備えよ常に! 備えあれば憂いなし
福島第一原子力発電所構内に、約1000基の
タンクで保管されている処理水は五輪の
競泳用プールの約500杯分に相当する。
放出の完了には数十年を要するとされる。
この処理水の海洋放出計画について、2年間の
レビューを終えたIAEAのグロッシ事務局長が
7月4日、海洋放出プロセスの安全性に関する
評価を盛り込んだ包括報告書を首相に手渡した。
IAEAは、放出計画はグローバルな安全基準と
合致していると評価し、日本が計画通り処理水の
海洋放出を実施したとしても[水や魚など
環境に大きな影響はない]と強調した。
だが、これに対して中国は、IAEAの包括
報告書について、[報告書では日本側の海洋
放出の正当性と合法性は説明できない]。
[IAEAは、核汚染水による海洋環境や生物の
健康への長期的影響を評価するのに適した
機構ではない]と批判。
中国外交部は、[日本側が独自の道を歩むので
あれば、その全ての結果を負わなければ
ならない]とする声明を発表。
IAEAという国際機関による綿密な審査を
経て下された評価であって、日本の独断で
決定したものではないこと位は判るだろうに。
専門家は、中国は自国の主張と異なる判断に
対して、正しい結論内容を曖昧にするという
常套手段を取るいつもの手だと指摘。
日本ば計画するトリチウム年間排出量は、
22兆ベクトルであるが、環境省などの報告では、
福島第一原発 22
中国(紅沿岸原発) 87
韓国(古里原発) 91
米国(ブランズウイック原発) 4
としており、中国や韓国の海洋放出反対国の
原発から放出されているベクトル量は、福島
第一原発からの海洋放出の4倍にも達している。
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