行の中国民生銀行も、

同様に恒大集団への過剰貸し付けで調査中。

民間銀行は、大口の借り手であった不動産

開発企業や開発に絡む地方政府の融資平台への

融資の道が細るだけでなく、癒着を念頭に

当局による調査強化で営業どころではない。

行員は、3割にも及ぶ給与カットや首切りに

怯えて、これまた仕事が手に付かないという。

国のGDPの2割強を占めるとされる不動産

関連経済、一般家計資産の7~8割が不動産

関連であるとされる不動産が骨格の中国経済。

これらの動きが止まり、その影響が銀行に

まで及んできているが習近平は動かない。

国を揺るがす事態になっても、問題点は

民間に在るとしてスケープゴート作りに

精を出して、保身を図っているとの指摘。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

健康と安心のメタボへの備えは?