備えよ常に! 備えあれば憂いなし
中國不動産開発企業の最大手の碧桂園が
デフォルトを起こし、これによる経済への
危機的波及に直面する事態になっても、恒大
集団の破綻時と同様、政府は動かぬまま。
最大手にまでデフォルトの連鎖が及んだ
発端は、不動産開発企業への[財務3原則]に
よる金融機関などからの借り入れ拡大の規制。
これにより、不動産開発企業の金融機関との
癒着関係調査を強化し、恒大集団の49兆円超
にも達する巨額負債に大きな要因は国内
第4位の中国銀行に在るとして会長を逮捕。
預金高で10位の商業銀行の中国民生銀行も、
同様に恒大集団への過剰貸し付けで調査中。
民間銀行は、大口の借り手であった不動産
開発企業や開発に絡む地方政府の融資平台への
融資の道が細るだけでなく、癒着を念頭に
当局による調査強化で営業どころではない。
行員は、3割にも及ぶ給与カットや首切りに
怯えて、これまた仕事が手に付かないという。
国のGDPの2割強を占めるとされる不動産
関連経済、一般家計資産の7~8割が不動産
関連であるとされる不動産が骨格の中国経済。
これらの動きが止まり、その影響が銀行に
まで及んできているが習近平は動かない。
国を揺るがす事態になっても、問題点は
民間に在るとしてスケープゴート作りに
精を出して、保身を図っているとの指摘。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?